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「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
2004年に登場して以来、数多くのプレイヤーを虜にしてきた不朽の名作の最新版が登場。
手に汗握る発電所のオークション、しのぎを削る電力網の陣取り競争、激しい戦いの末にのみ訪れる決着と、これまでの『電力会社』の要素はそのまま!
それに加えてマップごとの特殊ルールや、リアルな資源コマ、2人ゲーム用のルールなど、プレイがしやすくなるさまざまな内容物を収録しています。
『電力会社』シリーズの歴史がここに集結!
気づいたら時間がたってる!? 1プレイに2~3時間かかる重ゲーです。
が、そうとは思わせない、サクサク進むプレイ感に、ハマります。
発電所を買って、自分の営業エリアを拡大していくゲームです。
このゲームの面白さは、発電所に投資して、エリアを広げれば広げるほど、どんどん収入が増えてインフレ感を存分に味わえるところ。
4つのアクションで1ラウンド。
1 発電所を競りで買う
2 資源を買う
3 送電先を増やす(建設費用かかる)
4 資源を消費して発電
発電所の性能によって、必要な資源数や発電可能な量が変わります。各ラウンド終了時に、きちんと送電できた送電先の数に応じて収入が入ってきます。
重ゲーはたまにしかしないしやや苦手な私でも楽しくハマるのは、
っていうとこだと思います。
3人プレイで2時間30分ぐらい
①手番順決め
②発電所の競り
③建設
④資源購入
⑤管理
を繰り返していくゲームで
ざっくりいうと良い発電所を買って都市を買い、収入を増やして更に良い発電所、遠い都市を買っていくゲームです。
お金の単位はエレクトロです。
①の手番順決めがこのゲームのキモで、
建設している都市が多いと手番順が前になるんですが、
③と④の時だけ手番順が逆転します。
建設したくても良い都市が誰かに取られたり、安い資源を買い占められたりします。
しかし、建設して電力の供給数を上げないと収入が増えないというジレンマが心地いいです。
また、充電完了からの新しい要素として②の発電所の競りの時に最安値の発電所が発生します。
市場のなかで一番若い番号の発電所は1エレクトロからスタートとなります。
手番順から競りを始めていき最後に競りの親となった人は発電所を最安値で買えるので、
35エレクトロの発電所が1エレクトロで買える場合もあります。
【ゲームの終了条件・勝利条件が絶妙!】
誰かが規定数の都市を立てたらそのラウンドで終了となるのですが、
勝利条件は”電力を最も多くの都市に供給できた者”なので、
いくら都市を多く立てても発電所の出力が足りなかったり、
資源を購入出来ていなかったりすると負けてしまいます。
供給数が同率の場合には持っているエレクトロ数、次に都市数での勝負となり、
バランスが絶妙なので供給数が一緒でエレクトロ数での勝負となる場面が多々ありました。
エレクトロ数を発表する時の緊張感はたまりません。
お金で殴り合い、手番順に泣かされるゲームです。
ビリビリ痺れるような体験をしたいのならお勧めです。
ボドゲショップでプレイした(5人)時に面白かったので購入。
買ってから早速2人プレイ。
このボドゲの面白い所は発電量(発電所の電力と同じ発電施設をいかに建てるか、発電所の能力と発電施設のアンバランスがあると勝てない)で勝負が決まる。
発電所を買ったり発電施設を建てるにはお金がいるがポイントにはならないのでお金と発電所と発電施設のバランスをどう整えるかが最重要なのだ。
2人プレイなので3エリア(6エリア中)で3回プレイして私の2勝1敗。
1フェイズでする事は発電所のオークション、燃料の購入、発電施設の建設、発電量に応じたお金を貰うだがお金をどこに突っ込むかで凄く悩む。
性能の良い発電所は値段が高いしオークションなので言い値で買えるとは限らないし発電所にお金をかけすぎると発電施設が建てられないジレンマに陥る。
発電所の能力が高すぎるだけでも発電施設だけたくさんあっても収入は増えないから効率の良い購入及び建設がポイントとなる。
5人プレイと2人プレイでは少し感じが違うがどちらも駆け引きという点ではとても良い。
終了条件が発電施設の数というわかりやすい所も良いし、あからさまな妨害ができない点を評価したい。
といっても妨害要素がないわけではないので好みが別れると思うが個人的には妨害メインのボドゲが好みではないから良い買い物ををしたと思っている。
2人から6人とあるができるだけ多い人数の方が駆け引き要素が増えるので駆け引きを楽しみたい人はMAXに近い人数でプレイする事を勧める。
『電力会社』のアップグレード版。競りのルールの変更はかなり大きな変更!
