その他のアカウントでログイン/登録
Eメールでログイン
「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
メーカー:メビウスゲームズ
03年ゲーム大賞(Spiel des Jahres)受賞ゲームです。
プレーヤーは優秀な建築家となり、各自のアルハンブラ宮殿を建設します。宮殿・庭園・アーケード・パビリオン・住居・塔などを建設します。建設にはもちろん費用がかかります。しかし、その時々により必要な通貨が変わるのです。それ以外の通貨は使えません。手番の開始前には、写真右上のように4つの建築物が4つの通貨が描かれたマスに置かれています。それらを手に入れるためには、マスに描かれた通貨で、建築物タイルに書かれた金額を支払う必要があります。
また、手番の開始時には、お金カードが4枚(必ずしも4種類の通貨が1枚ずつとは限りません)表にして置かれています。
プレーヤーは自分の手番に3種類のアクションの内一つができます。
1.お金カードを1枚取る。ただし、合計金額(通貨の種類は関係なく)が5以下なら何枚でも取れる。
2.建物タイルを、そこに書かれた通貨を使って買う。ただし、お釣りは出ない。また、お釣りなしのぴったりした金額で支払うことができたら、もうひと手番行うことができる。追加の手番は、通常と同じくどれをしてもよい。買った建物タイルは手番の終了時に、自分のアルハンブラに配置するか、自分の建物ストック置き場に置く。
3.自分のストック置き場にある、建物タイルを自分のアルハンブラに加える。または、自分のアルハンブラの建物タイル1枚をストックに戻す。または、ストックの建物タイルと、アルハンブラの建物を交換する。これらの内いずれかを行う。
一人の手番が終わったら、表にして置かれているお金カードと建物タイルがそれぞれ4枚になるように補充します。
建物タイルは、スタートタイルである噴水タイルから始めて、すべて辺でつながるように配置します。ただ、いくつかのタイルには壁が描かれています。壁の辺は壁の辺としか接しておくことはできません。また、噴水のタイルから歩いてゆけないタイルの配置はできません。つまり、壁でさえぎられたり、タイルの置かれていない部分を通過しないと行けないタイル配置はできないのです(写真右下のアルハンブラは間違っています。上の1枚は置けません)。そのため、せっかく購入したタイルがすぐに置けずストックにいったん置くことがあるのです。
ゲームの途中で3回の得点計算があります。このとき、それぞれの建物の種類について、一回目の得点計算時には一番多くの建物を持っているプレーヤーが得点します。2回目には、一番目と二番目に多く持っている人が得点します。また、ゲーム終了時の3回目の得点計算時には、3位までが得点します。
そのほか、連続する外壁の長さがそのまま得点になります。
なお、ストックに置かれたままの建物タイルは一切得点に関係しません。
他のプレーヤーのアルハンブラにある建物の種類と数をよく見て、買う建物カードを考えましょう。しかし、欲しい建物カードがお釣りなしで買えると限りませんし、その通貨を足りるだけ持っているとも限りません。また、配置できるタイルかどうかも考えましょう。欲しい種類で、配置できて、外壁を伸ばせる建物タイルがベストです。
プレイ時間も1時間以内ですし、運の要素もかなりあり、手軽に遊べる楽しさが、ゲーム大賞に選ばれたポイントでしょうか。
会員登録後、通知送信先を設定すると入荷通知を受け取れます