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各プレイヤーは古代文明の国家を率います。どの国家も、それぞれ鉄、大理石、黄金を産出する都市ひとつずつ、あわせて 3 都市を抱えてゲームを始めます。
各国家は大理石を消費して神殿を建てたり、黄金を使って技術を発展させたり、鉄を使って軍隊を配備したりできます。
国家は自らの陸軍や海軍を動かすことで領土を広げたり、新たな都市を設立したりできます。新都市の設立には、鉄・大理石・黄金がひとつずつ必要です。また、軍隊は他プレイヤーの都市を征服する目的にも使えます。
神殿は、建てられた都市の生産・防御・軍備能力をすべて 3 倍にします。新技術の知識は、軍隊駒の移動能力を倍にしたり、自国の都市の防御力を上げたり、経済を活発にしたりします。
一定の目的を達成した国家は、古代の偉人の支持を得られます。
マックゲルツ作の重量級ゲーム。拡大再生産、エリアコントロール(殴り合い)、アクション管理等の要素がある。
ゲームの流れはシンプルで、自分の手番に1アクションを選びその効果を解決する。次の人に手番が移る。たったそれだけのことを繰り返していく。
しかしそのアクション選択が非常に悩ましい。アクション選択の順番に制限があるため、先を見据えて行動していかないと、使いたいアクションが思うように使えなくなってしまったりするのだ。
ゲーム概要
ボード上にロンデルと呼ばれる円があって、中はグラフのように分割されている。分割されたマスにはそれぞれ別のアクションが書いてあり、各プレイヤーはこのマスに駒を置いている(初手は好きなマスに置ける)。この円上で時計回りに3マス先までのアクションは無料でできるが、4マス以上先のアクションを行いたい場合は越えたマスの分、資源を払わなければならない。
このシステムが非常に面白く、3マス先までを選んで資源を節約するのか、4マス以上先の使いたいアクションを選んで手数を節約するのか。という悩ましさのもとプレイヤーはアクション選択をしていくことになる。
アクションは7種類、鉄の生産、鉄を消費しての軍隊の配備、大理石の生産、大理石を消費しての神殿の建設、黄金の生産、黄金を消費しての技術の研究、軍隊の移動。
生産3種を選んだ時には自分の各資源に対応する都市の数がそのまま各資源の生産力になる(各プレイヤーとも初期は各1都市ずつ計3都市持っている)。
軍隊の配備は自分の都市上に陸か海の軍隊駒を置ける。軍隊駒が移動すると、新しく都市を建てれるようになったり、他のプレイヤーの都市に攻め込ませて都市を奪ったりできる。
神殿の建設は自分の都市上に神殿を建設できる。神殿がある都市は防御力と生産力が非常に高くなる。さらに神殿のある都市に軍隊を配備する際に置ける駒の数が増える。
技術の研究は、様々な能力を獲得することができる。(軍隊の移動力増加、都市の防御力増加、各資源の生産量増加等)
これらのアクションをロンデル上で管理しつつ各プレイヤーは様々な実績を積み上げていくことになる(例:都市を5つ所有する。神殿を3つ所有する。誰もまだ研究していない技術を研究する。等々)。
実績を積む度に勝利点が入る。いずれかのプレイヤーが一定勝利点(人数によって変動)を獲得したらそのプレイヤーが勝利。
何度かプレイした感想
手番が短め、アクション効果がシンプルなのでこの手のゲームにしては待ち時間が非常に少ないと感じた。ユニークなカード、勢力に寄って大幅に違う能力等は無いので地味に見えるが、非常に悩ましい選択が連続する。
ランダム要素が全く無い。他プレイヤーへの攻撃要素がある。この辺りを許容できるプレイヤー同士で、是非遊んでいただきたい。