クトゥルフ・ダイス

一言でいえば「コレクターズアイテム」。

クトゥルフ神話でおなじみのエルダーサインやイエローサイン等の印が彫られた12面ダイスを振り、正気度を奪い合う。

9分9厘運ゲー。戦略もへったくれもなくダイスを振るだけの単純なゲーム性。

日本語版では正気度トークンの絵が、まんま表紙のクトゥルフが印刷されたものである。邪神クトゥルフを正気度扱いするのはちょっと納得がいかない。せめてエルダーサインにすべきでは…

特に手番プレイヤーマーカーは漢字で「呪詛」と書かれているだけ。流石に別売りのクトゥルフモチーフのメタルコインを購入して代用。正気度トークンも緑のガラストークンを購入して代用している。

結局、コンポーネントのうちで今使っているのは、特殊12面ダイスだけである。

故に「コレクターズアイテム」なのである。

戦略も特になく、ダイスを降って発狂を楽しむゲームです。装飾やダイスのデザインは素晴らしいのですが、このゲームが楽しめるかは、遊んでいるメンツ次第といえるでしょう。

運ゲーを楽しめる、アホなノリで騒げる、クトゥルフ様の信奉者である、等などの条件に合致するならばおすすめできます。

びっくりするほどシンプルというか、なんだろう？
戦略とか駆け引きとかは特になく、基本直接攻撃で、仲のいいクトゥルフ仲間とセッションの隙間で遊ぶ感じの立ち位置だと思ったらいいのかな。

ダイスが大きくて重くてかっこいい！

ダイス振るだけのクトゥルフゲーです。ほぼ運任せです。

最もシンプルなクトゥルフゲーでしょう。

付属のダイスはカッコイイです。

狂気に陥ったら呪詛を込めてダイスを振り妨害を試みましょう（笑）

あっけなく全滅というのも勿論あります。むしろその方が笑えます。

バカゲーに近い感じです。「こんなんゲームじゃない」と友人に言われました。

酒に酔いながらやるといいかもしれません。

準備

正気度トークンを3個ずつ取ります。

最初の呪者を決め、その人の前に呪詛トークンを置きます。

連続してゲームを行う場合、直前のゲームの勝者が最初の呪者になります。

ターン

1.攻撃フェイズ

呪者は被害者となるプレイヤーを1名選択します。ダイスを振って呪いの攻撃をおこないます。

2.反撃フェイズ

被害者は報復します。呪者を対象に、ダイスを振って呪いの攻撃を行います。

※攻撃フェイズで被害者の正気度トークンが全てなくなっても、報復は行います。

3.ターン終了

ターン終了時、正気度トークンがないプレイヤーは狂気状態となります。

※ターン終了前に無くなっていても狂気状態とはなりません。

時計回りに呪詛トークンを渡し、このプレイヤーが新たな呪者となってターンを行います。

プレイヤーはパスすることはできません。

勝利条件

ターン終了時に誰か1人だけが正気を保っていれば、このプレイヤーが勝利します。

ターン終了時に全てのプレイヤーが狂気に陥っていればゲームは終了し、クトゥルフが勝利します。