【大事な前提】
本レビューは『電力会社 充電完了!』の無印版との違いだけに言及します。『電力会社』と共通の部分については『電力会社』のレビューをご覧ください。
■僕の『電力会社』のレビュー
https://bodoge.hoobby.net/games/funkenschlag/reviews/20060/
【大きな変更点】
1.コンポーネントの改善によるプレイアビリティ(プレイ利便性)の向上
2.発電所の競りのルールの大幅な変更
3.その他のゲームバランスの見直し
【コンポーネントの改善によるプレイアビリティ(プレイ利便性)の向上】
一番ありがたいのは各フェーズの資源の補充数を表すカードの追加ですね。その他の詳細はこちらのサイトが詳しいです。丁寧に元祖と『充電完了!』の差異を解説されております。
https://ch.nicovideo.jp/chiki/blomaga/ar700298
【発電所の競りのルールの大幅な変更】
これについては発電所の初期配置がある程度の範囲でランダムになり、固定でなくなりました。定石になりがちだった4の発電所が登場しない可能性があるわけですね。発電所の初期配置が固定だと展開が均一になりやすいので、良い変更だと思います。
フェーズの最初に一番安い発電所の最低入札コストが1にするルールが導入されました。今までの発電所の強弱バランスを根底から変える変更でしょう。見向きもされなかった発電所にも光が当たる良い変更です。これにより発電所の強弱のバランスを知っている情報アドバンテージの格差も埋まりやすくなったと思います。
【その他のゲームバランスの見直し】
ゴミ燃料の初期価格が7から6に引き下げられました。これは小さくありません。石炭や石油複数個買うよりマシな場面も増えるでしょう。大きな変更点の1つだと思います。
ボード上の接続コストの見直しも行われたみたいです。本来なら繋がっていなかった箇所が接続されていたり、そこそこ変化が加わっています。これによるゲーム性の変化も予想されますね。
【オリジナルを持っている人は買いなの?】
マップの変更とコンポーネント面の改善はかなり大きいですね。個人的には無印所有の人は買い替えても良いと思います。デラックス版所有の人はどちらでもよい範囲かと思います。
発電所ルールの変更は無印やデラックス版の方でもルールを知っていれば取り入れられます。これだけを目的にするなら買い替えは不要かと思います。僕個人の解釈としては「無印所有の人には買い替えを推奨」ですね。参考になればと思います。
評価項目を更新。(2019/10/6)
(10段階中10が最高。真ん中が普通、あるいはバランスが良い。)
[個人的な評価]☆8
[ルールの難しさ]☆7
[見通しの良さ]☆6
[戦略性(interest)]☆8
[リプレイ性]☆8
[苦しさ(カツカツ感)]☆6
[妨害・干渉要素]☆7
[気持ち良さ(やれることモリモリ)]☆7
[盛り上がる度(fun)]☆6
[運要素]☆4
[コンポーネントの良さ]☆6
[感想]
以下は過去の評価。
[評価]☆8(10段階中10が最高)
[前提条件]
・ネットでの評判が高く注目していた。再販にあたって友人に先を越され、見送る。
・ただ、ゲームの概要をさらっと見て、何が面白いのかピンときていなかった。
[購入動機]
・友人所有物。
[プレイ回数]
・1回
[感想]
・何やら過去のもののリニューアル版とのこと。過去のものを知らないので、この辺は割愛。
・初心者5人プレイ。インスト込みで多分3時間弱はやってた気がします。(仲間内は長考者多目。)
・評判が良いのに納得できました。面白いです。
・経験不足の私が例えるのもなんですが、1番近い雰囲気はテラフォで、全体的にシンプルにしたテラフォといった感じか。ただし、テラフォがあるからいらないとなると類でもない。
・そもそも勝利条件が、給電できた発電所数を競うゲームと聞いて、面白さがわからなかった。(この辺テラフォと比べて損してる)しかし、このゲームを面白くしている一番の要素は、手番順の入れ替わりな気がしました。
妨害要素はそこまで強くないのですが、確実にあって、それの影響を手番順の入れ替えてうまく調整できている。なので、先走ると素材購入や建築で不利になるけど、お金は多くもらえるので一方的不利になるというわけでもない。そのバランスを見極めて、自分の立ち位置を調整するとこがミソな気がしました。まぁ、運とか良ければ、お金にものを言わせてパワープレイもできるかもですが。この辺はプレイを重ねることで、独走を防げそうな気もしました。
・そんなわけで、やることはシンプルでも、オークションなり、発電所の配置なり、相手を気にしないと勝てないゲームで面白いと感じました。個人的にはテラフォより好きになりそうな予感も…。