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ジェンティス
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  • 2~4人
  • 75~120分
  • 12歳~
  • 2017年~

ジェンティス

メーカー・卸元:ケンビル

残り1点
1営業日以内に発送可能
日本語マニュアル付き
舞台は紀元前1世紀の地中海、自国の名声を歴史に刻もう

歴史上の栄枯転変の中で自国の民を導き、歴史にその名を永久に刻むことを目指します。

限られた時間を適切に活用して、勝利への最善策を選び取りましょう。勝利を手にするためには、自国のあらゆる民について、その持てる職業的な能力を駆使する必要があります。

「ジェンティス」には、時間の概念を用いた巧妙なゲームメカニズムが取り入れられており、プレイヤー達は様々な戦術的決定を、バランス良く行っていくことが求められます。

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 8件

レビュー
723名が参考
2年以上前

KSのデラックス版が到着したためプレイしました。

基本的にはワーカープレイスメントとセットコレクションがメインです。

勝利点は基本、カードプレイ(文明カード)によって得られ、カードをプレイするために人や建物、お金などを増やしていくという流れです。

特殊なギミックとして時間という概念が取り入れられ、お金を多く払うとアクションの時間が短くなるという、お金をとるか、時間を取るかという悩ましさが楽しいゲームです。

プレイした感じとしては言語依存もないし、ルールもそこまで複雑ではないので、初心者でも十分楽しめると思います。

さらに、初期リソースとしてある程度のお金とカードプレイ条件の人間も貰えるので、最初から何して良いかわからない・・・という事態にはならなそうなところもとても良いと思います。

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国王
retan0712
retan0712
レビュー
556名が参考
約1年前

ジェンティスは終盤逆転可能な重ゲーです。長考するので120分でしょうか。戦略スレにも詳細を書いておきました。

タイルリムーブメントシステムで、アクションは6種類。そのうち2つはお金補充とスタピー取りなので、実質アクションは4つです。

最初は何をやっていいか分からないかもしれませんが、このゲームは「文明カードのVPを取っていくだけ」なんです。罰則もあるので、主旨はロレンツォと似ていますね。

いつもの通り、ゴールから逆目線で大きいVPを探しますと、それは当然ながら最終第Ⅲ世代のカード達です。第II世代が最大でも7VPなのに対し、ほとんどが10〜18VPと格段にアップします。

↑カードを取れる条件は、6種類の職人の数で決まる。ここに見えている公衆浴場、音楽学校などは高得点な上に比較的取りやすいカードだ。


↑ この個人ボードの職人を増やす。各段、左右から真ん中に動くので、上段のようにお互い3人ずつになるとそのあとはどちらか増えるたびに反対側は減っていく。


その上に見えるのが、ラウンドのタイムトラックで、基本的にはアクションタイルと砂時計を2枚セットで左端から配置して行き、右端まで置いたらそのラウンドのアクションは終了です。この写真の場合、(緑)雇用アクション→もう一回雇用アクション→(紫)カードを取るアクション→(オレンジ)条件が揃ったカードを公開しVPを貰うアクション→(ピンク)スタピーを取るアクションをしたということです。


タイルにコストと砂時計の数が書いてあります。例えば↓下の写真右上にある緑の雇用タイルの場合、1枚目のコストは4金で、2枚目のコストは8金となっています(2人プレイの場合)。8金は高額ですのでそこまでして雇用したくありません。(例えば5金分の雇用しかしていないのに、8金払わないといけないからです)。しかしいつも8金タイルを避けていたら、4金タイルがなくなった時、そのラウンドはこのアクションができなくなります。なので策を捻り出す必要があります。(戦略とコツスレに詳しく書きました)

↑ 真ん中の黄色のスペースはお金補充アクション。砂時計1なら4金、砂時計2なら8金手に入る。


砂時計が多い方が自分のラウンドの長さを縮めて損になりますので、4金貰うか8金貰うか、これだけでも悩みます笑

金欠から脱するならば、収入源となる5金都市を作るか、あるいは「故郷」に都市を建て、黄色の「お金もう一回分」追加アクションを稼働させておくのがオススメです。これで砂時計2で16金入ります。(この都市アクションでなくても同じ効果を持つカードもあります)

