ルールは簡単!でも脱出は困難な印象!
協力系や、イラストから連想する系が好きな人にオススメです☆
【良いなと思った点】
①議論は約1分の時間制限があるからダレなくて良い。急いで脱出してる感がある☆
②皆が目を閉じて、裏切り者が行動するとき。立ったり座ったり余計な動きをさせないことで、裏切り者が誰か勘づかれないように作られている!
裏切り者は、8枚から0~2枚のイラストを選ぶ。そのイラストはフォルダに入っていて、1~8までの番号が割り振られている。
遠くからでも見えるように作られているため、選んだイラストの番号を、指で合図するだけで済む!
③抽象的なイラストだけど、繊細なヒントを与えることができる!
正解を知る人(「魔法の書」のポジション)には、ヒント用のイラストへ、マーカーを任意で配置して、正解のイラストを皆に連想してもらう務めがある。
ヒント用のイラストは、小さな本の、見開き両ページに差し入れて使用する。
マーカーは、絵の一部分だけを示せるよう涙の形をしている。しかも!磁石でできているからトークンがズレない!
だからイラストを近くで見たい要望があったら、安心して渡し合える♪
【個人的にイマイチだった点】
①協力ゲーだから、集団のために個の主張を抑える、あるいは説き伏せる力が必要な点。私は個人戦の方が好きなので、お気に入りならず。
②裏切り者のフォルダ(イラストの細かい部分)を席の一番遠く(3~4席分くらい離れた所)から注視するのは、流石に厳しかった。
③やることは簡単。裏を返せば単調。
でも毎ラウンド、罠トークンを袋から引いて、様々な困難に遭遇するようスパイスが効いていたり。裏切り者の告発フェイズがあり、飽きさせない工夫が散りばめられてる☆
【類似ゲームと比較】
個人間で勝敗が決まるものが好きで、自分の独創性を発揮したいなら「ディクシット」の方が面白く感じるはず!
個人に課題が与えられて、多少の責任感を背負いつつ皆で協力したいなら「ミステリウム」の方が楽しめそう!
【その他の感想】
魔法使いの人は、チームであることを皆が意識し調整できれば脱出できそうな気がします。
裏切り者の人は、積極的な妨害行為より正体がバレないことを最優先して振る舞うことが大事だと感じました。
※裏切り者と疑われると、後の告発タイムで最初に告発されてしまい、皆にダメージを与えられなくなります。他の人に疑いの目を向けることができれば、ダメージを多く与えることができます。
具体的には、誤告発1人につき結束トークン(全体のライフのようなもの)を2づつ失わせることができます。皆の脱出よりも早く、このトークンを尽きさせれば裏切り者の勝利。