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ユーコン・エアウェイズ
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  • 1~4人
  • 60~90分
  • 14歳~
  • 2019年~

ユーコン・エアウェイズ

メーカー・卸元:kleeblatt

残り2点
1営業日以内に発送可能
日本語マニュアル付き
白夜が続く雄大なカナダの地では飛行機タクシーが大活躍! 機体・燃料を上手に管理して、効率よく乗客を送り届けよう!

 ゲームの舞台はカナダのユーコン準州。プレイヤーは飛行機タクシーのパイロットとなり、飛行機と燃料を管理しながら、観光客を目的地まで届けてお金を稼ぐことが目的です。そのためには大量の燃料を消費してでも乗客を目的地まで運んだり、あるいは資金を注いで効率化のために水上機を強化したり、とギリギリのところでうまくお金と燃料を管理していく必要があるでしょう。

 本作は、自分のコマを置いて指定することで、ダイスで表された観光客を確保したり、ボーナスを得たりしていく「ワーカープレイスメント」という人気のゲームシステムがベース。そこに、わずかな燃料やお金をやりくりしながら飛行機を管理する「リソースマネジメント」の要素が組み合わさり、楽しくも悩ましい、計画性や判断力が問われるゲームとなっています。

 また、ゲームの面白さだけでなく内容物も魅力にあふれ、とくにプレイヤーが管理する、飛行機の操作盤を模した個人ボードのデザインには要注目! 配置されたスイッチ型のタイルを動かし、計器類の針でパラメーターを管理していくことで、飛行機タクシーのパイロットというテーマにどっぷりはまり込むことができるでしょう。

 飛行機の改良の種類は多岐にわたり、対戦ゲームとして何度でも繰り返し遊びたくなるうえに、基本のルールはそのままに一人で遊ぶことができる特殊ルールも収録。

 ユーコン川の白夜のように、果て無く続く楽しさがあなたを待っています!

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 8件

レビュー
887名が参考
約1年前

ハンド/リソースマネージメントがワーカープレイスメントと上手く組み合わさって、システムとフレーバーが調和しているピック&デリバリーゲームです。

プレイヤーはカナダ・ユーコン準州のチャーター便で働く水上機パイロット達。客(ダイス)が各ゲートでどんな大自然に連れて行ってくれるのかと待ち受けています。

しかし、燃料は乏しいので乗客を減らして節約したり、乗客が気に入る場所に連れて行ったことを会社にアピールし、様々なボーナスを受け取って自機を改良していく必要があります。

そうして、客を運びつつ各種機能を改良して火曜日〜日曜日にわたる6ラウンドを繰り返し、一番報酬を稼いだプレイヤーが勝者となります。

ラウンドの流れはコンポーネントの量に比して比較的軽め。

  • マーカーをゲートに配置して、乗客(ダイス)をピックアップする。(この時にゲートのボーナスを発動する)
  • ピックアップした際、条件に応じてお金を支払い、隣接するゲートの乗客を自分のゲートに呼び込める。
  • ピックアップした乗客に合わせて燃料を調整。
  • 手札のチケットを場に出して、その上に乗客を置く。その際、追加のチケットを差し込み、マークが3つ揃えば追加ボーナスあり。
  • チケットの場所に水上機を飛ばす。
  • ダイス色と、場所に置かれているキューブの色が一致すればそれを取り去り、個人ボードの相当する場所に置くとともに以下を選ぶ。(これ移行継続する
    • 機能を一つアンロックする
    • 各種メーターをキューブの分だけ増やす
  • 乗客を運んだ場所に書かれている報酬を受け取る。


このゲームが見事だと思ったのは、スタートプレイヤーの取り合いとボーナスのジレンマです。

手番順を決めるゲートは後ろの方ほど恩恵があります。しかし、ボーナスが発動するキューブは有限。そして、先の手番の人は、後の手番に来るであろうゲートの客を文字通りの意味で奪い取れます。(その分のお金は必要ですが

