ナイトメア大富豪:モンスターたちの大富豪カードゲーム徹底解説
こんにちは!今日はユニークなカードゲーム「ナイトメア大富豪」をご紹介します。2〜4人用、8歳以上を対象にした、プレイ時間約20〜30分の手軽に遊べるゲームです。
ストーリー:人間の目玉を集めるモンスターたち
今夜も様々な理由から富(人間の目玉)が必要なモンスターたちは、ある屋敷で開かれている究極の「大富豪ゲーム」に手を染めていきます...。
このゲームの世界観は、可愛らしくもちょっとダークなモンスターたちが、人間の目玉を集めるために大富豪(カードゲーム)で勝負する、というユニークな設定です。子どもでも楽しめる可愛いイラストながら、少しホラー要素もあるテイストが特徴的です。
ゲームの内容物
- ゲームカード:42枚
- ノーマルカード:24枚(赤青黄の4〜6×2枚、赤青黄の2〜3×1枚)
- プラスカード:6枚(赤青黄の2〜3×1枚)
- ストップカード:6枚(赤青黄の1×2枚)
- ワイルドカード:5枚(黒の2〜6×1枚)
- ストップ&ワイルドカード:1枚(黒の1×1枚)
- 得点カード:4枚(表:1点/裏:2点)
- 説明書:1部
ゲームの概要:大富豪の基本ルールにひねりを加えた戦略ゲーム
このゲームでは、ラウンドと呼ばれる小さなゲームを繰り返して得点を獲得していきます。各ラウンドでは、場に出されたカードよりも強いカードを出していき、いち早く自分の手札をなくすことを目指します。
カードの強さ
1 < 2 < 3 < 4 < 5 < 6 < 7 < ...
※数字の大きさがカードの強さとなります
カードの出し方:3つの出し方でバトル!
以下の3種類の出し方があります:
A:1枚出し
任意の数字1枚
例:〈1〉や〈4〉など
B:複数枚出し
2枚以上の同じ数字
例:〈5〉〈5〉や〈2〉〈2〉〈2〉など
C:階段出し
3枚以上の同じ色の連続する数字
例:〈1〉〈2〉〈3〉や〈2〉〈3〉〈4〉〈5〉など
ゲームの準備:手札を配って勝負開始!
- すべてのゲームカードをよく切り混ぜ、手札としてウラ向きでプレイ人数に応じた枚数を各プレイヤーに配ります:
- 4人:手札9枚
- 3人:手札12枚
- 2人:手札12枚(余った12枚のカードは使用しません)
- 残りの6枚のカードは、ウラ向きで共有の山札とします。
- スタートプレイヤーを決めます。
- 最初のラウンドは任意の方法で決めてください。
- 以降のラウンドは、直前のラウンドのスタートプレイヤーの左隣のプレイヤーです。
ラウンドの流れ:強いカードを出して手札を減らそう!
-
スタートプレイヤーが最初にカードを出します。
- スタートプレイヤーは、手札からカードを1枚選び、場にオモテ向きに出します。
- 最初のカード出しは必ず1枚出しをしなければなりません。プラスカードによるカードのくっつけもできません。
- カードが場に出されて以降は、時計回りの順番で各プレイヤーが、直前に場に出されたカードと同じ種類の出し方、かつ同じ枚数でより強いカードを出していきます。
例:
〈2〉→〈3〉→〈5〉
〈3〉〈3〉→〈4〉〈4〉→〈6〉〈6〉
〈2〉〈3〉〈4〉→〈3〉〈4〉〈5〉
- カードが出せない、もしくは戦略的に出したくない場合は、「パス」を宣言します。パスを宣言した場合、山札の一番上のカード1枚を取って手札に入れます。そして、順番が飛ばされます。山札がない場合は、単に順番が飛ばされるだけです。
- パスをした後、自分の順番が再び回ってきた場合は、改めてカードを出すかパスをするかを選択します。
- 最後にカードを出したプレイヤーを除く全員が続けてパスをし、そのプレイヤーの順番が再び回ってきた場合は、場が流れます。
- 場に出されたカードをすべて脇に避け、最後にカードを出したプレイヤーが改めて手札から3種類の出し方のうち1つを選び、手札からカードを場にオモテ向きに出します。
※各ラウンドの最初と場が流れた直後だけはパスができません。
