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ペンデュラム~振り子の帝国~
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  • 1~5人
  • 60~90分
  • 12歳~
  • 2020年~

ペンデュラム~振り子の帝国~

メーカー・卸元:アークライト

残り1点
1営業日以内に発送可能
日本語マニュアル付き
新時代のリアルタイム×ワーカープレイスメント・ゲーム!

 『ウイングスパン』や『サイズ -大鎌戦役-』などの大ヒット作を送り出したストーンマイヤー社の完全新作。

 ワーカープレイスメントとリアルタイム要素が融合したユニークなゲームです。

 プレイヤーは貴族の一員となり亡くなった〈無窮王〉の継承者として、ドゥンヤ大陸に君臨する統治者になることを目指します。

 ゲームの進行はターン制ではなく、それぞれのプレイヤーは、自分のワーカーを使って、好きなタイミングで戦略を実行します。砂時計が落ちきるまでというリアルタイムの時間を消費することで、「一歩遅かった!」「あそこに置くべきだった!」などの緊張感あふれる場面も。反応速度と判断力がゲームの鍵となります。

 異なる特殊能力を有する、キャラクターカードを10種収録。キャラクターには基本と上級などの分類もあり、ゲームシステムに慣れてからも、新鮮な体験をすることができます。この飽きることなく何度も遊べるリプレイ性の高さもポイントです。

 また、1人プレイが可能なオートマシステムや、リアルタイムが苦手なプレイヤーも安心できる砂時計を使用しないターン制ルールも収録。

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 4件

レビュー
528名が参考
7ヶ月前

 リアルタイムでワーカープレイスメントをしましょう、上手く回せたプレイヤーが次の世代の王座に座れますよ、というゲームです。

 基本部分はよくあるワーカープレイスメントそのもので、各自のワーカーを共有ボード上のマスに配置して、赤・青・黄のリソースを入手したり、そのリソースを領地や勝利点に変換したり、ワーカーを増やしたりして拡大再生産していきましょう、というものです。

 勝利者の決め方も、シンプルです。4ラウンド終了時に、4種の勝利点それぞれのノルマを達成していないと勝利者となれず。複数の人がノルマを達成しているなら、ノルマを最も過達している人が勝利者となるというものです。

 ワーカープレイスメントというと、「他の人が先着しているマスには入れない」というルールのゲームが多いのですが、このゲームでは、大と小のワーカーがいて、大のワーカーは、自分のワーカー/他人のワーカーがいるマスにも無条件で入れます。更に、「何人入ってもOK」というマスも豊富にあり、「とりあえず金でも稼いどけ」みたいな動きは出来るので、小のワーカーの行き先がどこにもない、と困る場面は少ないと感じます。


 以上を踏まえて、ようやく本題に入ります。


 このゲームはリアルタイム処理で進むということが特記事項となります。
ワーカーが入れるマスは、3つのエリアに分類されており、それぞれ、3分/2分/45秒の砂時計が支配しています。

 全てのマスは2か所ずつあり、一方に砂時計が置かれていると、他方には砂時計が置かれていない、という構造になっています。

 ワーカーは、砂時計の置かれていないマスにしか、出入りが出来ません。そして、砂時計の置かれているマスでしかリソースを変換したり、勝利点を得るという仕事が出来ません。

 整理すると、①砂時計のないマスにワーカーを置いて、仕事を予約しておく。②マスに砂時計がやってきた後、ワーカーに仕事をさせる。③砂時計が去った後、ワーカーを別のマスに移動させる、、、というのがこのゲームのワーカーの動きとなります。

 最初は大1人、小1人の2人のワーカーしかいないので、行動を見落とすことはありません。

 これが、最大の計4人のワーカーを抱えると、「あれ。リソース変換したいのに、変換元のリソースが残ってない?!」「仕事を終えているのに、いつのまにか、砂時計が行って戻ってきていて、ワーカーを取り出せない」「3分時計のエリアでワーカーが複数ロックされてて、ワーカーがいない」などと大混乱が発生し始めます。

 なお、各プレイヤーには、手札が渡されていて、このカードを使うことで、ワーカーを増やしたり、砂時計の置いてあるマスからワーカーを問答無用で引き抜いたりできます。が、使ったカードを再使用するには、青のリソースが必要で、このリソースは、3分時計が支配するエリアに行かないと大量入手が出来ません。

 そうだというのに、3分時計が3回ひっくり返ったら、ラウンド終了の合図で、2分/45秒時計は、それ以上、動かすことが出来なくなります。ラウンド開始に3分時計も1回ひっくり返されているので、実質、1ラウンドは3分時計が2回ひっくり返るだけの6分+αの時間しかありません。


