星7
ボドゲ400種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、4人で遊びました。2025年3月
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(我が下僕のミドリの民たち。中心にいるのはクリーチャーのマミー。)
【どんなゲーム?】
古代エジプトをモチーフに、神として覇権を争ってプレイヤー同士で殴り合うボードゲームです。
グリフォンなどのクリーチャーのフィギュアがたっぷり入っていて、民のコマとともに小隊を組んで敵地を攻め、勝利点9点の獲得を目指します。
【感想】
思いのほかサクサクのプレイ感で、遊びやすかったです。
手番では、個人ボードの9つのプロットエリアの中からひとつ選んで、そのアクションを解決するという流れ。
アクションの種類は、買い物、移動(戦闘)、収入、ピラミッドの建築、そして傭兵の募集。5種類だけなのですぐに覚えられます。
とはいえ、4人プレイのインスト込みで2時間以上掛かりますが。
インストの印象から、バチバチの殴り合いになるのかと思いきや、今回は平和主義のプレイヤーが多かったので、そこまで戦闘数は多くなりませんでした。
プレイした感じでは、戦闘しなくても必要な勝利点の半分は何かしらから稼げて、あとの半分は攻撃を仕掛けて勝利する事で勝利点を積まなきゃいけないようです。
個人的に好みだったのが戦闘の解決方法です。全員が同じ構成のデッキを持って、好きなカードを同時にプレイするという、読み合いタイプでした。
各プレイヤーの基礎的な攻撃力や防御力は、盤面で見えているので、それを踏まえてデッキカードの選択と、補助効果のカードを任意で追加して勝敗を決めます。
プレイしてみると、このゲームにはカード選択式がとてもマッチしていると感じました。重いゲームほどダイスロールって合わないんですよね、個人的にはそう思っています。
また、パワーアップのタイルが豊富にあるので、購入してどんどん増力していくのがワクワクポイントになってます。
タイルは最初から全て公開されており、ほぼユニークな効果が付いているので、プレイヤー毎の買い物の仕方でプレイングに差異がつくところが良い感じです。
そして、タイルの一覧も1人に1部ずつあるので便利。遊びやすくなっています。
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⚫︎良い点
豪華なコンポーネントで気分があがる。
重さの割にシンプルなルール。分かりやすい。
バトルでは心理戦も楽しめる。
古代エジプトのモチーフがワクワクする!
⚫︎気になる点
プレイヤー同士の殴り合い。殴り合いがお好きなら問題無し。
⚫︎悪い点
特に無し。