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ダイスの目に翻弄されつつも、的確に市壁を築き、ヴァイキングに対して強固に守られた街を作るのはどのプレイヤーでしょうか?
各ラウンド、三個のダイスが振られ、そのサイコロを選ぶことでゲームは進んでいきます。
各ダイスには、自分のボード上に配置できる壁の形が描かれており、自分の戦略、計画の中で、的確なダイスを選ぶことが重要となります。
ラウンド開始時に設定された条件を満たすように壁で囲うことが出来たら、街の完成です。
完成させる早さもこのゲームでは重要です。
一度街を完成させたプレイヤーは、一旦、ゲームから抜け、ほかのプレイヤーが壁を築いている間は、収入を得ることが出来るのです。
ただし、やみくもに囲っていてはヴァイキングの襲撃を食らってしまうかもしれません。
壁で囲んだ街の中にヴァイキングのマスが多いと、ペナルティの対象となるのです。
ヴァイキングのマスに注意しながら、的確に壁を築き、いち早く街を完成させ、より高得点を目指しましょう。
手軽なパズル系ゲームで、いろいろな方にオススメできるタイトルです。
王様の指示を達成しつつ、如何にお金を拾いながら海賊を避けて城壁を建てていくかがキモ。全員が同じ条件の下城壁を作るんだけど、人によって全然違った城壁が出来るのが面白いゲーム。カルバとか好きな人はより楽しめると思う。ウンウン悩みながら作った城壁は写真に残したくなるので見た目も楽しい。その後もっかい更地にして1から作り直させられます。諸行無常。
ラウンドの最後に発生する海賊のマイナス点が非常に大きく、人によってはゲーム終了時マイナス点で終わることもあるので、あんまり子供向けではなさそうという印象。ゲーマー同士でやると、どのタイミングで完成させるかの読み合いがアツい。
専用のダイスタワーが城壁を模してて凄く格好いい。まぁゲーム中2回しか使用しないんだけどさ。
【ゲーム開始前準備】
・個人ボードの作成
個人ボードは4つの小ボードから成り、それらを枠の内側にはめていきます。スタートプレイヤーから順番に小ボードをひとつ取り、枠内にどの向きで配置するかを決めます。配置が決まったら他プレイヤーも同じ小ボードを同じ向きで配置します。2番手のプレイヤーも同様に2枚目の小ボードをひとつ取り、枠内に配置、他プレイヤーも同じボードを同じ向きで配置、次は3番手プレイヤーが~という流れで個人ボードが完成するまで続けます。なので最終的に全員の個人ボードは全く同じものになります。
【ゲームの流れ】
1ラウンドは以下の流れで構成されます。
①王の勅令
②城壁の作成
③お金の獲得と海賊の侵略
上記を2ラウンド行い、最終的に多くのお金を所持していたプレイヤーの勝ち。
①王の勅令
専用ダイスタワーにダイスを投入。今回作る城壁内にそれぞれいくつの建築物(協会、井戸、商店)を含めるかを決定します。これから作成する城壁内にはダイスで指定された個数のそれぞれの建築物を含んでいなければならず、その条件をクリアーして初めて城壁を閉じることができます。ちなみに建築物は得点にはなんら関係ないので、たくさん含んでいれば高得点とかはありません。
②城壁の作成
時計回りでひとりずつダイスを振ります。ダイスには今回設置する城壁ピースの形とお金(後述)が示されています。全員でダイスに示された形の城壁ピースを個人ボードに配置します。この時、回転させたり鏡映しに反転させての配置も可能です。また、示された城壁ピースの一部を配置することも出来ます。全員が配置し終わったら次のプレイヤーがダイスを振り、また全員で同じ形の城壁ピースを個人ボードに配置を繰り返します。これを全員が城壁を完成させるまで続けます。
城壁の完成とは、①王の勅令で示した「城壁内に含まれなくてはならない最低数の建築物」を満たしつつ、城壁ピースを配置して一周ぐるりと閉じることを指します。城壁を完成させたプレイヤーはこれ以上城壁ピースを配置することが出来ませんが、以降は他のプレイヤーが降ったダイスに示された個数のお金を獲得することが出来ます。
また、個人ボード上には建築物だけでなく、海賊マークとお金マークも示されています。お金マークは単純に城内に含まれていれば③で手に入れられるお金を示しており、海賊マークは含めすぎるとお金を失うリスクがあります(後述)。
よって、海賊マークやお金マークを無視してさっさと城壁を完成させるか、より海賊マークを避けつつお金マークを含むようにじっくりと城壁を作っていくかの駆け引きがポイントとなります。
③お金の獲得と海賊の侵略
各プレイヤーは、完成した城壁内に含まれているお金マーク分だけお金を獲得します。また、城壁内に含まれている海賊マークの個数分海賊トークンを受け取ります。この時点で一番多くの海賊トークンを持っているプレイヤー(同率一位の場合は同率プレイヤー含めて)は、海賊トークンをそれぞれ裏向きにし、「マイナス5金」の面を表にします。こうなってしまうと、ゲーム終了時1枚につきマイナス5金の失点トークンとなってしまうので非常に痛手です。裏向きにしなかった他のプレイヤーは、それを持ち越したまま、次のラウンドを行います。
【次のラウンド】
個人ボード上の城壁ピースを再度ストックに戻し、もう一度①~③を行います。前半ラウンドで得た海賊トークンは持ち越しのため、後半は前半で失点を逃れたプレイヤー同士での争いになるでしょう。
※「マイナス5金の失点トークン」は海賊トークンとしてはカウントされません
2ラウンドが終わった時点で所持している「マイナス5金の失点トークン」分だけお金を失い、その後一番多くのお金を所持しているプレイヤーの勝利となります。