ガブル

１対１で戦う２人用ゲームです。

綺麗なピンクと黄緑で、遊んでいてテンションがあがります…！

９列あって、連続して３列か、全体で５列勝つことができたら勝ちです。おや？と思ったけど、バトルラインと勝利条件は同じでも、プレイ感は全然違います。

３つストック＋毎回１つコマを取り、４択の中からどれか１つを立てて並べます。

相手からは数字は見えません。５つ全部揃ったら、オープン。基本は数字が大きいほうが勝ちです。

ただし、数字が小さいほうが負け、というふうに逆転させるコマ（上の画像の真ん中にある火山と雲）があったりします。

また、卵は割られたら即負けです。

何回か連続して遊ばせてもらったんですが、これは相手の緑が即負けしたパターンです笑

５はかなり大きめの数字なんで、卵を守ろうと勝ちにきているんですが、わたしが雲を仕掛けたばっかりに逆転し、あっさりと負けていきました・・・

一番長引いたときは、ほぼ最後まで行きました。ぎっっしり！！！！

なんでかって、お互い弱みである卵を早めに引いちゃいまして、つい強がってど真ん中においたんですね。一応守るための恐竜も置いているのですが。

相手にばれるのが怖くてわりと弱気に勝負をあまり決めない方針で行くと、こういう風になります。

勝負は一瞬でおわるときもあるし、長くても１０分～１５分くらいです。つい、もう１回！となる中毒性があるゲームだと思います。

サイズも大きめで、木のコマで、何よりこの鮮やかな発色と恐竜というテーマが好きです。よいゲーム！

ゲムマ2018秋にて購入した友達とプレイ。とても面白い。

わたしは基本的に時間と距離が離れているものが好きで、そうなるとすでにある程度の評価が付いたヨーロッパのボドゲに手を出すことになり、国産新作ボドゲはなかなか触れる機会がない。

そんな斜に構えている自分にとっても非常に刺さる作品でした。すでに書かれているように即座にバトルラインを思い出す仕組みですが、個人的にはバトルラインより遥かに好み。ここに書くことでもないけど、バトルラインは戦術カードのバランスが悪いんだよな。ガブルは大富豪で言うところの革命状態にできる駒が二つあるだけなので、シンプルでよい。シンプルかつ劇的。

アートワークも素晴らしい。唯一の問題があるとすれば（それはゲムマに行かない自分が悪いのだが）今死ぬほど欲しいのに手に入れる術がないことくらいか。

2人用のちょうどよいボはなかなかないので新定番になったらいいな。国産もちゃんとチェックしなきゃなと思わせてくれるガブルでした。

他の方が、遊び方・ルールについてはしっかり書いているので、

そこらへんはすっ飛ばして書きます。

システムは、読み合いです。

相手が、何のタイルをどこに配置しているかを想像し、予測するゲームです。

ランダムに引いた4枚の中から配置していくので、

自由に配置できる訳では無いのと、

対決が起こるとタイルが一列オープンになるので、

そこからは読み合いだけでなく、残っているものの把握が必要になります。

読み合いのゲームは、プレイヤーによっては

まったく読まずに当てずっぽうでゲームする方もいると思います。

あてずっぽうで、ゲームをされてしまうとこのゲームは格段につまらなくなります。

このゲームの醍醐味は、両者が相手の心理を予測して、相手ならこう言うときに、

強さが逆になるタイルを置くとか、絶対この列に卵を隠している！とかの予測をし、

それを言い合いながら、ワイワイと2人で対戦し、当たったハズレたを楽しむことにあります。

そう言ったプレイをされる人同士で遊ぶと格段に面白いゲームです。

インストも簡単で、短時間で終わるので、

ゲーム会で2人が開いた時の時間調整にうってつけだと思います。

持ち駒を順に出し合って、自分の色(ピンクorキミドリ)の合計数を競うゲーム。5×8の場に、タテ列(5マス)の隙間が無くなるまでは相手に見えないように駒を並べていきます。基本は足した数が多い方が勝ちなので、枚数を重ねて一つでも多く駒を出した方が有利になるのですが、"合計数が小さい方が勝ち"に逆転出来るコマがあるので、枚数を重ねれば絶対勝てるという訳でもありません。わたしは行動パターンが単純なのか6戦1勝5敗という惨憺たる成績でした。数少ない経験ゲームでいうとトロルの系統。