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うまい作戦で、「誰よりも数字カードを14枚、数字順に並べたら勝ち」というきわめてお手軽かつスピーディなカードゲームです。
しかしほどよい妨害と、プレイヤーの取れる選択肢が複数あるので、単純すぎることもなければ、何度遊んでも飽きてしまうこともありません。いつ、どのタイミングで、何をすべきなのか、運も味方につけながら、遊ぶたびに学ぶことになるでしょう。初心者はもちろん、中級者以上にも安心してお勧めできるゲームです。
2vs2の協力&対立型ゲーム。
自分か仲間の場に1-13のカードを並べることが目的です。
カードには数字の他、入れ替え、除き見、泥棒、捨て札からの取得(犬)など特殊な条件を含むものが存在しています。
それらを駆使して敵を妨害し、自分か仲間いずれかの場を完成させる必要があります。
比較的軽めのプレイ感です。
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オススメの軽ゲーです。ニムトやアブルクセンより好きなのですが、日本語版があまり普及しなかったため、知名度がイマイチで残念です。
1〜14の数字を順番に先に並べた人の勝ちです。
2、3人プレイでは、2列作ります。
4人プレイでは、個人戦とコントラクトブリッジのようなペア戦の2種類ができます。いずれも1列作ります。
まずランダムに13枚を1列に並べます。これは全員共通のスロットです。
手札を7枚ずつ配ります。(4人プレイ時は5枚)
先手から7枚のうち1枚を自分の前に出し、並べます。最初は1しか置けません。ただ、1というカードはなく、1/11兼用のカードしかありません。また、なぜか13のカードが1の代わりとなります。
つまり、1/11カードまたは13のカードを出さないとスタートできません。手元にない時は、スロットから買うことができます。買い方は、例えば、左から8番目(第8スロット)に1/11カードがあった場合、8のカードを手元から捨て、そのカードを貰います。(そのスロットに山札から補充)
並べたい数字がない場合、他にも方法があり、以下のカードを捨て山に捨てます。
■4…第1〜第8スロットの好きなカードが買える
■7…山札の上から7枚を見て、好きなカードを貰える
■14…捨て山を全て見て、好きなカードを貰える
■?…全てのスロットの中から、好きなカードが買える。または、並べたい数字の代わりとして自分の列に置ける
■泥棒…相手の並べた列の一番右端のカードを貰える
4、7、14はもちろん、数字としても使えます。
一人二役プレイで遊び方を説明します💦
先手(右側)は今、7までの列と2までの列があります。後手(左側)は5までの列と3までの列があります。先手の手番です。先手の手札は右下の7枚。8か3があればどちらかの列に置けるのですが、あいにくありません。そこで14のカードを捨て、捨て山から漁ることにしました。捨て山には8があったので貰いました。ここでは9で3を買う手もありました。第9スロットが3だからです。しかし9は8の次にすぐ使いたいので勿体無く、14を使いました。戦略の分岐点です。
終盤。先手は1列完成させ、2列目も9まで来ています。後手は1列目があと14のみ。2列目も11なので、1手差で後手がリードしています。先手の番ですが、10がありません。そこで先手は、手札の中から泥棒カードを使いました。このカードを捨てると、相手の一番右端のカードを奪えるというインタラクションです。そこで1/11カードの方を取り、手札に加えました。これで次に第11スロットの10が買えますが、それだとまた11が無くなります。実は本当の狙いは、手札にあるもう1枚の泥棒カードで、次回10も奪うつもりだったのです……。一手を争う最終盤。この試合のクライマックスです。
日本語版だけに載っているルールとして、自分の並べた列の中に「?」を使った場合、その本来の数字カードと置き換えないと完成とはみなさない、というルールがあります。これが説明書で奨められてる通りとても優秀で、運の要素が減り、接戦が増えます。
(写真に戻って、手札の4で第3スロットや第5スロットにある「?」を買う手もありました。次に「?」で10が買えたり、10の代わりに置いたりできます。しかし、いずれも最速の方法ではなく、ここは相手を遅らす意味でも、泥棒カードで勝負です)
ドッグカードゲーム、めちゃくちゃ戦略的なので、未見の方はぜひプレイしてみてください。