また、各種機能をアンロックして燃料を増やさないと行けない場所もありますし、ゲーム終了時に乗客を何箇所運んだかの報酬の割合が異様に高いため、色々なところに水上機を飛ばさなければなりません。

総じて

  • スタートプレイヤー争いとボーナスのジレンマ
  • 燃料と手札のシビアな管理

が素敵に調和しています。そして、示したように飛行機の計器を模した個人ボードは雰囲気ピッタリ。

プレイ時間の割にセットアップしやすいコンポーネントに軽めのインスト時間。それでいて要素がてんこ盛りと、中量級寄りの重量ゲームです。

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手動人形
手動人形
レビュー
394名が参考
約1年前

このゲームは乗客を目的地まで運び、最終的に一番多くお金を持っているプレイヤーが勝利、というゲームです。

このゲームの作者は、このユーコン・エアウェイズを亡き父に捧げるとおっしゃっていました。このゲームの作者はの父親はこのゲームのように水上機を運用し、お客さんを目的地へと運ぶ仕事をしていたそうです。

作者は父親が仕事について悩んでいるのを近くで見ていたのでしょう。このゲームでは燃料の運営や乗せる客など様々な要因でプレイヤーを悩ませてくれます。

きっと天国のお父様も生前のことを懐かしみこのゲームを遊んでいるかもしれませんね。


ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?

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国王
waka
waka
レビュー
191名が参考
7ヶ月前

まず最初に箱、チケットカード、ボードと全てのアートワークが素晴らしいです。カタカナ表記が少々ダサいのはご愛嬌ですが、全体の色調が朝焼けの空のグラデーションのようで心洗われます。

個人ボードも飛行機のコックピットを模していますが、選択する機体ごとに家族の写真が異なっていて芸が細かい!マニュアル冒頭にある作者の想いも相まって、「さあ今回も一週間頑張って稼ごう!」という気持ちになります(笑)

さて、肝心のゲームですが、チャーター機を操って乗客(ダイス)を乗せて目的地まで運ぶゲーム。「搭乗」「フライト」「収入」「メンテナンス」の各フェーズを火曜〜日曜の6日間繰り返し、獲得$の最も多いプレイヤーの勝利となります。

それぞれのフェーズで多彩なボーナスがあり、機体の改良や燃料のやりくり、フライト順の選択など考えどころが多く、想像以上に面白いゲームでした。

ダイスが入っているので運ゲーと敬遠している方もいるかも知れませんが、ダイスでは搭乗ゲートがランダムに決まるのみ。また、$を支払うことでゲートの移動も可能なので、思ったより運要素は低い印象です。

それよりも改良順や目的地、乗客、ボーナスの取捨選択が重要なゲームですので、運ゲー嫌いでも十分楽しめると思います。

また、ソロプレイが可能なのもポイントですね。

国内ではあまり人気がないようですが、お陰で入手しやすいので、是非!

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勇者
pikrin3
pikrin3
レビュー
175名が参考
6ヶ月前

《雄大なユーコンの空を水上飛行機でフライト》

飛行機のコクピットのような個人ボードが特に気に入って購入したのですが、プレイしてみると想像以上に面白かったのでレビューします。


【舞台は1979年の夏、カナダのユーコン準州】

カナダのユーコン準州は雄大な大自然が特徴の美しい州で、プレイヤーはユーコン・エアウェイズ社のパイロットとなり、州都であるホワイトホースから水上飛行機を飛ばして乗客を運びます。デザイナーのアル・ルデュークさんは父親がユーコン・エアウェイズ社のオーナー兼オペレーターであり、幼いころから辺境地の飛行機には慣れ親しんでいたそうです。(説明書より)

メインボードにはユーコン準州の主要都市が描かれています。やや地味かもしれませんが優しい色使いで描かれており、鉛筆の絵があるので飛行ルートマップを表しているのかもしれません。ボードの左側には乗客ダイスが搭乗ゲートでプレイヤーの飛行機を待っています。