左下のオレンジの、条件を満たしたカードをVPに変換するアクションタイルは、最高でも3金とコストは高くないので、砂時計の少ない順、つまり、2金→3金→0金→1金の順番で取っていくのがセオリーです。

ボーナスタイルも存在し、1番手8VP、2番手4VPと大きな差はないですが、3種類あるので、全て早取りできれば24VP。戦略の一つとしてあるかもしれませんが、それよりも大きな戦略は、第Ⅲ世代に要領よくカードを取り、そしてその条件を満たせるかどうかです!

他プレイヤーが欲しがっている大きなVPカードは、人物チャートを見れば分かるので、先に奪ってしまうのも手です。(ただ、そのカードに書いてある条件を満たせないと自分が減点になります)

最終6ラウンド終了時には、(クリーンナップ後の)砂時計が4つ以上残っている罰としてー16VP!(3つ残しでもー8VP)などという逆転要素も残っていますので、カードを欲張ると危険です。


何をしていいか分からなくなったら、

■できるだけ時間よりもお金を使いたい

■高いコストに手を出す前に、カードや「故郷」の特殊効果で下準備をする

■多少劣勢でも第Ⅲ世代に逆転可能

■神託と寺院によるオプションの人事アクションを場面によって使い分ける(詳細は戦略スレに)

■ボーナスタイルを戦略の小目標にする手もある


最後の6ラウンド目はいつもドキドキ興奮するゲームです。

デザインも紀元前の雰囲気を表していて、落ち着いていていいですね。

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荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
レビュー
455名が参考
2年弱前

私が所有するバージョンはKickstarterのデラックス版ですのでそちらのレビューになります。

ゲームシステムはアクションポイントシステム。予め与えられたアクションポイントをやりくりしながら盤面を発展させるというもの。

アクションは主にタイルアクションとキューブアクションがあり、加えて詰み回避のための使用無制限アクションがある。キューブアクションは自身のプレイしたカードや建築した建物にキューブを置くことにより効果を発揮する。タイルアクションはアクションタイルを取ることにより行うが、タイルの数がアクションごとに限られており、また同じ効果のアクションでもコストや消費アクションポイントが異なったりと、ワーカープレイスメントのフレーバーがする。

アクションポイントは次のラウンド分を前借りのように使えるシステムが斬新だ。拡大再生産的な要素があるため序盤は基盤作りが大事だが、このやりくりが悩ましくも楽しい。また、タイルアクションや早どりの勝利点タイルもありインタラクションは弱くないと言える。

人口システムもユニークでありその管理がとても面白い。人口は主にカードのプレイ条件となるが、職業タイプによってペアになっており、そのペアごとに合計の上限が定められている。例えば貴族を増やせば職人が減る…など、プレイ条件の厳しいカードなどは都度人口をコントロールしないと複数プレイするのが難しくデザインされていて一筋縄ではいかない。

難しいゲーマーズゲームだが、ルールは複雑でなく選択肢も雑多でなく見通しが良くてプレイし易い点も高評価だ。ただそれが故に長考に陥りやすい側面もある。

私個人としては非常に気に入っているし、何度もプレイしたい作品。プレミア値は未だついておらず、今なら海外のリテーラーを通せば通常価格での入手が可能だ。

ストラテジーゲームが好きな方には是非遊んでもらいたい。

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山本 右近
山本 右近
レビュー
361名が参考
3ヶ月前

▲評価は高いけれど、すぐに手放してしまったゲームシリーズ。

ジェンティスは1ゲームしかしていません。

全体の印象としては、ワーカープレイスメントによる早取のインタラクションがありながらも、ソリティアでパズルをしているような不思議な感覚でした。

面白くなくはないんですが、モンバサ、ツォルキン、コンコルディアを経験した今、物足りなさを感じてしまうのが正直なところです。

ジェンティスを簡単にまとめると、カードを購入するために労働者が必要で、労働者を雇いカードを購入します。購入したカードをプレイすることで点数が入ります。後は建物を建てることで、ゲームを有利にすすめることができます。

