絵柄はコミカルですが冒涜的なゲームで、デッキ構築型ゲームが好きな方やクトゥルフ神話が好きな人は面白く遊べると思います♪
プレイヤーは邪教の教祖となって、クトゥルフ神話に関係のある地域を拠点にしながら、神話生物やアーティファクトやそれらに関係する人々の力を使って他プレイヤーである敵対している邪教教祖の正気を0にするというゲームです。
クトゥルフ神話とは、コズミックホラーと呼ばれるジャンルの小説の始祖であるH・P・ラヴクラフトや、それに感銘を受けた作家たちによって作られた恐怖の世界観です。
遊び方は、プレイヤー其々が最初に「信者」「ならず者」「儀式」のカードを合わせた10枚のデッキを手にしてシャッフルし、手札として5枚をひきます。それを使い山札から数枚めくられ並べられたカードを手に入れ捨て札として自身の捨て札置き場に置きます。また、カードを使って他プレイヤーの正気度(SAN値)を減らします。使用したカードは自身の捨て札置き場に置きます。手札でできる事がなくなったら残った手札全てを自身の捨て札置き場に置いてデッキから5枚をひきます。デッキ枚数が少なくなって5枚引けない場合は自身の捨て札置き場にあるカードをシャッフルしデッキに足します。手番ごとにそれを繰り返し、山札のカードをデッキに追加していきながら他プレイヤーの正気度を減らしたりして、他プレイヤー全ての正気度を0にしたら勝利です。
他にも「拠点カードを使い自身の正気度を守ったりカード効果を使いやすくする」や「カード効果によりデッキ内のカードを除外しデッキを圧縮し使いやすくする」など様々なルールがありますが、基本は先に書いたことを行い遊びます。
プレイ中に自身のデッキ枚数や内容を調節するゲームで有名なものでは『ドミニオン』などありますが、それに似ている感じです。違うのは他プレイヤーへ直接ダメージを与えゲームから脱落させることを目的とするところです。
山札から追加できるカードはクトゥルフ神話に関係のあるものばかりで、それらが好きな方には馴染みのあるものばかりだと思います。ただ、カードに描かれた絵はコミカルですので、それについては好みが分かれると思います。
ゲームとしては面白くできていると思いますのでクトゥルフ神話を知らない人も楽しく遊べると思いますし、それらを知っていればよりのめり込みやすく、誰にでも楽しいゲームだと思います! ぜひ遊んでみてください♪
それでは、お互いに楽しく素晴らしいゲームライフを!