スピルトミルク

プレイヤーは牧場主となって牛さんを放牧し、牧草を食べさせ牛乳の元、「原乳」を作ります。ランダム、若しくはトレンドによって求められてる原乳の成分は変わりますが、牛乳缶にミルクの要素(牧草チップ)を注いだ際のできばえが最も市場のニーズに合っていた人が勝利を収めます。
ゲーム中、市場のニーズに高い影響力を発揮していくためには、上手く牛を放牧してチーズとしておいしい要素の入った牧草やヨーグルトにするとおいしくなる牧草など上手く食べさせていく必要があり、買い占め(食べ占め？)や放牧のたちまわりなどの戦略読み合い要素がしっかり入っております。
また、一定期間ごとに出てくる効果付きの牧草(チップ)は持っている時は手番の消費無く有利に進められると言ったもので、好きなチップを持ってきたり除いたり牛乳を注ぐタイミングを調節出来たりといろんな意味でおいしいです。
因みに効果を使った後も牧草チップとして使えます。

戦略で自分に有利に出来るのはもちろんですが、初心者でも真剣勝負で逆転要素もある牛乳瓶を注ぐアクション性は決められた場所の中(牛乳缶)から絶対にこぼしてはいけないと言うシビアな所と、三回勝負というある意味ちょっと緩い所は日本語で言う｢覆水盆に返らず｣や英語の「No crying over spilled milk」を両方とも表現したゲーム要素として楽しんでもらいたい所です。
最後に、このゲームのコンポーネントには実際の牛乳瓶を使用しているのでチップを入れて瓶を振ったときに出るカランと言った音も心地よく注目ポイントだと思います。