 理想的には、ラウンドの最初の1回のひっくり返しを無視すると、2分時計は3回、45秒時計は8回、1ラウンドの間にひっくり返される訳ですが。「砂時計が空っぽになっても、ひっくり返す義務はない」というルールが、話を面白くします。空になった砂時計を、放っておいてもいいのです。

 先ほど言ったようにワーカーをマスに置くには、砂時計がいないことが条件ですが、誰もワーカーを予約に使っていない時に、砂時計をひっくり返しても、誰も仕事ができないので、誰も嬉しくありません。

 逆にいうと、(砂時計の砂が落ち切った)と見たら、素早くワーカーを動かして仕事を予約して、他の人がワーカーを動かす前に砂時計をひっくり返し、「おやおや、今回仕事が出来るの私だけですか。ダメですよ、ちゃんと事前に予約してないと」とか言っていれば、大きなアドバンテージになる訳です。更に手札カードの「砂時計があるマスからワーカーを動かせる」までセットで使えば、3分時計の長い長い予約期間+長い長いロック期間を、十秒程度でクリアしてしまえるので、時短の大チャンスです。


 難易度的に、初プレイだと「誰もノルマを達成できない」ということが起こりえるゲームですが、その場合でも勝ち負けを定めるルールはあります。逆にゲームに慣れて、「みんながノルマを大幅過達してしまった」時の勝敗決定ルールもあります。
 また、上級ルールには、各プレイヤーが担当するキャラクターの得意・不得意を大きく強めるルールもありますので、リプレイ性は高いと考えます。

 非リアルタイムモードのルールや、オートマによるソロプレイルールもありますが、やはり人間相手にリアルタイムに悲鳴を上げながら、あたふたしつつプレイするのが本道のゲームかな、と感じます。

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Sigma Siuma
Sigma Siuma
レビュー
382名が参考
7ヶ月前

基本的なルールは他の方が書いてくれているので割愛します。


2人で砂時計なしルールで3R

キャラクター表面、上級ルール無し


4人で1Rだけ砂時計なし(1回目)

キャラクター表面、上級ルール無し


4人で全ラウンド砂時計あり(2回目)

キャラクター裏面、上級ルールあり

の計3回プレイしました。


砂時計なし

各プレイヤーがルールに則って順番に

ワーカーの配置と回収、手札プレイ→全員やることがなくなったら指示に従って砂時計を移動

を繰り返し一定回数砂時計が動いたら1R終了。

ラウンド終了処理をして次のラウンドへ移行します。


砂時計あり

45秒、2分、3分の砂時計を同時にひっくり返してラウンドスタート。

以降ルールに則ってワーカーの配置や手札のプレイを行い、3分の砂時計が3回ひっくり返ったらラウンド終了処理へ


キャラクター表面

全キャラクター初期手札の内容はほぼ同じ。

(一部ワーカーを増やすためのコストなどが違うが基本的には同じ効果しかない)

初期資源はキャラクターの特徴によって、

やや違います。


キャラクター裏面

全キャラクター初期手札がほぼ全部違います。

表面よりも尖った効果が多く、多くのコストを要求される分派手な効果や、特殊な処理を要求する効果が増えます。

初期資源も表面より、少ない状態でスタート。


上級ルール1

ワーカー配置場所に上級ワーカー、下級ワーカー問わず、同一プレイヤーが同じ場所に配置できない


上級ルール2

勝利点トラックが最大値までいった場合、それ以降本来であれば勝利点は得られないが、勝利点の代わりに名誉点として、自分の資材を勝利点トラックに配置する。

(資材上限を減らす。)

勝利点が同一の場合、名誉点が多いプレイヤーが勝者となる。




2人プレイ

ボードゲーム初心者の人とプレイした為、3/4Rを砂時計無しでプレイ。

このルールの場合、かなり簡単なワーカープレイスメントゲームになります。

程よく悩ましく、ちょっとだけリソースのやりくりに苦労する程度で、思考時間もしっかり確保できるので、ワーカープレイスメントを初めてプレイする人でも問題なく遊べるレベルのゲームになります。


3Rほどプレイしてある程度ルールの把握も出来たので、最終ラウンドのみリアルタイムルールに変更。

途端に慌ただしくはなりましたが(そういうゲームですw)、3R練習ラウンドもあった為か、どういう動かし方をすれば得点に繋がるか見えていたこともあり、ボドゲ初心者の人でも問題なくプレイ出来ていました。


ボドゲ慣れしていない人が混ざっている場合は、

砂時計なしでやれば質問に答えながらプレイできるので、ある程度ルールとワープレの概要を理解するまでは砂時計無しを推奨します。



4人プレイ(1回目)