ジェンティスで感じた、特徴的なところは3つあります。

1つは、ジェンティスには時間という概念があります。時間は、アクションポイントと同じです。

お金を多く支払えば、アクションがたくさんできます。時間を多く消費すれば、アクション数が少なくなる代わりに、お金が節約できます。

今まで経験したアクションポイントは、アクション数を自分でカウントしたり、マーカーを使って数えたりしたんですが、途中でアクション数が、わからなくなることもありました。

ジェンティスの場合は、個人ボードでアクション数の管理ができて、わかりやく間違えることもないので、とても快適にプレイできました!

2つ目は、カードを購入するために労働者が必要で、6種類の労働者がいます。

カードごとに、必要な労働者の種類と人数がちがいます。そのために、必要な種類の労働者を増やしたり、減らしたりします。

基本的にカードをプレイすることで、点数を取るゲームなので、いかに労働者の数をコントロールしてカードを買うかが、このゲームの核のような気がします。

そして、ここの部分が、私がソリティアを感じてしまったところで、一人でパズルをしているような、小難しい計算をしているような感じを受けてしまいました。

カードの早取りもあるので、インタラクションはあると思うのですが、自分のパズルに必死で、相手のことまで気にする余裕がない感じです!

2人プレイしかしていませんが、4プレイなら尚更かもしれません。

このあたりをどう感じるかで、評価が変わるかもしれません。

最後は、自分の場にカードを出していくことで、能力向上や追加アクションができるようになります。内容自体は基本アクションに則したものなので、特に難しくはないと思います。

ですが、プレイしたカードの枚数が増えてくると、覚えておくことも多くなり、常に手元を気にしないといけないので、このあたりは好みが分かれるかもしれません。

ジェンティスの、お金と時間の使い方によって、アクションポイントが変化するところは、とてもおもしろく感じました!

そして、それを管理する個人ボードの処理もスムーズで、ストレスなくプレイできました!

ただ、もうひとつのメインである、労働者の配置によるカードの購入を楽しめませんでした。

もちろん、これが面白いところやん!という意見もあると思います。その人が、どういったゲームを好むのか、という違いもあるでしょうし。私には、合わなかったというだけなので…

ジェンティスに感謝すべきは、それまで関心のなかった、ジェンティスのモデルになったであろう(たぶん)ロレンツォに、興味をもたせてくれたところです!

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大吉さん
大吉さん
レビュー
319名が参考
4ヶ月前

様々な効果を持つカードを集め、勝利点を獲得するのが主眼であるカード収集ゲーム。

カードのシンボルを合わせるほか、勝利点獲得に直結する効果(リソースを点数に変換するものなど含む)を持つカードを効率よく入手することが重要である。もちろんそれらの下地を作るための他のカード集めも必要であるところなどはロレンツォを彷彿とさせる。

カード以外の要素、つまり人物や建物のアクションは基本的にカードを購入するための前提条件を満たすための作業といえる。お金をはらって人物を揃え、建物により収入を得る。余剰のお金を使用してカードを買い、プレイする。定期収入はプレイしたカードから得られるものもある。建物の建築はお金はあまりかからず、時間を要するところは面白い。

この時間のマネジメントもしばしば特徴として取り上げられる。ただ実際のところはアクションポイントの概念を裏返しただけであり、ここはそれほど斬新な要素であるとは感じなかった。タイルによる時間とお金との二者択一はよいジレンマを生み出している。

このゲームにおけるインタラクションはカード獲得に至る前提要素に関わるせめぎあいにある。

カードには即時の勝利点、新規アクションタイルの代替、人物の増減、収入、神殿や寺院への影響など、コインから勝利点変換など多様な効果が与えられている。Ⅲ期のカードは獲得しただけで強力な勝利点をもたらす。これらのなかからどのカードを自分のものとするか、悩むところが最大の楽しさである。同時に、相手の狙いを先読みし、キーとなるカードを取らせないようにする、これも楽しみの1つ。とくにスタートプレイヤーの選択と人物カードの早取り(正確には所持金を見据えたアクションの遅延)はかなり熱い部分だ。

