友人とプレイ。
面白かったのでレビューします。
【ざっくりルール】
・親は山札からカードを1枚引きイラストにフィーリングで名前をつける
・親は追加でカードを2枚引き、これらをダミーとして計3枚場に出してつけた名前を発表する
・子は親がどのカードに名前をつけたか考え、一斉に正解だと思うカードを指差す
・子は正解したら1ポイント、親は間違ったプレイヤーの数だけポイントゲット
・ただし、全員正解or全員間違いの場合は全員0ポイント!
・プレイヤー数+3ターン経過時に1番ポイントが多いプレイヤーが勝利
【感想】
絵柄がゆるくて可愛いです。
ふわっとした絵で大きいカブトムシとか描かれてますので親はこれに名前をつけるのですが、お題自体「モギルーシしたチョチョをピンタしたもの(両手を広げる絵)」など訳の分からないカードの場合が結構あります。
この時点で親が笑ってしまうと子に持ってる絵柄あとでバレますので要注意です。
次にダミーのカード2枚引いてからカードを場に出し命名。
「モギルーシしたチョチョをピンタしたもの スチョチョス!(両手を広げる絵)」
などと某カードゲーム漫画の髪の毛ツンツン主人公のように宣言します。
最悪笑うならこのタイミング。
命名に際しては「全員正解or全員間違いの場合は全員0ポイント」というルールが肝になっており、言い換えると「わかりやすすぎても、わかりにくすぎてもダメ」ということ。
なので、さらに謎にふわっとした名前をつける確率が高まっていくという。
知り合い同士だとその人の感性を読んで回答できる分、読み合い騙し合いの要素も出てきて更に盛り上がりますね。
親は大量得点チャンスなので慎重に命名した方が有利です!
ポイントをゲットしたら山札から表向きにカードを自分の前に置いていくのですが、得点カードをダミーカードとして使うことができます。
得点カードを手札に入れて出題を4択にし、難易度を上げることで得点大量獲得を狙えるわけです。
でもこれは諸刃の剣、獲得したポイントを消費することになるのでご注意を…
難点は自分がある程度リードしているとき、キワキワの名前をつけずに安全策として誰も当てられないような名前を意図的につけることで全員0ポイントで場が流せてしまうところ。
普通に強い動きになるので戦略性のあるゲームとしてでなくパーティゲームとして遊ぶのがいいかもしれません。
子どもも一緒に遊べますが、命名がわかりやすすぎてもダメなゲームの特性上、子供からすると出題側の難易度が高くなかなか得点が入らず面白くないかもしれません…
(子供が回答者の場合は楽しそうなんですが)
大人のアシストではあまりどうともならない感じではあるので、対象年齢はしっかり守った方が良さそうです。
子供が小さい場合は微妙な名前をつけてもらうため、ダミーカードもいっぺんに最初に引いて、3枚とも同じ名前をつけてもらい、最後に1番好きなカードを指さしてもらう…得点にハンデをつけておき回答ポイントだけで勝てるように工夫する、などアレンジすれば楽しんでもらえるかも!