ボードゲームをそれなりに(ほぼ毎週いろんなのやってるメンツw)でプレイ

ルール把握やインストなども兼ねて、1R目は砂時計なし。

程よく悩みつつもそこまで他のワープレに比べればリソース管理も困らないため、割とサクサクプレイ。

ルールの不明点や細かい部分なども確認しつつ問題なさそうだったので2R目からは砂時計ありへ移行。


プレミが前提のルールのため(デザイナーズの時点でそうなってます)「あっ…」と言う声が自分も含めちらほら聞こえてきたが、プレイ自体は問題なく進行。


若干拡大生産な部分もある為、後半は全員それなりに勝利点トラックを順調に伸ばしていき、4人中3人が4種類ある勝利点トラックを全て最大値まで到達。


もう1人も、全ての勝利点トラックは最低ラインは余裕を持って通過。


同点の場合は、投票タイルの数で勝敗が決定するため、1,2,3位は僅差で終了。

勝利点トラックに余裕があったので次戦は上級ルールを採用して再戦。



4人プレイ(2回目)

導入可能な全ての上級ルールを採用した上でプレイ。

(プレイヤーボード裏面、上級ルール1,2)

砂時計は全ラウンドあり


かなり尖った手札や初期資源の低さもあり、1R目はかなりゆったりとした立ち上がり。

2R目以降は、キャラクター特徴を把握し高効率の手札を活用でき始め、

上級ルール1を採用していることもあり、一回目のプレイ時ほど回りはしなかったが、ラウンドを重ねる毎に徐々に加速。


最終ラウンド終了時、4人中2人が勝利店トラックの一部を規定ラインまで到達させれなかった為脱落。(4つある勝利点トラックの内1つでも規定ラインを越えれなければ敗北)残り2人が規定を通過し、勝利点トラックをより多く伸ばした方が勝者に。

ちなみに、規定ラインを超えた2人は1点差でした。

(勝利点トラックが最大値までいったプレイヤーは1人もいなかったので上級ルール2はいりませんでしたね…)



まとめ

全体的によくバランスのとれたゲームでした。

ワカプレ単体としてみればかなり簡単な部類に入るはずなのに砂時計という要素が絶妙に難易度をあげ、程よく悩ましく、時に忙しく、時に待つだけの時間があり、思考時間が制限されているため、無限に考えられるワーカープレイスメントとは一味違ったプレイが楽しめるかと思います。


(上級ルール2はプレイにある程度慣れて表面プレイ時に採用するのをおすすめします)


少し変わったワープレをしてみたいという人がいましたら是非試してみてください。

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国王
神楽葵
神楽葵
レビュー
173名が参考
約2ヶ月前

帝国の次期皇帝の座を争うリアルタイムワーカープレイスメントでストーンマイヤー社が作るとかハズレのわけないだろ!と思い勢いで購入。

最初は重ゲーかと思って積んでいたのですが、プレイしてみたら重ゲー感は全く無く、軽快に進んでいく中量級ゲームでした。

というのも、手番が無くリアルタイムでワーカーが行き交うというのはつまりは「ダウンタイムがほぼゼロ」ということだったので、待ち時間がないとボードゲームってこんなに軽快なんだと実感させられるゲームです。

裏を返せば、考える間も無くどんどんゲームが進んでいってしまうため、じっくり考えてゲームを進めたい人にはオススメできません。

とはいえそこまでトントン進むわけではなく、何分かは考える時間があるので、一度プレイしてしまえばなんとなく慣れることができるレベルです。

SM社のいつもの美麗なコンポーネントも健在でこのお値段なので、正直買って損をすることはないと思います。

一風変わったワーカープレイスメントを求めていた方、美麗なコンポーネントをコレクションしている方、ファンタジックな世界観の帝国で特殊能力を持った後継者争いというワードにときめきを覚える方は是非ご検討下さい!

それでは最後にこの言葉をお送りして締めたいと思います。今回少々長いですが私の趣味なのでお付き合いください。

「この世で最も醜悪で卑劣なことはな、実力も才能もないくせに相続によって政治権力を手にすることだ。それに比べれば、簒奪は一万倍もマシな行為だ。少なくとも、権力を手に入れる努力はしているし、本来、それが自分のものでないことも知っているのだからな。」

ーラインハルト・フォン・ローエングラム(田中芳樹著「銀河英雄伝説」より)

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仙人
ハンズ
ハンズ
ルール/インスト
118名が参考
7ヶ月前

ペンデュラム・インスト

 3人用で砂時計をひっくり返さないゲームで説明します。初めてゲームするときは,個人的に(ルールブックにはありませんが),超初心者モードで行います。


■1 はじめに

 ドゥンヤ帝国の王スルシルが姿を消し,帝国は混乱に陥りました。帝国の巨大な振り子時計は止まったままになっています。プレイヤーは貴族となり,ドゥンヤ帝国の後継者となることをめざします。

