ゲームの箱の表面を見る限り、なかよし村は自然豊かで綺麗な所のようだ。
そんな所で殺人事件が起きるなんて。。。
表絵のキックボードで移動している女の子が探偵なのだろう。
いかにも、というような格好をしている。
シャーロック・ホームズを彷彿とさせる帽子に上着、ネクタイ。
彼女が事件を解決に導くのだが、実際には各プレイヤーの投票結果で犯人らしき人を逮捕という、
実にアバウトな決め方である。
自分が知り得る情報は、最初に見た3枚のカード(自分の目の前のカードと自分の左右に置いてあるカード)
および、村長(スタートプレイヤー)が公開してくれるカードと、それ以外は自分以外の人の手番で行われているガサゴソしている音だけだ。
(自分の手番以外では目を瞑らなければならないのだ)
そしてゲームのカードであるが、こちらも一々怪しい。
「痴情のもつれ」カードは、どう見ても2人とも女性にしか見えない。
凶器と思われる「ナイフ」には血が付いている。
どうして早く捨てなかったのだろうか?
さらに「拳銃」や「毒薬」はどう考えても予め用意されたものだ。
どこがなかよし村なのだろうか?
物騒な事、この上ない。
しかし仲が良い=世間が狭いという事で、「弱みを握られてた」可能性もある。
結局このゲームは、絵と雰囲気を楽しみつつ、参加者皆さんと会話をして楽しく過ごすというのが正解なのだろう。
金田一少年やコナン君にでもなったつもりで、犯人を推理してみよう。
ちなみにこのゲームであるが、コンポーネントとしてカードスリーブが入っている。
親切この上ない。(ゲムマだけの特典かもしれないが)
このゲームの説明書を読んだ時、私はある事が脳裏に浮かんだ。
「探偵は踊るポーカーに似ている」
情報の少なさと最後に犯人を当てるというのが似ているという根拠だろうか。
このゲームはまだ面白さが理解出来ていない。
精進が必要なゲームである。