カードの他にも建物の効果、ボーナスタイルなど勝利点はいくつかの手段で得ることができる。ただ勝利点の構造は全体的にやや直線的であり、ロレンツォあたりと比べてしまうと深みに欠けると感じてしまう。カードは場に出ている8枚か、捨札置き場から獲得できる。流れたカードは捨札に行くため、相手に取られなければいずれ手に入れる機会は訪れる。つまり、全カードの内容を把握し、ゲーム前から青写真を描けるプレイヤーは有利ではあるがままならない部分も多い。場に出ているカードから選択せざるを得ないが、つながりに欠けることも少なくない。ままならなさが面白さにつながっているゲームもあるが、ジェンティスについては少しストレスを感じるところだ。見た目はともかく、システム全体としてこじんまりとまとまってしまっているという感想である。

獲得にパズル要素をもたせたカードドラフト(選択)ゲームとしてみればルールは意外と分かりやすいが思考要素の強い佳作といえる。個人的にここ何ヶ月か(2021.6現在)は日本語版としてリリースされるゲームがやや小粒な印象ではあるが、その中にあって遊びごたえのある作品だ。

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maro
maro
レビュー
231名が参考
3ヶ月前

二人プレイ時の感想を書きます。

ジェンティスはスフィンクスやピラミッドの時代の古代国家で、人口調節や巨大建築などのマクロな執政を行いながら国の発展をコントロールするゲームです。

過去にデラックス版が出ているようですが、本記事は一部コンポーネントがダウングレードされた通常版のレビューとなっております。プレイ自体に変化はないようです。(「日本流通版」となっていますが、完全日本語版の内容物+英語の箱に日本語のスリーブというなかなかカオスな仕様です)

ゲームは三つの年代に分かれた全6ラウンド(1,2/3,4/5,6)に渡り、様々なアクションを重ねて勝利点を得ます。

基本の手番アクションは、メインボード上にあるいずれかの「アクションタイル」を取って、個人ボードの「アクションマス」に配置してコストを払い、アクションを解決すること。「ワーカーを置くのでなくアクションマスをお迎えするワーカープレイスメント」といった感覚です。

アクションは大まかに「建物カードの取得」「建物カードのプレイ」「人口を管理する教育」「領地の確保」から選択。

建物カードはプレイすることで即時/永続能力が発動しますが、プレイには細かい人口の調節が必要。それらのアクションを効率良く解決したり、定期収入を得るための領地確保は、エリアマジョリティの絡む取り合いなので気が抜けない。

この時点でかなりボリューム感のあるワーカープレイスメントといった感じですが、ジェンティスを盛り上げる面白要素はここからさらに深くプレイヤーを悩ませます。

アクションタイルはマス数の決まった個人ボードに配置しますが、タイルには「砂時計」というコストがあります。砂時計はひとつでマスを一つ埋めるルールですが、ふたつを一マスに押し込むことで消費されるマスを節約することが出来ます。ただし押し込まれた砂時計は1/2が次のラウンドに持ち越されます。つまり「時間の前借り」ができる。しかしゲーム終了時に残すと失点になったり、リスクの管理が難しさをプラスします。

そして人口。6種類ある職種は増やすほど強いカードをプレイできますが、2種類ずつがお互いの最大値を共有しているため、ある所で片方を増やすと片方が減る状況になります。プレイヤーは終盤に向けて微調整を繰り返すアクションをすることになり、非常に悩ましいです。

カードのプレイなどで得られる能力も強力ですが、全てを得ることはできません。ゲーム中に手に入れるべき能力を見極めながら、先の先まで計画していく力が求められます。カードと領地にはシンボルや色を合わせることで追加点をもたらすシナジーがあり、こちらも無視できない。