■2 準備:使わないもの

 ○ オートマ(1人プレイ)用

    縦6cm横9cmのカード38枚(裏面が紫の歯車のもの35枚,両面の得点カード3枚)
    得点ボード(オートマ1号,2号と書いてある)1枚

 ○ 上級キャラクター・カード(経験者用)

    縦9cm横6cmのカード(ガンベイルなど)5枚

■3 準備:共有のものを準備

 ○ メイン・ボード

   ・1-3人用を表にして使います。
   ・ボード右上方に緑のエリア,左上方に紫のエリア,右下方に黒のエリアがあります。

  △ 2人ゲームの場合,第3のプレイヤーの準備

     ・中立プレイヤーの色のワーカー(人形)をメイン・ボードの緑のエリアの横長の長方形(金枠)のうち小さい方に1体ずつ置くことになっています。
     ・同じく紫のエリアの小さい方の長方形(金枠)に1体ずつ置きます。
     ・計4体。ワーカーの大小は問いません。

  △ 超初心者モードでは,第3のプレイヤーは使わないことにします。

○ 砂時計と時刻マーカー

   ・緑の砂時計を緑のエリアの金の円2つのうち上方の円に立てておきます。黒のエリアも同じ。
   ・紫のエリアでは4つの金円のうち最も上方の円に置きます。残った3つの金円には紫の時刻マーカー(砂時計の形)を置きます。 

 ○ 偉業カード

  ・偉業カード(裏が赤で輝く星)をメイン・ボード中央上方に伏せておきます。
  ・トップをめくって公開し,偉業の印(しるし。金属製)をカードの輝く星のアイコンの上に置きます。

 △ 2-3人ゲームの場合

  ・偉業カードをめくらず,偉業の印を山札に載せます。第1ラウンドは偉業カードなしで行います。

○ 属州カード

  ・メイン・ボード左下の地図の背景のあたりに属州カード(正方形。地名が書かれている)を伏せて山札にします。
  ・山札のトップから4枚めくってその左に表にして置きます。

○ 評議会ボード(縦18.5cm横 25.5cm)

  ・メイン・ボードの隣に置きます。

○ 報酬カード(縦6.5cm横4.5cmで裏面がカップ)

  ・裏面が黄色のカップのカードを表にして,同じ内容が印刷されたマスに表向きに置きます。
  ・裏面が赤のカップのもの5枚を,ボードの青いカップが印刷されたマスに伏せて置きます。
  ・裏面が青のカップ25枚のうちランダムに10枚をゲームから除外して,残りを先ほどの赤カップの上に伏せて置きます。トップから5枚をめくって空白のマスに表にして置きます。

〇 時間トラックボード

   ・偉業カードの左下あたりに置くとよいでしょう。
   ・灰色の時間トークンを時間トラックボードのいちばん上に置きます。 

■4 準備:プレイヤーに配られるコマとプレイヤー・シート

 ○ プレイヤー・シート(ルールブックでは後継者ボード。横28cm×縦16.5cm)

   ・5枚とも内容が違います。プレイヤーはランダムに1枚受け取り,経験者向けと書いてない面を表にします。
   ・贈賄者ガンベイルで説明します。ガンベイルのアイコンを見ておいてください。

 ○ 赤,青,緑,白,黒から1色を選び,その色のコマをすべて受け取ります。

    受け取ったコマはまずプレイヤー・シートの脇に置いてください。ここは各自の在庫(ストック)で,ここにある状態では使えません。得た資源などはプレイヤー・シートに載せ,これで自分のものになります。資源をコストとして支払うときは,プレイヤー・シートから降ろして在庫に戻します。

 ○ 特権マーカー(六角形の板)

    ボード中央上方の六角形の3つのマスにランダムに(つまりジャンケンで)置きます。上の方ほど優先権があります。この順番を特権順と言います。

 ○ 勝利点トークン(低い円柱)

   ・プレイヤー・シートの上方の赤,青,黄,灰色の円が並んでいます。ここが勝利点トラックで,勝敗はここで決まります。
   ・赤の勝利点マーカー(円柱。ルールブックでは勝利点トークン)を,赤い円が並んだうちの最も左のゲンコツのアイコンに置きます。ゲンコツは権力を表します。
   ・同様に,各列の左青,黄,灰色の円柱を置きます。

   ・青は月桂冠のアイコンで功績を表します。
   ・黄は太陽のアイコンで人望を表します。
   ・灰色は輝く星のようなアイコンで偉業を表します。

   ・それぞれの円が何マスあるかはプレイヤー・シートによって違います。

   ・勝利点を得るとマーカーが右に進んでいくと黄色い羊皮紙の上の円に入ります。羊皮紙に入った最初のマスが1点で,その右が2点,・・・というようになります。羊皮紙より左のカラーのマスは言わば0点です。

