「ボードゲームの魅力の1つ」
ゲームマーケット2019春にて試遊させて頂きました。
皆ゲーム性について書いているので私は別の事を。
試遊の際使ったのは、フィリットのハイエンドモデルの「FILLIT PREMIUM WOOD EDITION」。
通常版が紙のコンポーネントに対し、こちらは殆どが木製。
コマや盤にも立体的な模様が彫刻によって施されており、非常に凝った作りとなっている。
通常版が2000円に対し、木製の方は3万5000円と中々のお値段。
しかし実際にプレイしてみると、彫刻と着彩された美しい木製のコマを並べた時の景色や、木製の盤にコマを置いた際のパチパチという小気味よい音を聴いてるだけでも凄く癒される。
何より、それらを含めた広い盤上でのプレイは、フィリットのゲーム性とも相まって、プレイアビリティを高く向上させている。
そう実感しました。
何故デジタルゲームがある今、あえてアナログなボードゲームをやるのか?
理由は色々あるでしょう。その理由の1つに
「コンポーネントの存在感」があるはずです。
実際に手に取って触って動かしたり、現実の空間で眺めることが出来る。モニター越しでは得られないリアリティや雰囲気。
ボードゲーム=コンポーネントの出来に凝る事と言っても過言じゃないでしょう。
面白いゲーム性、雰囲気のあるコンポーネント、良い友人。それらの心地よい情報量があって初めてアナログボードゲームをやる意味があると私は思います。
「FILLIT PREMIUM WOOD EDITION」は、その1つの情報量を存分に満たしてくれる十分なクオリティです。
惜しむらくは、イベント限定完全受注生産な所。
欲しい方は是非イベントに足を運ばれては如何でしょうか?
触ればたちまちその魅力に取り憑かれることでしょう。