この他にも、細かい部分にいやらしいルールが絡めてあって、どこに最善のアクションがあるのか迷いに迷う、重たい贅沢なジレンマを楽しむことができます。

基本は個人ボード周辺の発展なのでソロプレイ感はあるものの、アクションタイルの早取りは必ず欲しいものを取られて計画変更になりますし、カード/領地/人口のボーナス競争も重要な要素のため、自分の場だけ見ていても勝てません。


このように、計画性と実行力をギリギリの所で試される見事なバランスのゲーマーズゲームに仕上がっていると思います。何というか、繊細さがキモになるゲームです。

普通の重ゲーが「複数の要素を上手くはめ合わせて高く積んだ方が勝ち」なら、ジェンティスは「より早く針の穴にたくさん糸を通して長く延ばせた方の勝ち」みたいな感覚です。

二人でも問題なく遊べますが、三人くらいでアクションタイルや領地を取り合ったりする方が、インタラクションも増えてやり応えもアップするような気がします。


コンポーネントはメインボード+個人ボードの上に、大量のタイルや木駒を置いたりどけたりするのに必要な分が用意されています。

地味で目立った特徴のあるものはありませんが、古代国家の世界観にはマッチしています。それでいてカードの絵柄が全てユニークとなっていて、ちょっと和むかわいいタッチで描かれているのが古臭くなくて良いですね。(DX版ではこれらが地味すぎるので、全部厚みのある木駒にして景気良くしてあるみたいです)


初心者はおろか重ゲーの入り口に置くにも適さない地味さと繊細さですが、色々な作品で遊んだ後にやってみれば、洗練され美しくまとまったバランスをゆっくり味わうことが出来ると思います。かっこいい重ゲーを探している方にオススメです。

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仙人
winterkoninkske
winterkoninkske
レビュー
129名が参考
23日前

あなたがかけるのは時間かお金か?じんわり来る佳作!

【評価7.5/10】中量級・1~4人

アクションポイント×早取り×リソース管理

ソシャゲをやっていた友人がよくこう言ってました。「強くなるための方法は二つしか無い。時間を使うか,お金を使うかだ」

その理論で言うと両方使える人が最強な訳ですが,まぁそれは置いておいて 笑,まさかボードゲームでも同じ言葉が当てはまるゲームが登場するとは。

あ,お金と言ってもリアルマネーの話ではありませんよ?ゲームの中のお金の話です 笑

それではジェンティスのレビュー,行ってみましょう!なお,以下はソロプレイを通しての意見となります。


 <概要>

時は古代,舞台は地中海。各プレイヤーは架空の国を育て,他のどの国よりも自国を発展させ歴史に名を刻みましょう!…というのがゲームの主題。

自国発展=勝利点の獲得。最も勝利点を取った人が勝者です。


1)アクションタイルの早取り

勝利点を獲得する方法は基本的にカードをプレイする事ですが,当然ながら一筋縄では行きません。 まずカードをプレイするには「ディスプレイされているカードを取」ったのち,「取ったカードをプレイする」という二段階のアクションを行う必要があります。

また,カードをプレイする際には自国の人材が一定程度教育されていなければならない。従って「自国民を教育する」アクションも行う必要がある。

これらのアクションを実行するにはアクションタイルを取る必要がありますが,無論タイルは無限にはありません。

つまり,限られたタイルの奪い合い,というワーカープレイスメントにも似た早取りが発生します。


2)タイルとアクションポイント(AP)とお金の関係

しかしこのゲームではタイルを取るだけでアクションができる訳ではなく,それぞれのアクションに必要な「お金」と「時間」が設定されています。

ここでいう時間とはいわばアクションポイント(以下,APと書きます)の事で,例えば3金と砂時計が1つ書かれている「カードをプレイするアクションタイル」で行動しようとすると,タイル自体のAPが1+砂時計1=2APと3金を支払う必要がある。一方,0金でカードをプレイできるアクションタイルもあるのですが,こちらは砂時計が2つ書かれています。つまりこちらのタイルはお金は不要だが3AP支払って行動することになります。


