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曼荼羅とは古のシンボルであり聖なる儀式です。色砂を敷いて世界を象徴する図を描き、その後に破壇の儀式を経て砂は川へと流されます——それは生と死、そして永遠に繰り返す輪廻です。
このゲームでは、プレイヤーは色鮮やかなカードを、布製のプレイマットに描かれた二つの曼荼羅に置いていきます。中央に置けば新たなカードが得られ、自分の側に置けば曼荼羅の支配を強められます。
曼荼羅に六つの色が揃ったら曼荼羅は完成し、自分の側に置いたカードの枚数によって交互に中央の色を取り、自分の川や器へと貯めていきます。山札がなくなった、または自分の川に6色目が加わるとゲーム終了。器のカードと、川の色の組合せによって点数を得ます。より多くの点数を集めたプレイヤーが勝利します。
110枚の美しいイラストのカードと特製プレイマットで、色鮮やかな「マンダラ」の世界へと臨みましょう。
1回だけプレイ。ルールはシンプルだが慣れるまでやや混乱する。戦略の立て方がまったく掴めませんでした。何回かプレイを重ねると面白くなるそうなのですが、よく分からないプレイ感で終わっちゃったので、もう一回やろうとも誘いづらく(笑)※やり込んだらレビュー更新します
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2人用の中であまり注目されていないように思いますが、私はバトルラインに並ぶくらいの悩ましくも運もある傑作だと思っています。(2人用ゲームの賞 Du Ali 大賞受賞)
初めてプレイした時は非常に独特なプレイ感だと感じました。
しかし、何回かプレイしているといくつもの駆け引きが混在していることに気づきます。
・ゲームの最初にあらかじめ最終的に得点となるカードを2枚受け取ります。このカードの得点を出来るだけ高くするようにプレイしたいがために、ここで相手の思惑が読めてきて相手が有利にならないようにしなければならない。
・2つの場があるためどちらの場のことも考えながら、プレイしないといけない。
・終了条件が2つあり、山札がなくなるか、自分が全ての色のカードを獲得するか。
この後者の条件で終わる時は非常に短時間で終わり、後者が満たされなければ山札がなくなるまで続くので長いゲームになる。この終了条件が特殊で、20点ほどで勝つ時もあれば、60点で負ける時もあります。短時間で終わらせにいくのか、自分が勝てる算段がつくまで長引かせるのかという駆け引きもあります。
また、カードは山札から引くので、そこの部分で運が混ざっており、リプレイ性が上がっているように思います。手札の引き以外はあまり運がない戦略系なので、バトルラインを少しアブストラクトに寄せた感じかなと思います。
このような痺れる駆け引きをシンプルにまとめ上げたトレバーベンジャミンには脱帽です。
ちなみに、このゲームはボードではなく布のプレイマットです。このアートが綺麗でとても気に入っています。