数字のカードのみでプレイできるシンプルさと、最後まで勝負がわからない駆け引きが楽しめる2人用カードゲーム。
20くらいまで数字が数えられればお子様でもプレイ可能。
16枚の数字カード(1~5が2枚、6)
をシャッフルして手札が6枚ずつ。4枚はゲームから除外(不確定要素)。
手番プレイヤーは5つのアクションから1つだけを実行する。
A 手札をプレイする(手札から共通の場に置く)
B 場札を受け取る(共通の場から自分の場に移動させる)
C 6を捨てる(手札から6のカードを1枚ゲームから除外させる)
D 勝負をかける
(「自分の手札と自分の場札の総計」、「相手の手札と相手の場札の総計」、「共通の場の総計」、3者を比較して勝敗を決める)
E 敗北を宣言する(勝負を降りるかわりに、与える勝利を少なくする)
勝敗判定はすこしわかりにくめ。
「自分の手札と自分の場札の総計」が「共通の場の総計」より大きい場合は、
「勝負をかける」のアクションは選択できない。
同じか小さい場合は、「相手の手札と相手の場札の総計」と「共通の場の総計」を比較。
相手がオーバーしていれば相手の負け。
相手も条件をクリアしていれば「共通の場の総計」に近い方が勝ち。
同点の場合は「勝負をかける」のアクションをしかけた方の負け。
まとめると
手番>共通 →勝負不可
共通≧手番>相手 →手番プレイヤーの勝ち
共通≧相手≧手番 →手番プレイヤーの負け
基本的な戦術は
共通の場札と同じかぎりぎり小さくなるように調節してから勝負をかけること、もしくは勝負をかけさせることを狙う。
しかし、手番にワンアクションしかできないため調節が難しい。
仮に場札と同値に調節できれば勝率は高くなるが、同点の場合は仕掛けた方が負けるため、絶対の勝利ではない。
1勝で2VP、降りさせた場合は1VP。6VP先取。
手番プレイヤーしか降りられないため降りるタイミングも重要。
シンプルな駆け引きを楽しみたい方にオススメ。
カードのデザインや質感も好評。
(ザンダル)