 〇 勝利条件

   ・勝利点が4色ともプラス点のプレイヤーのうち,勝利点の最も多いプレイヤーが勝利し,帝国の後継者となります。

 〇 勝利点と資材の色に注意

   ・勝利点トラックの色は,赤:権力,青:功績,黄:人望,灰色:偉業です。
   ・その下方に,紫:票があります。実物は紫の正方形のタイルです。
   ・さらに下方に赤:軍事,青:文化,黄:コイン(ルールブックでは黄金)のマスがあります。実物は,赤,青,黄のキューブです。微妙に色が違いますが,同じ色として扱います。

   ・勝利点と資材は別のもので,同じ色でも関連はありません。赤の資材を集めると赤の勝利点が得られるわけではありません。

   ・さらに下方を見てください。4つのアイコンがあります。生産アイコンと言います。八角形の色に注目すると,左端は茶,次が赤,紫,黄です。その中に描かれているアイコンは,左端が赤の勝利点,ここだけが特別で,他の3つは資材のアイコンです。左から赤:軍事,青:文化,黄:コインです。

 〇 勝利点と資材の違い

   ・勝利点を得たら,勝利点マーカーを進めます。直接,勝利に関係します。
   ・資材は勝利点を得るためのコストとなることが多いです。

 ○ ワーカー(人形)

   ・一般ワーカー3と上級ワーカー(大きい)2を受け取ります。
   ・そのうち上級ワーカー1を評議会ボードの脇に出します。
   ・一般ワーカー1と上級ワーカー1はプレイヤー・シートのワーカーのアイコンのマスに載せます。ゲームの最初に使えるワーカーはこの2人です。

 ○ 票の初期値

   ・プレイヤー・シートの右方に選挙の投票のアイコンと0が描いてあります。票の初期値は0です。
   ・ゲーム中,10票を越える場合は紙の10票タイルを使います。
   ・票を集めると特権マーカーが上位になります。

 ○ 資材の初期値

   プレイヤー・シートの右下に

    ・赤:軍事(盾と剣のアイコン)
    ・青:文化(人の頭部のアイコン)
    ・黄:コイン(金貨のアイコン,ルールブックでは黄金)

  があります。ここに書かれた数字の分だけその色の資材キューブ(立方体)を載せてください。これが初期資材です。プレイヤー・シートによって違います。

■5 ゲームの大きな流れ

   ・メイン・ボード中央上方の特権順に,プレイヤー・シートの上級ワーカー1を任意のアクション・スペース(金枠)に配置します。
   ・次に一般ワーカーを同様に配置します。

   ・時間トラックのいちばん上に灰色の時間トークン(砂時計の形)を置きます。
   ・そこには黒,緑,紫の砂時計をひっくり返すと書いてありますが,砂時計をひっくり返さないで上の列から下の列に移動します。
   ・紫の砂時計を移動するときは,移動先の紫の時刻マーカーを取り除いて,そこに置きます。

     △ 砂時計をひっくり返すゲームでは,紫の時刻マーカーを3つとも取り除かれると評議会が招集されます。 

   ・時間制限はありませんが手番もありません。一斉にアクションを行います。
   ・まずワーカーを移動させて,次にそれに対応するアクションを行います。
   ・もしやりたいことがかち合ったら,特権マーカーが上にあるプレイヤーが優先されます。特権順はラウンド中は変化しません。

   ・全員がアクションを行ったら,時間トークンを1つ下に移動します。そこには黒をひっくり返すと書いてありますが,ひっくり返さないで下の列から上の列へ移動します。以下同様です。

   ・時間トークンがいちばん下まで行くと評議会が招集されます。
   ・これで1ラウンド終了です。これを4ラウンド繰り返してゲーム終了です。

■6 砂時計とワーカー

 〇 準備段階

  ・緑,紫,黒のエリアに,それぞれアクション・スペース(金枠)+獲得ボックス(矢印の下方の長方形)の組み合わせが上下2列あります。
  ・砂時計はゲームの準備段階では上の列にありますが,それが下の列に移動すると同時にゲーム開始です。

○ 砂時計のない方の列では

  ・金枠にワーカーを置くことができます。
  ・一般ワーカーは他のワーカーがいる金枠には入れません。上級ワーカーは他のワーカーがいる金枠に入れます。
  ・黒エリアの金枠には何人でも入れます。
  ・ワーカーを取り除いて(金枠からでも獲得ボックスからでも)プレイヤー・シートに戻したり,移動したりもできます。