プレイには関係ありませんが、ダイスの色は乗客の種類を表しているそうです。

  • ピンク:観光客
  • イエロー:採掘者(ドーソン・シティはゴールドラッシュで栄えたそうです)
  • グリーン:冒険家
  • ブルー:医師(作者の母親が医師だった)
  • レッド:騎馬警察

【基本はダイスドラフトとピック&デリバリー】

ユーコン・エアウェイズ社は月曜日が定休日なので、火曜日から日曜日の6日間で水上機を飛ばし、もっともお金を稼いだプレイヤーの勝利です。1日は4つのフェイズで構成されます。

  1. 搭乗フェイズ
  2. フライトフェイズ
  3. 収入フェイズ
  4. メンテナンスフェイズ

搭乗フェイズフライトフェイズがメインアクションとなり、考えどころが多いです。


<①搭乗フェイズ: 変則のダイスドラフト>

メインボード左側の搭乗ゲートには乗客ダイスがプレイヤーの水上機を待っています。それぞれのゲートでは特殊アクションを行うことが出来るので、そのアクションの種類と乗客ダイスの色を参考にゲートを選択し、1~4個のダイスを自分の水上機カードの上に置きます。この時のポイントは2つ。

  • 目的地に置いてあるキューブの色とダイスの色が同じならボーナスとして水上機の能力アップが出来るため、自分の予定している飛行ルートとダイス色の組み合わせが非常に大事になってきて悩ましい。
  • また、次の日はゲート番号の小さいプレイヤーからの手番となるのですが、ゲート番号が大きいほど特殊アクションの効果が強力となるため、どのゲートを選択するか非常に悩ましい。


<②フライトフェイズ: ピック&デリバリー>

目的地となるチケットカードを出して水上機を飛ばします。最初のうちは燃料が多くないため近くの都市にしかフライト出来ませんが、水上機を改良していくことでより多くの燃料を積めるようになり、より多くの収入を得ることが出来るようになります。

また運んだ乗客ダイスの色と都市にあるキューブの色が同じなら、水上機を改良することが出来ます。この時に使用するのが水上機のコクピットを模した個人ボードで、6つのメーターと7つのスイッチがあります。これらのメーターの目盛りを増やしたり、スイッチをONにすることで特殊能力が開放されて飛行機が改良されていきます。これが非常に強力でどんどんと飛行機が改良されていくことにワクワクします。

【カツカツの燃料でどこまで飛ぶのか悩ましい】

上記のとおり手番でのアクションは、ダイスドラフトしてピック&デリバリーするだけなのですが、フライトするには燃料が必要でカツカツの燃料のやり繰りが非常に悩ましく楽しいです。他に悩ましいポイントを羅列すると、

どの都市にフライトするのか。そこには何色のキューブがあるのか。同じ色のダイスがどのゲートにあるのか。そのゲートには自分のやりたいアクションがあるのか。同時に他の都市にもフライト出来るのか。そこには何色のキューブがあって、同じ色のダイスはどのゲートにあるのか。キューブをゲット出来れば飛行機を改良できるが何を改良すると効率が良いのか・・・など。

そして悩みに悩んだ飛行ルートは他プレイヤーの飛行によりキューブを取られて崩れていくという・・・。でもこの間接的なインタラクションも楽しいんですよね♪


【良いところ】

  • 出来るアクションは簡単なのに、選択肢は多くとても悩ましく面白い。
  • 色々な飛行ルートの可能性があり、そこにダイスとキューブの色を組み合わせる一種のパズルのよう。
  • 手番順の取り合い、都市にあるキューブの取り合いなど優しいインタラクションが楽しい。

【良くないところ】

  • ゲートの特殊アクションや改良スイッチの効果にアイコンが多く、最初は説明書を参照する必要がある。
  • 目的地の選択肢がたくさんあり悩ましく、ダウンタイムが長くなりやすい。

