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ワードゲームの重量級(ルールはシンプルだけど、異様に時間がかかるタイプ)ゲーム。アークライトゲーム賞2020佳作作品。
2024/11/14追記:だいぶ時間経ちましたが、製品版が発売!おめでとうございます!しかも短時間ルールあるとのことで、プレイするハードルが下がったのは嬉しいですね。
エスペラント語(興味ある方はググってみましょう♪)+シヴィライゼーションを組み合わせたタイトルのとおり、言語の誕生を体現できるゲーム。
ゲーム内容的には協力ゲームで、最初は15個しかない新言語から、様々な言語を生み出していくのだが、やることは新言語だけを使った15回の言葉当てゲーム。
レベルが全部で5段階あって、1〜2段階の間はジェスチャー可能。当然、レベルが高いほど、難しくなる。
3段階目からは、ジェスチャー禁止で、それまでに培った新言語だけで、お題を表現しなければならない。
ちなみに5段階目はパーフェクトでお題を当てていかないと達成できず、ぶっちゃけ4段階目に到達するだけでもだいぶ大変。
得点的には、1〜5段階目にいくと、その段階分の得点が入ったり、特定のお題を選ぶと点が入ったりする。
まぁ、ぶっちゃけ、得点がどうのこうのより、新言語を使った言語の誕生を味わうシミュレーションゲーム。
ゲーム性を求める人には、多分あまり向いていない。
逆に今までに体験したことのない体験がしたい人にはぜひともおすすめしたいゲーム。
マジでこれ、普通にボードゲーム作って生まれるゲームじゃない(笑)いろんな意味で衝撃的な作品。
4人が実質ベスト(説明書にそう書いてある)らしくて、プレイ時間も2時間以上かかるので、遊ぶメンツや状況をつくるのも大変だが、新感覚をしてみたい人には、ぜひともやってほしいゲーム。