○ 砂時計がある方の列では

  ・コストを支払って,ワーカーを下段の獲得ボックスに移してアクションを行うことができます。
  ・獲得ボックスには人数制限はありません。
  ・コストは2または4,数字のないところはコスト0です。プレイヤー・シートからコインを表す黄のキューブを下すことで支払います。

  ・ワーカーの数だけアクションを行えますが,1体のワーカーのアクションが完全に終わってから次のワーカーのアクションを行います。
  ・アクションが終わるとワーカーを別の金枠に移動したいと思いますが,ワーカーを移動したり手元に戻すには,砂時計がその列からいなくなるまで待たなければなりません。
  ・砂時計は時間制限のためではなく,アクションを行うのを遅らせるためにあります。

■7 獲得ボックス

〇 緑と紫のエリア

  ・獲得ボックスにあるゲンコツ・アイコンは権力です。プレイヤー・シートの赤の勝利点を1マス右に進めます。
  ・また,票2のアイコンは票タイル2個をプレイヤー・シートに載せます。
  ・黄の太陽のアイコンは人望です。黄の勝利点を2マス右に進めます。
  ・?のアイコンは生産アイコンの中間収入です。あとで説明します。

○ 黒のエリア

   ・金枠にはワーカーが何人でも入れます。
   ・ほとんどのアクションにはコインがいりません。
   ・地図のアイコンは属州の征服です。

○ 地図のアイコン

 ● メイン・ボードから取る

   ・メイン・ボードから属州カードを1枚取ります。
   ・このとき,山札のトップから1枚引くか,公開されている4枚から取ります。
   ・公開されている属州カードを取ってできた穴はそのままにしておいてもよいし,山札のトップをめくって埋めてもよいです。できた穴を見つけたプレイヤーは誰でもめくって埋めることができます。このゲームには自分の手番というものがないので。

 ● スロットに差し込む

   ・プレイヤー・シートの下方は生産アイコンで,八角形の色は左から,茶,赤,青,黄になっています。
   ・各アイコンのまわりに6cmくらいの枠があります。ここをスロットと言います。ここにメイン・ボードから取った属州ボードをプレイヤー・シートの下に差し込みます。
   ・既に属州カードが敷いてあるときは,そのさらに下に敷きます。

   ・このとき,属州カードの周囲に描かれている4つのアイコンのうち自分が得たいもの1つを選び,カードの八角形の色(茶,赤,青,黄)と同じ色のスロットに差し込みます。他の3つのアイコンは隠れて見えなくなります。

   ・実際に得られるものは八角形の色ではなくアイコンと数字で表されます。たとえば属州カードのエンバー(熾火郷)では,八角形の茶を選べば黄の勝利点:人望1を得ます。赤ならコイン2,青なら黄金3,黄なら黄金1を得ます。
   ・スロットの左から2番目の赤のところに4と印刷されているのは最初から赤:軍事4が約束されていることを表しています。

〇 ?のアイコン

   ・プレイヤー・シート下方の生産アイコンでの中間収入(中間決算)を得ます。
   ・赤の?マークであれば,八角形の色で赤の生産アイコンとその下にある属州カードのアイコンから報酬を得ます。主に資材を得ることになります。

   ・属州カードが敷いてなくても,最初から印刷されている,赤:軍事2などの報酬が得られます。
   ・中間収入を得ても属州カードはそのまま置いておきます。

■8 計略カード

 ○ 計略カード

   ・計略カードは縦6.5cm横4.5cmで報酬カードと同じ大きさで裏面が青です。
   ・ガンベイルのプレイヤーは裏にガンベイルのアイコンが書かれた4枚を受け取ります。
   ・計略カードの内容はプレイヤーによって微妙に違います。

   ・計略カードは手札として持ち,いつでも使えます。使うときはプレイヤー・シートのガンベイルのような名前が書いてあるマスに捨てます。
   ・青キューブ5を支払うと捨て札の計略カードをすべて回収して手札に戻せます。そのことがプレイヤー・シートのガンベイルと書いたマスの上方に描いてあります。

○ 計略カードの効果

   ・立方体(赤・黄・青)1・・・赤でも青でも黄でも任意の資材を1個得ます。キューブを載せます。
   ・青(月桂冠)・・・青(功績)のトラックを1つ右に進めます。
   ・砂時計とワーカー・・・砂時計がある列からでもワーカーを引き上げることができます。

   ・票3↓小さい人・・・票3を支払って,一般ワーカー1を得ます。プレイヤー・シートに1人載せます。
   ・盾7または人の頭7または黄金7↓小さい人・・・それぞれ赤・青・黄のキューブ7個を支払って,一般ワーカー1を得ます。

