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「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
各プレイヤーは、それぞれ強力な電力会社のCEO(最高経営責任者)です。ゲーム中、オークションで発電所を手に入れ、発電に必要な資源を購入します。収入は、各ラウンドの発電量によります。ゲーム終了時、もっとも多く電力を発電していたプレイヤーが勝者となります。
この『電力会社カードゲーム』は、著名な『電力会社』および『新電力会社デラックス』から地図を省きつつも、その緊張感と戦術を維持した姉妹ゲームです。60 分で、しっかり『電力会社』の興奮を味わうことができます!
名作、電力会社のカード版。ボードがなくなって電力供給がなくなった分シンプルになった……????と思いきや、ゲームの準備段階がものすごくめんどくさいです。ゲームの持ち主が、初期設定が解らずにずっとお蔵入りになっていたというくらいややこしいです。初プレイだと、ヘタすると初期配置がわかりづらすぎてそこで1時間ぐらいかかるかも知れません。出来れば誰か一人電力会社をプレイしている人がいる方が良さそうです。
電力会社のマップ以外の要素はほぼ残っているので、プレイ感はそんなに変わらない、濃密な競りを楽しめます。資源管理はトークンを使う代わりにカードを回転させて管理し、蓄えられずに余った資源はおつりの代わりにシンプル資源カードを1金で市場に放出させる(放出すると何も帰ってこないので、損になる)という仕組みなどが電力会社とは異なるところでしょうか。
また、勝利点の決め方が独特で、割とわかりにくいので(最終ラウンドの発電量が多い人が勝ち、お金も勝利点になるが価値1/10)、「お金が一番ある人が勝ちです。なお最後のターンだけ収入が10倍です」 って言う説明(一緒にプレイした方の発言より)の方がわかりやすいのかも知れません……。ルール的には最終ラウンドの発電はお金にならないんですけども。
電力会社はルールの絡み合いがとても美しいゲームだと思うのですが(そして、私はそういうゲームが好きです)、最終ラウンドで、余分に資源を買ってストックして妨害するの禁止なのは個人的にとても好きなルールです。
他のレビュアーさんもおっしゃってましたが、初期配置のややこしさなどもあって、このゲームはプレイマットがあるべきゲームだと思うので、いつか作りたいと思っています。あと、とにかくクッソ場所を取るので、特に5~6人プレイの場合は広めのテーブルが必須です。電力会社本家ほどではありませんが、ご注意下さい。
で、結局自作しました! バカジャネーノ!
※何だこの原発村……。
個別プレイマットも作りました。無料ダウンロードできますのでぜひご利用ください(pdf)。これはどちらかと言うとインストとかにアップすべきだった?
http://tantramachine.com/powergridcardgameplaysheet.zip
6人プレイ、インスト込みで1時間半位。
ルールはシンプルだけどカード配置等準備が若干面倒かも。
1.発電所をオークションで1枚購入。購入毎に1枚づつ場に補充。
2.発電所稼働に必要な資源カードを前ラウンド収入が少なかったプレイヤーから2~4金で購入。ラウンド終了まで補充無し。
3.発電所稼働し収入を得る(稼働しなくてもOK)。プレイ順の変更。資源カードの補充。
上記のフェーズを1ラウンドとし、発電所カードの中にあるラスト1ラウンドカードがオープンされるまで繰返します(最終ラウンドには高額な発電所がオープンされる仕組みになってます)。
最終ラウンドで発電した金額がそのままVPになるのと、10金=1VPで得点計算。
①VP計算が最終ラウンドのみなので接戦になりやすく最後まで脱落者を出さずにゲームが進む。
②前ラウンドの収入によって順番が決まるので独走もしずらい。