【説明書、お薦めな人】

説明書12ページ。インスト15分+プレイ時間:1時間15分。少し重めの中量級。私は特にコクピットのような個人ボードが気に入っています。雰囲気がすごく良くテンションが上がるので、飛行機好きな人には特におすすめですね。


【感想】

前述のとおり、まるで飛行機のコクピットに座ったかのような個人ボードが気に入り、ゲーム内容をほとんど知らずに購入したのですが、遊んでみるとすごく面白くてびっくりしました。

とにかく燃料のやり繰りが大変で最初はダイスを1個だけ乗せて近くの都市にしかフライトできないのですが、飛行機を改良することでより多くの燃料を積むことが出来るようになり、乗せるダイスも2個、3個と増えていき、また遠くの都市までフライトすることも可能となり、どんどんと拡大していく感じがとても楽しいです。

ゲームバランスも良く調整されているように感じられ、亡くなった父親がオーナーをしていたユーコン・エアウェイズ社をテーマにしたデザイナーの愛を感じずにはいられない作品ですね。最高です。

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仙人
Sato39
Sato39
レビュー
145名が参考
8日前

オーロラ輝く美しきユーコンの地を飛び回ろう!

【評価8/10(ソロ7.5)】中量級・1~4人

ピック&デリバリー×プレイヤーボード改良

皆さん秋ですね!秋と言えば紅葉,美しい景色。

美しい景色と言えば,そう遊覧飛行!秋は遊覧飛行の時期ですよね! 笑

という訳で本日はカナダの美しき地を水上飛行機で飛び回る素敵なゲームを紹介したいと思います。


<概要>

このゲームはカナダ北西部に位置するユーコン準州を舞台としたゲームです。

プレイヤーは飛行機会社・ユーコン・エアウェイズのパイロットとなり,お医者さんや観光客,採掘者や騎馬警察,冒険者(!)達をユーコンやその周辺各地に送り届け,その代金を受け取ります。ユーコン準州の中心地であるホワイトホースからお客さんを遠くまで運べば運ぶほど運賃を多く受け取る事ができますが,燃料はたくさん必要になります。火曜日から日曜日までの1週間の中で,誰が最もお金を稼げるでしょうか!というのがこのゲームの主題です。


<手札、ダイス、キューブ,燃料。そしてプレイヤーボードのマネジメント>

このゲームの基本的な仕組みは「お客さんであるダイスを飛行機に乗せ,ボードの各地に送り届けて運賃をもらう」という,いわゆる「ピック&デリバリー」ゲームです。

ただし,ただ拾って送り届けるだけなら話は単純ですが,このゲームでは頭を悩ませるポイントがいくつかあり,そこがゲームのアクセントかつ醍醐味になっています。


(1) 行き先,ダイス,ゲートの選択

(2) 燃料マネジメントと★ボーナス

(3) プレイヤーボードの改良に関する選択


まず(1)の行き先+ダイス+ゲートの選択ですが,基本的には最初にダイスを振り,出た目に応じてお客さん(という設定のダイス達)は1番~6番ゲートに配置されます。

ダイスは出た目によって配置されるゲートが決まる


できれば全部のお客さんを運んであげたいところですが,飛行機はプレイヤーごとに1機のみで,4人で満員になる小型セスナのため,乗せられるお客さんの数には限りがあります。


また,どんなお客さんでも乗せれば良いのかというとそうとも言えません。メインボードの地図上には開始時にさまざまな色のキューブがランダムな場所に配置されています。このキューブと一致する色のお客さんをその場所に送り届ける事ができれば,ご褒美として自機を改良することができる。改良すれば改良するほど有利になるため,基本的には色がうまい事かみ合うダイスを乗せてフライトしたい。

各地にランダムに配置されるカラフルなキューブたち。このキューブと同じ色のダイスをお届けすれば自機改良のチャンス!