■9 勝利条件

   ・4色の勝利点マーカー,赤:権力,青:功績,黄:人望,灰:偉業がどれだけ進んだかを競います。

 ○ マーカーが4色とも羊皮紙にまで達したプレイヤーに勝利する資格があります。

   ・羊皮紙上で最も左のマスを1点,その右を2点,・・・として4色の勝利点の合計が最も多い人が勝利します。あなたが新しい時代の王となります。

 ○ 4色とも羊皮紙に達したプレイヤーがいない場合は,羊皮紙にまで達したマーカーがあるプレイヤーに勝利する資格があります。

   ・最も進んでいない(最も左にある)マーカーを比べて,それが最も羊皮紙に近い(右にある)プレイヤーが勝利します。
   ・同点なら2番目に遠いマーカーを比べます。
   ・すべて同じなら,特権順が上位のプレイヤーの勝利

 ○ どのプレイヤーも羊皮紙に達したマーカーがない場合は全員敗北。王国は再び内乱の時代に入ります。

■10 評議会ボードと報酬カード(裏面がカップ)の効果

  ・評議会はラウンドの終わりに行います。時間トラックの下方にそのことが書いてあります。

 ○ 報酬カード左上のアイコンの意味

     ・上向き半円矢印・・・黄のカードに付いています。効果を使ったら裏返します。他のプレイヤーは選択できなくなります。評議会フェイズが終わったら表にします。
     ・太陽のアイコン・・・手札に入れて計略カードとなります。好きなタイミングで使って捨て札置き場に置きます。
     ・稲妻のアイコン・・・ただちに効果を発揮し,ゲームから除きます。
     ・カップのアイコン・・・ただちに効果を発揮し,ゲームから除きます。

  ○ 評議会ボードに印刷されている,赤/青/黄を1つだけ選択。・・・赤か青か黄の勝利点トラックを右に進めます。何人でもこの効果を選択できます。

  ○ 黄カップのカード

     一般ワーカー1を評議会ボードの隣に置いてあった上級ワーカーに置き換えます。元の一般ワーカーはゲームから除きます。

  ○ 青カップのカード

     ・ワーカー↓2コインに斜線・・・ワーカーが獲得ボックスに移動するときのコスト2コインが不要になります。4コインで属州カードには適用できません。あとで説明します。
     ・赤/青/黄の勝利点↓赤/青/黄の勝利点・・・勝利点マーカーを1つ左へ,1つ右へ。つまり,勝利点の色を変えます。

     ・2コイン↓人望など・・・何種類かあります。支払うのは赤,青のキューブや紫のタイル。得るのは赤,青のトラックを進める,属州カードを得るなど。
     ・カードを3枚手に持っているアイコン・・・捨て札置き場の計略カードをすべて手札に戻します。

     ・赤青の?・・・生産アイコンの中間収入。
     ・赤:軍事,青:文化,黄:黄金の5・・・それぞれの色のキューブを5個プレイヤー・シートに置く。

     ・地図アイコン・・・属州カードを得る。
     ・最大3のカード・・・稲妻アイコンですがゲームから除外しないでプレイヤー・シートの隣に置きます。評議会フェイズで使います。あとで説明します。

  ○ 赤カップのカード

     ・赤青黄の円・・・赤青黄のトラックを進める。
     ・5コイン↓人望3つなど・・・何種類かあります。支払うのは赤,青,黄のキューブや何でもよいから10資材。得るのは赤,青,黄のトラックを3つ進める。偉業を得るなど。

     ・赤青黄の立方体に10↓輝く星・・・何種類かあります。何でもよいから10資材支払って,偉業勝利点を得ます。灰色のトラックを進めます。既に偉業勝利点を得ているプレイヤーはこのカードを選択できません。偉業勝利点は1人1回だけです。

■11 偉業カード

  ・メイン・ボードの中央上方で1枚公開されています。
  ・たとえば精鋭部隊というカードでは,上方に,赤:軍事6,青:文化2,紫:票2,その下に輝く星のアイコン,その下に5つの八角形,その下に,赤:軍事2,青:文化2,黄:黄金2と描いてあります。

  ・自分の資材キューブと票タイルの数がカード上方の数値以上であることが,偉業達成の条件です。コストではありませんので,資材を支払う必要はありません。
  ・偉業を達成したら自分の偉業マーカー(八角柱)を偉業カードの八角形のマスに置きます。このゲームに手番はありませんので,条件を満たしたらいつでも置けます。

  ・そして偉業の印を得るか,またはカード下方の報酬を得ます。

 ○ 偉業の印を得る

  ・1人のプレイヤーが偉業の印を得るのは,ゲーム中1回だけです。偉業の印がカード上に残っていれば,それを取って,灰色の勝利点マーカーを右に進めます。一歩進めたらこのトラックは完了です。
  ・偉業の印が残っていなければこの選択肢は選べません。選べるのは1ラウンドで最大1人までです。