例えば自国民の教育アクションをしようとするなら、タイルを個人ボードに置いて

④は4金支払うという意味,砂時計も1つ描かれているのでこのように砂時計トークンを1つ置きます。これでアクションできる場所を2つ使ったので2AP,ということ。


このように,このゲームでは「お金が安く済む代わりにAPをたくさん消費してしまう(=行動回数が少なくなる)か,APは少なくて済むけどお金で解決するか,さぁどっち?」という選択を迫られる訳です。

そりゃ行動をたくさん出来た方が良いんだからお金払うよ!……と言いたいところですが,このゲームではありとあらゆる所でお金がかかります。カードを取るにもお金,カードをプレイできる条件を満たすためのステータス強化(労働者教育)にもお金,都市を建築するにもお金。もう,かなりお財布がピーピーです 笑

じゃあ収入源は?と言うと,これは2つの方法があり,一つは定期収入が得られるカードをプレイすること。もう一つは(お金を得られる)都市の建築です。 しかし,お金がジャブジャブ余るような事はなかなか無い。

そのため,「後の事を考えて今は節約しとくか…APはかかるけどしゃーなし!」となる事も往々にしてあります。


このゲームの肝はこのように、お金とAPのやり繰りです。行動の回数を伸ばそうと努力しながらお金も何とか保たせ,かつタイル早取りではなるべく急場(相手との取り合いになりそうな行動)から先に取っていく。


3)都市建築…タイル不要のアクション!

ちなみに実は都市建築をするうまみは定期収入の他にもう一つあって,都市を建築すると,対応する場所の「出身地」に建物を建てる事が出来るようになり,この出身地に対応する特定のアクションを,タイルを取らずに行動できるようになるのです。

これは強烈なうまみです。例えばカードを取るアクション効果を持つ地域に出身地都市を建てた場合,普通なら「アクションタイル1AP+砂時計1AP=2APと6金」でカードを取らなければならないところを,タイルを取る必要が無くなるので「砂時計分1APと6金」でカードを取れるようになる。これにより行動回数を増やせるチャンスが生まれてくる訳です。 

出身地のアクションは建物の横に使った証拠としてキューブを置き,砂時計とお金を払う。アクションタイル分の1APを節約できるのは強み


4)鍵の解錠〜使えるAPを増やせ!

また,たくさん行動をするためには「そもそも自分が使えるAPを増やす」事も重要です。

通常何もしなければ,各プレイヤーは1・2ラウンドでは7AP,3・4ラウンドでは8AP,5・6ラウンドでは9APまでしか使えません。しかし,「鍵を解錠するアイコン」が描かれたカードをプレイすることで,使えるAPを1つずつ増やしていく事が出来,APを最大12まで増やす事ができます。

鍵がかかった場所にはアクションタイルも砂時計トークンも置けない。たくさん行動するには鍵の解除が重要
解錠は,このようなアイコンが記載されたカードをプレイする事で1つ鍵を外せる。ちなみにミニ拡張を入れると出身地アクションでも解錠が出来るようになる

解錠は序盤であればあるほど有効なので(その後使えるAPがずっと増えるため)早く解除したい。だけどアクションには常にお金を求められるので定期収入も早く得たい。そのためには,そういうカードを取ってプレイをしないとならない訳ですが,カードの獲得にも実行にも,どちらもお金もAPもかかる。

このゲームでは序盤にお金を20金ももらえて,他のゲームと比べると結構大盤振る舞いな気がするのですが,油断してると1ラウンド終了時で既に「アレ?思いのほか金が無いぞ…」と気付く事でしょう。

ご利用は計画的に。


<結論>

以上,簡単にこのゲームの概要を見てきましたが,上手くコンパクトにまとめられたゲームだと思います。 見るべきポイントはAPとお金、労働者の成長度合いに絞られ,それらは基本的にカードの獲得とプレイに収斂していく。

都市建築はちょっとしたアクセントで,建築しなくてもゲームは進められますが,定期収入とAP節約に旨みがあるのでいくつかは建てたい。

見た目の印象は重厚そうですが実際のプレイ感は割とサラリとしており,重量級に少しだけ足がかかった中量級。と言った感じでしょうか。

●ソロプレイ

ソロプレイについてですが,公式でスコアアタックが用意されておりなかなか楽しめます。ソロプレイでは他の人との競合が無いため都市を好きなところに立て放題。しかし反面,アクションタイルは最初からかなり数を絞られているため,使い所とタイミングに頭を悩ませます。