しかし,一度に飛行機に乗せられるダイスは初期状態だと1色のみ。行き先として手札1枚を使用する事で,そのカードに書いてある場所にダイス1個を送り届けられる仕組みです。いろんな色のダイスを一度に!とはなりません。

「その場所を指定するカードは持ってないけどどうしても行きたい!」という場合もあるかもしれません。そういう時は3枚の手札を捨てる事で任意の場所を行き先にする事も出来ますが,これは残り手札が結構厳しくなるので使いどころが悩ましい。


また,1~6のゲートにはそれぞれ効果が設定されており,手札を追加で引けたり,臨時で給油できたり,2色のお客さんを乗せられたり,即機体を改良できるなど,どれも魅力的です。こうしたゲートの各効果により,どのゲートから何色のお客さんを乗せるかがまた悩ましくなります。

各搭乗ゲートの固有効果はどれを使うか悩ましい。しかも小さい番号のゲートから順に処理していくため,乗せたい色のダイスを他のプレイヤーに先に取られないよう小さい数字のゲートに行くか,ゲート効果優先で大きな数字のゲートを選ぶかも悩みどころ


更に,(2)の燃料マネジメントと★ボーナスも選択を悩ましくしてくれます。確かに遠いところまでお客さんを送り届ければ運賃(勝利点)をたくさんもらえるのですが,遠くに行くには燃料を食います。ここがうまく出来ているのですが,飛行機には4つの座席があり,全座席にお客さんを乗せる事は理論上できるのですが,出発前の燃料補給量は「空席数+補給メーター数」。つまりたくさんの人を乗せれば乗せるほど燃料補給が少なくなり,遠くまで行く事が難しくなる。

本当は,遠くに行くという事は色々な町の上空を通り過ぎるため,途中の町に行きたい人達も一緒に乗せられれば合理的なのですが,そうは問屋が卸さない。

お客さんと燃料補給の一例。機体を改良すれば2色のダイスを乗せられるようになりますが,このようにダイスを3個乗せてしまうと空席による給油は1目盛しか受けられません


また,手札マネジメントも悩みどころで,行き先として使う手札には3種類のマークが記されています(機体改良,お金,燃料)。行き先カードを出す時に「付け札」をしてマークを3枚揃えると「★ボーナス」をもらう事ができます。このボーナスで即機体を改良できたり,3ドルを得ることが出来たり,燃料を2目盛給油できたりする。特に燃料ボーナスは最初からアテにしてフライトする事も結構あるくらいで,このゲームでは不可欠と言っても過言ではありません。しかし,手札は次回以降のフライトの際の目的地ともなる事から,ボーナスとして使ってしまって良いのか,取っておいた方が良いのかと悩みます。

付け札にしてボーナスも欲しいが目的地としても使いたいのが悩ましい


特に,6日間でダイスを送り届けた場所が多ければ多いほど最後の勝利点も高くなるので,行った事が無い町のカードは安易に付け札には出来ません。が,早く改良したいとか燃料が足りない等の理由から★ボーナスとして使いたいタイミングもあり悩ましい。

送り届けた町の数が増えるほど加速度的に勝利点が伸びます


以上から,お客さんを乗せる時は

・飛行機に何人までダイスを乗せ,何目盛給油するか

・何のゲート効果を狙ってどのゲートからどのダイスをピックアップするのか

・どの手札を目的地として使い,どういう経路で飛ぶのか。燃料は足りるのか

・カードは★ボーナスのために付け札として使うのか,目的地にするために温存するのか

等を総合的に考え,手札と飛行機と燃料メーターとゲートをあっちチラチラこっちチラチラと見ながら「このゲートからこの色のお客さんを乗せて…ああ,いやいや違うやっぱこっち…ああでも…いやいや…」とグルグルと悩みます。これが本作の楽しいところ 笑


また上記したとおり,目的地のキューブと送り届けたお客さんの色が一致していたり,付け札等による★ボーナスで改良を出せた時は(3)機体改良のチャンスですが,ここも何と改良ポイントは5つのメーターと7つのスイッチがありどれも捨てがたい能力があるため,どういう順番で改良していくかがまた悩まし楽しい!

