クライアントが提示した案件の取り分を交渉しつつ自社の戦力でこなして行き、自社の評判を高めていくゲームです。
プレイヤーの一人がクライアント(依頼主)になり、案件を提示して、報酬の取り分を決めます。
他のプレイヤーは他社を出し抜くため、報酬を下げる、または自社の戦力を増やして案件を解決できるなどとアピールして、クライアントに選ばれるように交渉します。
クライアントが条件のいいプレイヤーを選んだらサムズアップ!
交渉成立として案件を解決するフェイズに移ります。
案件に書かれた数字以上を出すためプレイヤーはサイコロを振ります。一つでも書かれた数字以上だったら案件解決!
お互い取り分通りにカードを引き、自社の内部留保(勝利点)として一枚を保管します。報酬の割合が多ければ高い小利点のカードを手に入れる確率が高くなるわけです。
お互い報酬の割合を多くしたいので、交渉のやり方が重要。ただ、基本的に下請けを選ぶクライアントの立場が強いので下請けは泣く泣く取り分を下げて仕事を受ける事になります。
クライアントはラウンドごとに変わるのでいつも不利な条件という事にはなりませんが、どこかで内部留保を引く確率を高めないと負けてしまいます。
勝利点が10になったらそのプレイヤーの勝ち。
手札を増やす借金カードや、案件を失敗したプレイヤーから内部留保を得られる賠償カードなどの要素もあり、一筋縄では行かないゲームになっております。
社長とか営業とかの悲哀がよく解る、尖ったテーマのゲームなので、ブラックな笑いが好きな人とかは雰囲気とかでも楽しめそうです。