③場に出ている資源カード、他のプレイヤーが持っている発電所、自分の手番順から方針を決めるのでダウンタイムが発生するのはオークションの時位で割りとサクサク進む。
④資源カード購入時、取り合いになるのでワイワイ言いながらゲームが進みソロプレイになりにくく一緒にゲームしてる感が出る。
カードのイラストもコミカルで頭は使うけど重くならず、優良な中量級ゲームだと思います。
あえて欠点を言えばカード配置に細かいルールが多少ある為、場の配置用にボードが1枚あれば楽だなーって思います。誰か有志が作ってくれれば…
発電所オークションの処理はややこしく間違いやすいのでまとめて記載しておく。
【オークションフェイズ】
1。まず市場の最も番号の小さい発電所カードに、割引マーカーを置く。
2。スタートプレイヤーから手番を行う。
※割引発電所に割引マーカーが載っている際に、補充でそれより番号が小さい発電所カードが引かれたなら、①新たに引かれたカードを除外し、②さらに「割引発電所」から割引マーカーを取る。そしてすぐに③補充する発電所カードを引き直す
3。全員手番を終える。
4。誰も割引発電所を購入していなかったら割引発電所を除外して1枚補充。
5。最初のラウンドのみオークション終了時にプレイ順を入れ替える。
6/10
自分の殿堂入りのボードゲーム「電力会社」の競りの部分だけをもってきたカードゲーム。
たしかにやってることは「電力会社」。
だが、電力会社が好きすぎるので、陣取りとリソースマネジメントがないところに、やはり物足りなさを感じてしまった。
「電力会社」をやったことがないプレイヤーの電力会社の練習的な位置としておすすめ。
あとは、「電力会社」で陣取りとかリソースマネジメントとか多すぎ!と思った人はいいのかもしれない。
「電力会社」をやったことある人は、あえてプレイする理由はあまりない気がするが、どうせやると思う(自分もそうだった)ので、電力会社っぽさを楽しんでください。
電力会社カードゲーム、まだちゃんと勝ったことないんですけど(笑)、気づいたことをつらつらと。
・電力会社と比べて、風力発電の価値がかなり高い。早く買えれば買えるほど有利。(電力会社だと風力*2とか負けフラグだが、終盤で乗り換えられれば十分勝てる)
・最終的に競うのは発電量なので、多少コスパが悪くても、場の資源が余っているようならさっさと必要資源が多かろうが発電量の高い発電所に乗り換えるべき。コスパへのこだわりは負けへの道である(自戒)。
電力会社カードゲーム |
Power Grid: The Card Game
■プレイ手順
① 発電所オークション
・最も価値の低い(上段左)の発電所に「割引マーカー」を置く。
(価値1として扱う。)
・進行順配置の左から、「競売に参加する」かどうかを表明する。
a 「競売に参加する」なら
・発電所の上段4枚から1枚を指定。競売人から順に入札額を表明。
(※下段は競売対象にならない)
・最低入札額は、発電所カード上段記載の価値。
(※単位=Є:エレクトロ)
・続くプレイヤーは「より高額を宣言する」か「パス」を選択。
(全員パスならその競売は終了。)
・競売人が落札できなければ、引き続き再度競売人となる。
・全員が1枚の発電所を得たら、このフェイズは終了。
b 「競売に参加しない」なら (第1ラウンドのみ不可。発電所がないと始まらない…)
・このラウンドは発電所カードを得ないまま終了
(→進行順で次の人の競売表明へ。)
・落札したら、その発電所を取得。新たな発電所カードを引き、
価値順に並べ直す。
・もし割引発電所より価値の低い発電所を引いたら、そのカードと割
引マーカーをともに取り除き、新たな発電所カードをもう1枚引き
なおす。
・もし最後まで「割引発電所」が落札されなかったら、その発電所は
除外。
これ以降割引発電所は出現しない。新たな発電所カードを1枚引き
なおす。
・「あと1ラウンド」カードが出たら、最も価値の高いものとして
並べる。
競りが終了したら、「あと1ラウンド」カードと「最も価値の低い発電所」