2枚で★ボーナスが貰えるようになる効果も強いし,2色のダイスをピックアップできる効果,1枚の手札に2個ダイスを乗せられる効果,出発時の燃料補給を増やす効果,手札上限枚数を増やす効果,ドロー枚数を増やす効果,手札を燃料代わりに使える効果など改良したい効果は満載!目移りする中でどれから手を付けていくかは毎回楽しい悩みです。


<良い意味で比較的ライトなゲーム感覚>

このように,本作では悩ましいポイントがいくつもありますが,プレイ感は爽やかで良い意味で軽く遊べます。その理由としては「プレイヤーへのペナルティやマイナス効果が無い」「プレイヤー相互の攻撃要素が無い」という点にあります。

基本的に,このゲームではお客さんを一人も送り届けられないという事は発生しないように作られています(仮に適切な目的地となる手札が引けなくても,最悪3枚の手札を捨て札にすれば行き先を任意に設定できます)し,改良も順番を悩みこそすれ,全て良い事しか起こらないので「良い事の中での悩み」であり,いわば贅沢な悩みです 笑

また,ゲート選びととダイス選びの苦しさを緩和するルールとして「1金を払って乗客ダイス1個を隣のゲートに移動させる事が出来る。この効果に回数制限は無くお金がある限りダイス何個でも何ゲートでも移動させられる」というものがあります。

このゲートの効果が欲しいけどゲートにあるダイスはイマイチなんだよなあ…という時も,お金さえ払えば好きなダイスを狙いのゲートに移動させて飛行機に乗せる事が出来る。これは「ストレスなくゲームを楽しんで欲しい」という作者の意図が感じられる部分です。

もちろん,より効率的なフライト,より高得点を目指す動きというものを目指す事は出来ますし,1点をめぐる熾烈な争いもしようと思えば出来ます。しかし一方で「このダイスの色が好きだからこの人達を優先に乗せてあげるんだー♪」というノリでお子さんと遊ぶ事もできる。テーマも相まってファミリーでも安心して遊べるゲームとして,あるいは秋の夜長を優雅な気持ちで穏やかにソロフライトゲームとして楽しむのも良いのでは無いかと思います^^


<美しいコンポーネント>

また,ゲームの箱やコンポーネントも淡く美しい色合いで気持ちを落ち着かせてくれます。飛行機の駒は精巧な作りですし,メーターやスイッチがたくさんのプレイヤーボードは賑やか。更にゲームを進めるごとに送り届けたお客さんをプレイヤーボード上にどんどん移していくため一層プレイヤーボードが賑やかになっていきます。ゲームが進むごとに気持ちが盛り上がっていく良い作りだと思います^^

外箱からして素敵な色使い
終盤はプレイヤーボードに沢山のキューブが乗り賑やかです♪


<ソロプレイについて>

ソロプレイも公式ルールが備えられており対応しています。ある程度の高評価までは取れても最高評価を得るのは運も味方しなければ難しいかもしれません。全般的にはもう少し難易度が高くても良かったかな?とも思いますが,本作のテイストを考えれば「穏やかに夜長をまったり楽しむゲーム」という位置付けが合っているのかもしれません。

私はヌースフィヨルドのような,ソロ用のギミックを別途用意してくれているゲームも遊んだ経験があるため,本作のソロゲとしての評価は少し辛めになりましたが,まったり派の人にはこのゲームのソロでも十分楽しめるでしょうし,困難がある方が楽しい人もほんの少し工夫してハウスルールを付け足せばより手応えあるものに出来そうに感じます^ ^


<まとめ>

以上,ユーコン・エアウェイズは中量級としては比較的ライトで穏やかなゲームであり,パステル調の易しい色合いのボードが女性の方やお子さんにも受け入れやすく,家族やカップルでも安心して遊べる,中量級入門にふさわしい良いゲームだと思います。


