(これは製品版ではなく、プリントアンドプレイ版の紹介です)
テーマに合わせて縦に長く並んだカードが特徴の、ソロプレイ地球防衛ゲーム。
システムとしてはダイスを振り、目のパワーを使用したワーカープレイスメントとなる。
ただし、配置できるのは縦列に一つまでという制限に加え、同じ列の敵船(戦闘機)が同じ目だけ降下してきてしまうので、単にやりたいことを高い目で行えばいいというわけにはいかず、ジレンマがある。敵船の止まったマスにも様々な効果があるので、振り直しの効果も合わせて最善の配置を探っていく必要がある。
基地は開始時は限られた機能しかなく、採掘機を進めていくことで新たな機能が使用可能になっていく。この採掘機を動かすにもダイス目は必要で、さらに各機能の使用には電力が必要と、とにかく悩ましい要素が満載となっている。
毎ターン降下してくる母船カード(当然そのたびに不利な効果が発生する)が一定の高度まで到達してしまうか、母船から発進する敵船が地表に到達して基地が一定数ダメージを受け、破壊されると敗北、その前に研究トラックを最終マスまで進めれば勝利となる。
各カードは裏面が難易度の高いセッティングになっているが、初期状態で充分に難易度が高く(私見)、すべて表面の状態で最後の最後にギリギリで勝利したのみで、難易度を上げてクリアする自信はさすがにない……。
作者の許可を得て、BoardGame Geekの作品ページのFileの項目に和訳したルールをアップロードしてある。
https://boardgamegeek.com/boardgame/273779/under-falling-skies