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このゲームでは、古代のネコたちが暮らす島から、一匹でも多くのネコを救出することを目指します。
カードには、ネコを救出するためのバスケットや、クリアすると得点になる課題、いつでも使用可能な特殊効果などが書かれていて、これをドラフト(各自1枚ずつカードを選ぶ)して、手札を作ります。
ゲーム中は手札を使用して、ネコを表すタイル(パズルのピース)を獲得し、自分の船に配置していきます。
終了時に空きマスが少なかったり、同じ色のネコで大きなファミリーを作ることができれば加点となります。
可愛らしいネコの姿をかたどったコマも多数収録し、家族で遊ぶのにうってつけのファミリールールや、1人用ルールも収録。
カードドラフト+パズル、その二つの要素が高い次元で融合した珠玉の一作!
日本語版、4人、通常ルールでプレイ
カードドラフトとタイル配置がメインのシステム
以上を5ラウンド繰り返す
同じ色の猫の集団、課題、レア宝物、空きマスのペナルティを合計したものが得点になる
目標は100点前後
プレイ時は猫で60点、共通課題で25点くらい、個人課題で40点くらい、レア宝物1個(3点)、ペナルティ20点くらいの計100点ちょっとで1位。4位でも80点くらいだったので結構接戦だった。
難しいのはカードの購入と猫の救出のバランス、およびどのマスを埋めるかの取捨選択。
後者は課題カードによって方向性が決まるので全員埋め方が変わる。自分の船の配置状況や猫タイルによっても変わってくるため、割と早期に決断する必要がある。
前者についてだが、すべてのカードは購入コスト(0~6)がかかり、猫の救出にもコスト(3or5)がかかる。また、多くの猫を救出するためには良いカードが必須なため、ドラフトした7枚の中から何を購入し、どの猫を救出するかが非常に悩ましい。
課題カードを取るのは強いのだが、取りすぎると猫を取れずにボードが埋まらず、ペナルティが多くなってしまう。逆に猫だけ集めるのはコストがかさみ、点数が頭打ちになってしまうためバランスが重要。
とてもよくできたバランスのいいゲーム。
ボドゲ初心者から上級者まで幅広く楽しめると思う。
ややルールが複雑すぎると感じる場合は簡易ルールでのプレイもある。
ネコの楽園の島に迫る魔の手から救うべく、ネコたちを船で救出するというテーマのボドゲ。
まあ、その魔の手というのはラウンド制限のためのフレーバーで、実際に登場するわけではないので、実質ネコ集めゲームといっても差し支えない(笑)。
このレビューではソロルールも踏まえて紹介していく。
見ての通り、特徴は船ボードに配置するカラフルな猫タイル。5~6マスで構成されたテトリミノ風のピースになっていて、これを基本ルール+目標カードの条件を満たすように敷き詰めていく。
各ラウンド頭に通貨としての魚が20匹配布されるので、ドラフトで回ってきたカードを購入してネコを捕らえるバスケットを確保し、さらに場にある猫(のピース)を同様に魚で獲得すれば船に配置することができる。
猫タイルは5色(+ワイルド1色)あり、同色を隣接して多数配置するごとにボーナス、ゲーム終了時に空いた隙間は基本的にペナルティになるので、無駄なく敷き詰められるようにタイルを獲得していかなければならない。
基本はそれの繰り返しだが、カードの中には勝利点を獲得できる目標が記されているものや、インスタントで財宝や魚、追加バスケットを得られるものなど多数の種類があり、ネコ捕獲用にキープする分と合わせて、手持ちの魚でうまくやりくりする必要がある。
基本得点の同色ネコのセットおよびレア財宝と、見えているマスのネズミ、埋められなかった部屋の減点に、上記の目標の追加点を、ゲーム終了までの5ラウンドで競う。
カードのドラフトや購入はテラフォーミング・マーズ風だが拡大再生産の要素は薄く、あくまで、いかにタイルを敷き詰められるかがメインの遊びとなっている。
なんにせよ、この見た目で9割がたの目標は達成しているといえよう。難しい顔をせずワイワイ楽しむのが吉。
なお、カード購入と捕獲のルールが難しい子供向けに、順番にタイルを取って配置していくファミリールールも付属していて、家族で手軽に遊べるように配慮されている。
ソロルールはプレイヤーの邪魔をする姉という設定のAIが追加される。
このAIは自分のボード(船)を持たず、プレイヤーの盤面に便乗して得点するという仕組みになっていて、なんとかしてAIの目標を満たさずに自分の目標を満たすか、というジレンマに悩まされるルール。