最初にソロプレイで遊んだ時,3回くらいプレイしてもソロの勝利点最低線である70点に届かず(しかも惜しくも無かった…)「どういう事!」と熱くなりましたが,冷静に分析すると都市建築→出身地建築→タイル不使用アクション,APは砂時計のみ,という流れが強い事に気付いてから割と70点を越えられるようになりました^ ^ なかなか点数が延びないなぁ…という方は試してみてはどうでしょう。

●対人戦

対人戦はまだ出来ていませんが,時代設定が古代の割に戦争のような直接殴る行動は存在しない一方,アクション・都市・カード等の取り合いが結構ありそうです。特にお金を定期収入にできる都市は数も場所も限られるので激しい早取り合戦になるのではないでしょうか。

メインボードは両面刷りになっており,2人までと3人以上で使う盤面が変わります。3人以上の盤面だと建築できる都市もアクションタイルの枚数も増えるので,一番カツカツにならずにゆったり楽しめるのは3人プレイ,逆にバチバチしたのが好きなら2人か4人かなと思います 笑


<結びに〜ミニ拡張について>

最後になりますが,このゲームでお金をもらえる都市は少なめにデザインされており奪い合いになると思いますが,別途販売されているミニ拡張を導入する事で都市建築のお駄賃を上書きして変えることができ,収入が得られる都市を少し増やすことができます。

ミニ拡張に含まれるコンポーネントは数は多くないものの,盤面にランダムな変化を起こす事ができリプレイ性が高まる良拡張です。

私は拡張入りで遊ぶ方が好きですね。マニュアルに印刷ミスで同梱されていると記載されていた拡張なんですが…これ,本当に初期セットで同梱してくれても良かったレベルと個人的には思います 笑

金額も高いものでは無いので,ジェンティス本体の購入を考えている方は拡張を併せての検討をお勧めします♪

ミニ拡張のコンポーネント全て。量は少なめに見えるが,小目標になる追加ボーナスタイル,出身地アクションのバリエーションを増やすトークン,都市建築のご褒美に変化をもたらすトークンが入っておりお値段以上の満足度。特に出身地アクションで解錠が追加される点と都市の恩恵に現金収入が増える点がありがたい

以上,ソロプレイを中心としたジェンティスのレビューでした。長文を最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の良きボドゲライフに貢献できれば幸いです^ ^   

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仙人
18toya
18toya
戦略やコツ
126名が参考
約1年前

序盤の考察

スタピーになったら、初手は、雇用4金がオススメです。(特に2人プレイの場合)。これで確実に職人を2人増やしておきます。左端の2人のうちからと決まっていますが、いずれ「18人増やす」という目標がありますので、誰だろうと損はない手です。ただし、100%この一手というわけではなく、文明カードに「お金もう一回分」がオープンされていた場合、そちらを優先するほうがいいかもしれません。

↑ 第I世代の強力なカード。「お金もう一回分」の黄色いアイコンは、右下の「井戸」など2枚ある。都市アクションの「故郷」にもこの効果はあるが、他プレイヤーと共用になる場合があるので、最低でもどちらか1枚カードが欲しい。それから、左下の「写本室」にある「雇用アクションした時ついでに1人貰える」もおいしい効果。これも雇用4金より優先する価値はある。また、右上の「装飾壁」などの「雇用2金専用追加アクション」カードもオススメ。


第1ラウンドのどこかの手番でやっておきたいアクションが、職人が揃った文明カードからVPを貰うアクションです。これをしないとそのカード効果が使えないので、急ぎたいところです。(2枚のカードと好きな職人4人持ってスタートしていますので、第1ラウンドは、早速カードからVP&効果を貰うことができます)

