あまやどりで、4人と6人でプレイした感想です。
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6ニムトやアブルクセン、エルグランド、ティカルなどをデザインしたウォルフガング・クラマーによる、7×7のエリアに駒を置いてマジョリティを競う、エリアマジョリティゲームです。
ルールは、ニューゲームオーダーのホームページにルールのPDFファイルがダウンロードできますので、そちらでご確認ください。
NEW GAMES ORDER フォルム・ロマヌム
http://www.newgamesorder.jp/a/newgamesorder.jp/www/games/forumromanum
4人と6人でプレイした感想ですが、全ての情報が公開されている、いわゆるアブストラクトゲームで、一手番一手番が非常に重たいです。自分の手番でできることは、自分の駒を盤面に1個置くことか、盤面にある自分の駒を1個置き直すかだけなのに、ゲーム中は息苦しいほどです。
プレイしている最中は皆ずっと頭を悩ましており、私を含めて「あっちに置くと、こっちが…」というような独り言をブツブツ話していました。
決算が起きたときの得点計算も独特で、各エリア(色別エリアと縦・横・斜めの列)のマジョリティでは、マジョリティ争いで勝てば6点〜9点のプラスとなりますが、マジョリティ争いで負けたら1人負けだとマイナス4点で一緒に負けだとマイナス2点となります。
どこで勝ってどこで負けるかを想定しながら、最後は1番高い点数を狙うのですが、4人もそうでしたが6人だと前の手番から盤面が大きく変わっているので、予想するのがなかなか難しかったです。
このゲームは、どちらかというと将棋や囲碁の世界に近しいゲームで、私はこうしたゲームは好きなのですが、苦手な人は敬遠されるのではないかとも思います。
ただ、プレイ感は軽く、6人でインストも含めて1時間足らずで1ゲームが終了したので、とても楽しくプレイできたと感じたゲームです。