を除外し、残った6枚のカード全部が次回オークションの対象となる。
・保有できる発電所は最大3枚。もし4枚目を落札したら、任意の
1枚を除外すること。
② 資源購入
・進行順配置の右から、発電所を運転する「資源」を購入する。
発電所と合致するもののみ購入可。
※第1ラウンドのみ、オークションで落札した発電所の価値順にここで進行順を並べ直す。
同数なら逆にする。
・資源置き場のコスト1~4列にある「資源カード」を好きなだけ購入
する。 (発電所と違って、すぐに補充されないことに注意。)
(得た資源は最大数を上にして保有するものとする。)
・保有できる資源の上限は、保有する発電所の資源消費量の2倍まで。
・購入した資源が保有上限を越える場合は、任意の資源カードを「コス
ト1」の列に返却することで対応する。(この損失には補償はない)
・最終ラウンドのみ、発電に必要な資源量以上の購入はできない。
余剰分は「コスト1」の列に返却すること。
③ 発電
・稼働させる発電所を選択(全部でも無しでもよい)、
表示されている必要資源数をすべて消費し、発電所カード右に表記
されている収入額を得る。
(※資源カードを回してゼロになったら廃棄する。)
・このラウンド中の収入額は別にしておき、この総額が大きい順に、
進行順を並べ替える。
(同数なら発電所価値の大きい順。それでも同数なら順序を逆にする。)
④ 資源の補充
・資源の移動
コスト1の列を除いて、コストの小さいものから順に、よりコストが
小さい空きスペースに資源カードを移動させる。
(注:これによりコスト1に移動させてはならない。)
優先順位 = 《石炭》 → 《天然ガス》 → 《石油》 → 《ウラン》
同値なら資源量の小さい順
・資源の補充
山札から新たな資源カード引いて、空いた資源スペースを順に埋める。
・資源山札が不足したときは、捨て札を再シャッフルする。
(その際1度目は控えのカードから「+」、2度目は「++」を加え
てシャッフルする)
・捨て札を再シャッフルするたびに、発電所市場で「最も小さい価値の
発電所」を除外。→新たな発電所カードを1枚引くこと。
⑤ 発電所市場の変更
・発電所市場の下段の中で、最も価値の大きい発電所を取り、山札の
一番下に入れる。→新たに発電所カードを1枚引くこと。
・ここで「あと1ラウンド」カードが出たら、「そのカード」と、「最も
価値の低い発電所」を除外する。
→残りの6枚すべてが最終オークションの対象となる。
・すでに6枚の状態になっていたら、「最も価値の低い発電所」を1枚
だけ除外し、シャッフルして1枚補充する。
■勝利決定
・最終ラウンドの「③発電」が完了した時点でゲーム終了。
・合計得点の多い者が勝利。
①これまでに保有する金額10 Єにつき1ポイント。(切り捨て)
②最終ラウンドに発電した数だけポイント
(最終ラウンドだけはお金に換算しない。)
※同数の場合は、余り金額を比較すること。
ボードゲーム版の「電力会社」は未プレイ,また,2人プレイでの感想です。
プレイヤーは電力会社のCEOとなり,自分の会社の規模を大きくしていきます。石油やウランなど資源を消費して発電した電力を売りお金を得て,オークションで更に発電所を競り落とし,資源を購入し,という繰り返しで手持ちの発電所をグレードアップしていき,最終的に多くの電力を発電できたプレイヤーが勝ちとなります。
まず言及しておきたいのがアートワークです。男女12人いるCEOそれぞれ味のある顔をしています。また,紙幣に描いてある電球キャラの気の抜けた表情がとてもいい感じですね!
ゲーム内容については,ルールを覚えきれば楽しいゲームですが,細かい例外や直観の働かないルールが多く,ややたいへんです.また,オークション系のゲームなので,多人数が盛り上がると思われます。2人プレイの場合はコンツェルンというNPCを加えるのですが,競りのとき入札で介入してくるわけではないのでやはり盛り上がりに欠けます。大人数で遊ぶチャンスがあればまたプレイしてみたいゲームです。