そのほかにも専用の妨害デッキを持ち、毎ラウンド場から猫タイルを除去する疑似的なインタラクト要素もある。姉さんレア財宝除去しすぎ問題。
膨大な数の猫タイルを抜く初期作業はかなりつらいものがあるが、一部のタイル以外はまとめてドロー用の布袋に入れてしまえば、以降はそろえたりする手間はなくなるので、セットアップはそこまで大変ではない(150枚だかの目標カードをシャッフルするのはちょっとめんどくさい)。
ソロプレイでの感想です。派手なコンポーネント通りに楽しめる要素と、状況とカードに応じたディシジョンメイキングが痺れる作品となっていました。
基本的な流れは船を模した個人ボードに猫や宝物のタイルを配置するだけ。そこそこボードゲームをプレイしている方なら
『テラフォーミング・マーズ』のような要領でカードを入手し『パッチワーク』みたいにタイルを配置する
と言えばイメージしやすいかと思います。
プレイ感はとてもカジュアルなのに
と戦略性は高め。特に毎回訪れる「カードを取るか? 猫の救出を最優先するか?」の判断の悩ましさは本ゲームの特筆すべきストロングポイントです。
ソロゲームは「姉」を相手に戦います。ターンごとにセットコレクションが弱くなっていき、課題も示されているから戦略の見通しは立てやすくなっています。
課題の多さにより難易度が自由に調節できるのも素晴らしいところ。
逆に、
という難点はあります。(特にノーマル宝物と特殊な猫オシャックス)
アートワークが猫に満ちあふれているのは言うまでもありません。
「ゲーム中に実際の猫を“収納”できる裏蓋の注意書き」など、デザイナーの猫への愛があふれてやまない一本。
没入感が異様に高いので、重量級寄りの中量級でありながら体感時間はあっという間でした。
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猫の島に魔の手が迫る前に猫を救出せよ!
そんな感じの作品。キックスターター発なのでめっちゃコンポーネントが豪華なのだ。
メカニクスとしてはカードドラフト&タイル配置。
ルール難易度は低いけども言語依存は高め。
コンポーネント
船がプレイヤーボード、助けた猫や発見したお宝を積み込む。 右上の小さいボードがメインの島ボード、手番順とラウンドを管理する。島ボードの左右に猫がくつろぐフィールドがあってプレイヤーはそこからおびき寄せるための魚とカゴで猫ちゃんを救出するのだ。
ちなみに木ゴマの猫は、カードの効果で色を選ぶときやオーシャックスというワイルドカラーの猫の色を選択するときに乗せて示すために使うよ。
散らばりまくってるのはカード、手番順を決めたり、ボーナス点を獲得したりする。
これはタイル抜き前の写真。猫があざとく、キュートで可愛いくて語彙力が消える。お魚タイルは通常版で使う。キック版では木製のお魚がいるので使いません。
余談だけどもフタの裏にはプレイ中に猫を入れて置くための猫ちゃんスペースもある。分かってる。
コンポーネントについては以上。
ゲームの内容について触れていくとゲームは5ラウンド制、複数のフェイズに分かれて進行する。簡単に説明するとリソースのお魚貰って、カードをドラフトして、カードを買って、買ったカードを使って猫を助けたりお宝を集めてパズルする。豪華で可愛い内容に反して取っつきやすくて簡単。
カードさえ和訳すれば初心者でも楽しく遊べる。
良い点と悪い点
良い点
・とにかく可愛い
いやマジで可愛い。あざといレベルで可愛いんだ。カードにもいちいち猫が描かれていてカワイイ。このためにこの作品を蹴った。
・パズルとドラフトの塩梅が秀逸
このゲーム、正直言うとボーナスカードがかなり強い。そのため、ボーナスありきでパズルを組む。かといってボーナスカードを取りすぎると猫が取れないのでボードが埋められないため破綻する。妥協点を求めるのがかなり楽しい作品。
悪い点
・ボーナスカードが強い
正直、強いボーナス引ければ勝ちなとこある。この点は人を選ぶと思う。
・和訳のハードル
コアルールは簡単なんだけどもカード枚数の多さと特殊なフォントから和訳がとにかくやりづらい。ここさえ上手く乗り切れれば初心者にオススメの中重量級作品になっただけに惜しい。日本語版が出たら多分買い直すと思う。
以上、和訳のハードルと持ってる人の少なさがネックではあるけども遊ぶ機会があるならぜひ遊んで欲しい、そしてカワイイ猫達に癒やされて欲しい。
※誤ってスッカスカの状態で公開してごめんなさい。