主に2人でプレイしています。
まだレビューが上がっていないようなので、ご参考までにファーストインプレッションを。
下の画像は、拡張2を入れることで変更になるポイントをまとめたものです。
①ゲームの終了判定が10点から13点に変更となっています。
でも、このゲームが持っていたスピード感はさほど変わっていませんでした。
なぜかというと・・・
②真珠は1つにつき1勝利点としてカウントする。
この「真珠」という新たな要素が加わったから。
ちなみにこの真珠、勝利点としてのカウント以外にもめちゃくちゃ便利な能力があります。
③真珠はいつでも、黄金以外のエッセンス2つ or 黄金1つに変換できる。
このルールのおかげで、エッセンスが1つ2つ足りなくて手が止まるような場面が減ります。
「力ある場所」へのアプローチも以前より容易になるので、勝敗に与えるインパクトは大きいです。
そして最後に、一番下に書かれた謎の式。
・・・これ、パッと見てすぐ理解できた人いますか?w
説明書から該当しそうな箇所を引用しますと
黄金以外の任意の種類のエッセンスを生み出すパワーは、真珠を生み出すことはできません。
同様に、黄金に適用されない値引きは真珠にも適用されません。
つまり、過去のカード類(※)の「任意のエッセンス生成(変換)」または「配置コストの割引」において
④「黄金が対象外になっていた部分は、真珠も対象外と考えてね」ということです。
ま、これだけ便利な真珠なので、当たり前っちゃ当たり前ですね。
これまでは、黄金の生成に全振りしてモニュメントを買い進め、10点を目指すプレイも可能でしたが、
終了判定が13点になった影響で、黄金に特化しての勝利はかなり難しくなったと思います。
「力ある場所」を早期に獲得して活用することがより重要になったという印象です。
まだカード間のバランスを評価できるほどやり込んでいないのですが、とりあえずイルカは便利そうです。
配置コストはそこそこ高いですが、毎ラウンド無償で真珠をもたらしてくれます。
つまり、毎ラウンド自動で勝利点1が入ってくるということです。
このゲームは、よほど実力差や戦略ミスがなければ僅差で決着することが多いので、
毎ラウンド1点はシンプルに強そうです (もちろん変換素材としても十分に強い)。
他にも、タップするだけで平穏(青)のエッセンスを3つもくれますし、
そのうちの1つを使えば攻撃も無視してくれます。
大変です!割とヤバそうな匂いがギュンギュンします!
(これがやりたかっただけ)
最後に、今回最も気に入ったポイント。
それはなんといっても、2つの拡張を含めて全部基本セットの箱にキッチリ収まること!
いやぁ、素敵です。
5つのエッセンスの間を取り持つ真珠は、まるでその能力を示すかのように五角形の中心に綺麗に収まりました。
これぞ「計算された美」というやつですね、知らんけど。
なお、拡張2まで含めると、主要コンポーネントの数は以下のようになります。
・ エッセンス 各35個
・ 真珠 25個
・ 力ある場所 9枚(表裏で18種)
・ マジックアイテム 11枚
・ スクロール 8枚
・ アーティファクト 64枚(クリーチャー12枚、デーモン10枚、ドラゴン8枚含む)
・ モニュメント 18枚
・ メイジ 18枚
数のバランス的にも、収納的にも笑、おそらくこれで完成形なんじゃないかな~と思いました。
取り急ぎ、現場からは以上です。
※拡張2のカード類でも同じ表記を踏襲してるのだけど、文脈的にわかりやすいように過去のカード類としました。