Tiny Oriental Starハマチソンヌ(毎度ベンチウォーマー)
作者はブルーノさん。あのかの有名なキングドミノの人です。とにかく手札を減らしつつ、手札をやりくりして狂気に落とすゲーム。手番が来たら、カードを引くか、3枚組か連番フルセットでカードを出すか。この何でも無さそうな3択が意外とジレンマが効いてて面白い。山札は結構オープンな状態で見えてるし、引く順番も定まってる。つまり、次の人とか、相手の引くカードをちょっぴり操作できる。また、自分が欲しいカードを引きたいのに、少し先にあって、手前のものを引かないといけない…とか。当然、カードを出すのもそれだけ、ってなわけが無い。3枚セットを出せば、プレイヤーの手元に邪神を召喚できる。奪うことも出来る。逆をいえば、奪われる事もある。そして、ターンの終わり(ターンを飛ばすものもあるが、それは一番最初に使える。)この効果が何かと強い。使いどころが肝心になってて、さすがブルーノ、と思う。連番では、相手を狂気に落とせるが、「後出し」の方が余計狂気になる。この辺はは少し頂けなかったかな。手札を無くせば、狂気度は回復するが、相手も少しのダメージ。無くさなかったら、大幅ダメージの可能性あり。(もちろん自分も)ゲーム性は好きだ。が、カードがデカイ。タロットサイズらしいが…そして、山札作りがかなり大変。横にトランプマジックらしく並べるのだが、難しい。というか、出来ない。なので、何枚かとって、扇形を何回か重ねていくと、いいかと思われる。