 ○ 偉業カード下方の報酬

  ・たとえば精鋭部隊というカードでは,赤:軍事2,青:文化2,黄:コイン2のキューブを得ます。

 ○ 評議会フェイズで

  ・偉業マーカー(八角柱)は評議会フェイズで各プレイヤーに返されます。


■12 評議会フェイズ

 ○ 評議会の招集 

  評議会が招集されても,プレイヤーはアクションを続けることができます。時間制限はなく,砂時計をひっくり返すことはできません。全員のアクションが終わったら評議会フェイズに入ります。

 ○ 評議会フェイズ中

  評議会フェイズ中は通常のアクションはできません。ただし属州カードを空きマスに補充することはできます。

 ○ 順番決め

  ・特権マーカー(六角形)を特権トラック上で並べ替えます。紫の票タイルが多いプレイヤーを上位にします。同点の場合は,現在の順番を逆順にします。
  ・この後,票タイルをすべて捨てます。

  △ 2人ゲームでは中立プレイヤーが3票持っていますから,それとの競争になります。

  △ 超初心者モードでは中立プレイヤーはありません。

 

○ 報酬を得る

 ・1位から順に特権トラックに描いてあるものを得ます。

 ・1位は評議会ボード上に公開されている報酬カードを1枚取って手札に入れます。取って空いた穴は埋めません。赤/青/黄の勝利点を合わせて2点得ます。
 ・2位と3位は報酬カードを1枚と勝利点1点。

 ○ 属州カードの制限

   ・プレイヤー・シートの下方で,各スロットの属州カードを2枚までに減らし,越えた分は捨て札にします。
   ・ここで,報酬カードの属州最大3枚のカードを使うと,属州カードを各スロット3枚まで残せます。

○ 最終ラウンドか?

    これが第4ラウンドならゲーム終了です。そうでなければ次のラウンドの準備をします。

○ 次のラウンドの準備

  ・評議会シートで黄の報酬カード(裏がカップ)を表に向けます。
  ・選択されなかった青の報酬カードを捨て札にして,新しく山札から5枚めくって公開します。
  ・メイン・ボードで表向きの属州カードを捨て札にして,新しく4枚をめくって公開します。

  ・各プレイヤーは偉業マーカー(八角柱)を偉業カードから回収します。
  ・表向きの偉業カードを捨て札にします。山札のトップをめくって公開し,偉業の印を載せます。

○ ワーカーの移動

  ・ここでワーカーの配置や移動だけができるようになります。
  ・ワーカーのアクション(効果発揮)やカードを出すことはまだできません。

○ 次のラウンドの開始

  ・3つの砂時計を一斉に移動します。次のラウンドが始まります。


■13 ゲームの開始

  ・メイン・ボード中央上方の特権順にプレイヤー・シートの上級ワーカー1を任意のアクション・スペース(金枠)に移動します。
  ・次に一般ワーカーを同様に配置します。
  ・砂時計3つを下の列に移動し,ゲーム開始です。


以上でゲームができます。以下はおまけ。

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■14 最初に何をすればよいか

 ・プレイヤー・シートで初期コインがない人は,コインがほしいかもしれません。コインを得るには黒エリアに行って,黄の中間収入を得ます。
 ・属州カードがほしい人は,黒エリアにあるのですが,コストとして赤キューブが必要です。そのためには,緑のエリアで赤の中間収入を得ます。
 ・得た属州カードで中間収入を得たい人は,茶と青なら紫エリアに行きます。ただし,砂時計の移動には時間がかかります。赤の中間収入なら緑エリア,黄:コインの中間収入は黒エリアに行きます。

■15 砂時計をひっくり返すゲーム

 ・時間トラックは使いません。
 ・ゲームの最初に,3つの砂時計をひっくり返して上の列から下の列に移動します。これでゲーム・スタートです。
 ・砂時計の上に砂が残っている間は,砂時計を移動できません。
 ・砂が落ちきったとき,そのまま残しておくこともできます。また,誰でも砂時計をひっくり返して移動することができます。

 ・いったん始めたアクションは,砂が落ちきっても,砂時計が移動してよそへ行っても,完了するまで続けることができます。

 ・アクションがかち合うときは特権順の上位が優先です。それでも異議がある場合は,砂時計を3つとも上方に倒してゲームを止め,協議します。協議が終わったら砂時計を起こしてゲームを再開します。砂時計を倒す向きを決めておくのは残っている砂の量を記録しておくためです。

 ・紫エリアで紫の時刻マーカーが3つともなくなったら,評議会が招集されます。
 ・評議会が招集されても,プレイヤーはアクションを続けることができます。全員のアクションが終わったら,評議会フェイズに入ります。


以上です。

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