それからもう一つ、航海士(都市)アクション。都市アクションはラウンド終了時にボーナスが入ります。「お金もう一回分」と「雇用アクションの時+1人」の2つの効果を持っている「故郷」にも早く都市を置きたいので、第1ラウンドの最後にでも1つ、都市は建てておきたいです。

整理すると、序盤の進め方は、

■安いうちに雇用する

■「お金もう一回分」になる効果のあるカードを取る

■カードからVP&効果を貰うアクションを行う

■航海士(都市)アクションを行う。5金都市か寺院都市がオススメ

■第2ラウンドの都市アクションでは、「故郷」に都市を置きたい

■後手の場合、スタピーを取るアクションも考える


中盤(第II世代)の考察

第3ラウンドに入ったら、お金補充効果で16金(効果2枚あると24金)貰えます。補充効果が手に入らなかった場合、必殺技があります。それは、第I世代のゴミの中からもカードが買えるというアクションです。第II世代のカードは正直第I第Ⅲに比べて魅力がないので、このアクションは忘れがちです。1枚6金の定額ですが、ゴミを漁って「お金もう一回分」を取りましょう。

あと「お金もう一回分」にこだわらない収入方法は、5金都市を2つぐらい作ることです。これで毎ラウンド最後に10金入ります。ただし基本は、都市からはお金ではなく、寺院キューブまたは神託キューブを集めたいところです。

このように、常に先のことを考えて、将来のためのアクションをします。

第4ラウンドになったら、もう第II世代のカードなど放っておいて、第Ⅲ世代のカード購入のための準備をすべきです。第5、6ラウンドに入ってお金補充のしゃがみは命取りです。第4ラウンドの間に貯金をしておくのがオススメです。「職人18人」ボーナスタイルも、このラウンド中に完成するのが理想です。寺院の「バーチャル職人」は便利なので使うべきですが、余裕があるなら、寺院神託チューブ計3個で本物の職人を1人増やしたいです。


終盤(第Ⅲ世代)の考察

最終第6ラウンドは、カードをVPに変換するアクションが品切れになるはずです。第5ラウンドに、職人が合致しそうなカードを2、3枚買っておき、それらはすぐにVPを貰いたいです。つまり、第5、6ラウンドは、「カードを取る→カードからVPを貰う」しかやらないくらいの極端な考え方がいいです。ですので、第4ラウンドで職人18人集まっていなければ、その前に集める必要もあります。第5ラウンドあたりからは、寺院で「バーチャル職人」を増やすより、神託で職人をプラスマイナスする人事異動の方が有効です。中盤は寺院、終盤は神託が重要視されます。

あるいは、第Ⅲ世代のカードにあまり執着しないで、「8枚カード開示達成」と「6都市配置達成」の各8VPボーナスタイルを狙う戦略もあります。といっても、カードが他プレイヤーより少ないとしても何枚かは第Ⅲ世代カードからVPを貰う必要はあります。

最終第6ラウンドは、第5ラウンドで残したカードやこのラウンド頭に新しく買ったカードからVPを貰うのに専念します。しかし、砂時計2のタイルばかり取ってしまうと、莫大なマイナスVPが待っています。なので、スタピー初手は「2金の砂時計1」、次プレイヤー「3金の砂時計1」と進むはずです。砂時計の残しは2個までにしましょう。3個ー8VP、4個ー16VPは辛すぎます。「2個でー4VP」。これが現実的でベストな選択だと思います。

(あとは、第5ラウンドに、砂時計2を含めたアクションを大量に行って、第6ラウンドに砂時計を多めに持ち越すという、タイムトラックの死角を突いた作戦も効率的です)

VPに変換するタイルが売り切れになっても、職人の条件が完成したカードは、最終得点時に半分VPが貰えますので、最後まで人事異動やバーチャル効果を生かして、完成しそうなカードを買いましょう。(完成しないカードはVPが半分引かれますので注意)。カード処理が終わり、お金も余ってたら、第II世代のカードのゴミを漁って、完成しているカードを買いましょう。最後の最後によくやる技です。

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荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
  • 商品価格¥ 7,480(税込)
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  • 240経験あり
  • 69お気に入り
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