- これらをいずれかのプレイヤーが手札を出し切るまで繰り返します。
特殊カードについて:ゲームを盛り上げる3種類の特殊効果
特殊な効果を持つカードが3種類あります:
●プラス:数字の右肩に〈+〉
1枚出しを拡張し、同じ色のプラスや同じ色の数字カード1枚にくっつけて1枚のカードとして出すことができます。
例:
〈+2〉 = 〈2〉
〈+2〉〈+3〉 = 〈5〉
〈6〉〈+2〉〈+3〉 = 〈11〉
〈3〉〈+2〉〈2〉〈+3〉〈5〉 = 〈5〉〈5〉〈5〉
●ワイルド:数字の下に〈◆〉
赤青黄のうち、任意の色として使用することができます。
例:
〈2◆〉〈3〉〈4〉 = 〈2〉〈3〉〈4〉
〈5〉〈6〉〈5◆〉〈+2〉 = 〈5〉〈6〉〈7〉
●ストップ:数字の下に〈黒六角〉
直前に場に出されたカードが「6以上」または「6以上を含む複数枚の組」だった場合、ストップを宣言することができます。そうした場合、強制的に場が流れます。
場に出されたカードをすべて脇に避け、ストップカードを出したプレイヤーが改めて手札から3種類の出し方のうち1つを選び、手札からカードを場にオモテ向きに出します。
例:
〈6〉〈6〉→〈1黒六角〉〈1黒六角〉
〈3〉〈+4〉 = 〈7〉→〈1黒六角〉
〈5〉〈6〉〈5〉〈+2〉→〈1黒六角〉〈2〉〈3〉
ストップカードは、ストップの効果を使わず単なる1のカードとして使用することもできます。ただし、その場合は場は流れません。
●ストップ&ワイルド:数字の下に〈◆黒六角〉
ストップとワイルドの両方の効果を持ちます。
ラウンドの終了および得点の獲得:モンスターたちの勝負の行方
- いずれかのプレイヤーが手札を出し切ったら、即座にラウンドが終了し、そのプレイヤーが得点を獲得します。
- 他のプレイヤーの手札と共有の山札に残ったカードのうち、黒のカードの枚数を数え、枚数に応じて以下の得点を獲得します:
- 獲得した得点は、得点カードを使って記録します。
ゲーム終了及び勝利条件:3点を目指せ!
- いずれかのプレイヤーが合計3点以上を獲得した時点でゲームは終了し、そのプレイヤーがゲームの勝者となります。
登場キャラクター:個性豊かなモンスターたち
ゲームには様々なモンスターキャラクターが登場します:
- フラッター・ゴースト:気弱な性格を変えたいお化け。「人の目を食べれば強くなれるらしいので...」
- 水色担当フランケン:オタ活に勤しむフランケンシュタイン。「推しのミキちゃんに貢ぐためにはたくさんの生贄が必要で、人の目はそれに最適!」
- 失恋マミコ:フラれたショックでスマホを割っちゃったマミー。「とにかく修理にお金が必要なの」
- うんざりウルフィー:普通の人間に戻りたいオオカミ男。「満月になるたびに狼になるなんて不便すぎるぜ!人の目を売った金で普通の男になるんだ」
- ラブ・イン・ブラッドのボーカル:売れないバンドボーカルのヴァンパイア。「俺らのバンドが全く売れないのはなぜなんだ?広告費でも稼ぐとするか」
- ウィッチペップ:あわてんぼうの魔女。「若返りの魔法を間違えて子供になってしまった〜どうして顔だけは変わらないのかねぇ」
- ジャック・ボーイ:カボチャが頭から外れない男の子。「この顔は魔女の呪いで、ぼくは本当は人間なんだってば!人の目をあげたら元に戻してくれる?」
- 黒猫:実はとても頼りになる猫。「誰かに付いていくのが好きで不幸を連れて!」
まとめ:モンスターたちと大富豪を楽しもう!
「ナイトメア大富豪」は、日本でおなじみの大富豪(カードゲーム)に特殊カードやユニークなキャラクター設定を加えたゲームです。ルールは基本的にシンプルながら、特殊カードの効果により戦略的な深みが加わります。家族や友人との集まりに最適なカードゲームとして、ぜひ体験してみてください!
興味のある方はJampopoのインスタグラムアカウント、Jampopoノブ(@jampopo_bg)に遊びに来てくださいね。他にも素敵なボードゲームがたくさん紹介されています!詳しくはぜひラジオを聴いてみてくださいね。