余談ですがWikipedia先生によれば,ユーコン準州は日本の1.3倍ほどの面積があるものの人口は3万5千人弱であり,手付かずの大自然が数多く残された地域だそうです。準州の最北地では夏には太陽が沈まない白夜が50日も続く一方,冬には太陽が昇らない日が30日もあるとの事で,準州の中心地・ホワイトホースでさえ真冬は日照時間が6~7時間ほどしか無いのですが,日没後の時間が長い事はむしろオーロラ観賞に絶好の条件らしく,世界でも屈指のオーロラ名所との事でした。

本作を遊ぶ時には,そんな自然溢れるユーコンの大地を想像しつつ,遊びながら世界観に浸るのも良いかもしれません。

ユーコン・エアウェイズは,そんな事を考えさせてくれるゲームでした^ ^


長文を最後までお読みいただきありがとうございます。皆様の良きボドゲライフに貢献できれば幸いです♪

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仙人
18toya
18toya
戦略やコツ
94名が参考
12ヶ月前

恐らく、二個ダイスを載せられる改造と、二色載せられる改造、そして二枚でワイルド目的地になる改造が強い。

ワイルドのは、正しいの毎回引けばいいだけのことだけれどもね。

序盤から中盤に向けて全力で改造を繰り返す、お金払ってでも適正な客を集める。

出来れば4-5の報酬が出る地域に飛びたいけれども、それよりも改造を優先するのがラストへの布石。

なお最終的に9-10地域に飛ぶような算段をして目的地を選ぼう。別に遠隔地に行かなければならないわけではないので、そこにあまり無理して資源を入れ過ぎないように注意。

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大賢者
カネ重がイイ
カネ重がイイ
リプレイ
83名が参考
6ヶ月前

5度目のソロプレイのリプレイです。今回は$80以上+10カ所訪問の称号、ユーコン人を目指してゲームを開始しました。

ソロでは開始時に任意の改良が可能なので、まずはボーナスの有効活用を狙ってスイッチ5をON。

続いて6番ゲートでスイッチ4を有効化。これで計画していた下準備はOKなので、張り切ってフライト開始!

序盤は燃料節約しつつ、毎ターン2カ所を回る。ボーナスもゲットしつつ順調な滑り出し…これは悪くないかも!

と思っていたら3ターン目(木曜)に手札が全て同じ町、しかも訪問済みという悲劇…ここから目に見えて守りのゲームに…複数チケットで任意の目的地に変更する事で手札が枯渇。ちまちまと訪問地を増やすことしか出来ないうちに、あっという間に日曜日。

最終スコアは125点でしたが、訪問地が9カ所なので目標達成ならず!(泣)

敗因は引き運の無さと、手札枯渇への対応不足ですね。もっとメーター類も先を読みながら改良すべきでした。

悔しい結果でしたが、まだまだ伸び代も感じられる結果でしたので、またチャレンジしたいと思います…

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勇者
pikrin3
pikrin3
戦略やコツ
80名が参考
6ヶ月前

何となくチケット1枚に乗客2名を乗せて沢山の人を運んだ方が良いかと思っていましたが、

・乗客を増やしたところで収入フェーズでは1名につき$1にしかならない。それよりもチケット毎の距離に応じたボーナスが大きい。(カラーキューブ入手時の改造も重要ですが…)

・ゲーム終了時に確実に貰えるのは、訪れた場所数ベースのボーナス。(10箇所で$37!)

であることから、私のような初心者はとにかくフライトフェーズで複数箇所を回ることを優先した方が良さそうです。(よく考えると「チャーター便」ですから、人数より距離で稼ぐのが堅実なのも分かる気がします。)

よって基本戦略としては、スイッチ4.5を最優先にした上で、適宜ボーナス燃料メーター、カードによる代替メーターなどで燃料を確保するのが手堅い気がします。その上で手札上限やドロー枚数を増やし、遠隔地を目指す。

更に先を狙えるようになったら、スイッチ1と7によるコンボやクリスマスボーナスでダメ推しって感じでしょうか…

伝説の称号を目指して頑張りましょう!

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勇者
pikrin3
pikrin3
  • 商品価格¥ 6,600(税込)
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