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邪悪な犯罪王を目指し、エージェントを世界中に送り込みましょう!
「ヴィクトリアン・マスターマインド」でプレイヤーは”悪者(ヴィラン)”となり、手下を効率よく働かせることで、強力な自分だけのマシーンを作ったり、科学者を集めたり、歴史的な建造物を強奪したりします。
様々な能力を持つエージェントタイルを裏向きに配置することで、他プレイヤーを出し抜き、自分の利益のために陰謀を張り巡らせましょう!
豪華フィギュアの入った、アントワーヌ・ボウザとエリック・M・ラングの実力派コンビニよる最新作。ぜひお楽しみください!
ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!
ヴィクトリアン・マスターマインドは、自分の駒を派遣してその場所のアクションを実行するいわゆるワーカープレイスメントシステムシステムを採用した面白いボードゲームです!
ワーカープレイスメントなものの、駒を置いたら、すぐにアクションが実行できずに、同じ場所に3つの駒が溜まったら、アクションが出来るようになるという時間差があるのが特徴です。また駒によって異なる能力の発動もあるところも楽しいです。更に、建造物の駒が立体フィギュアになっていて豪華です!
ボルトと銅板の資材トークンが小さいのが残念なのと、ボルトと銅板のエリアにエージェントタイルが集中しがちになってしまいます・・・
好き度(Like)
▶3pt.≪★★★≫
おすすめ度(Recommended)
▶3pt.≪★★★≫
子どもと度(With kids)
▶2pt.≪★★≫
ヴィクトリアン・マスターマインドの簡単なゲームの流れとルール解説はこちらをご覧ください!
世界を混沌に導く、我らがヴィクトリアン・マスターマインド
ゲームの説明をしました(*´∇`*)
子どもの頃ってヒーローより、敵サイドに憧れたりしませんでした?
そんな男子ならこのゲームはもってこいです。
まず「悪の組織のボスになって世界中で悪事を働きながら、巨大ロボットを完成させる」このテーマ性だけでもう勝ち!大勝利!
先日20代〜30代前半の男子でプレイしましたが、中央ボードを広げてミニチュアを配置して、個人ボード(巨大ロボットの設計図)を配って、火力マーカーをセットして…とこの時点で「すでに楽しい」「もうこのゲーム好き」と大喜びでした。
更に目を引くのは、やはり精巧なミニチュアたちでしょう。
このミニチュア、「ある条件で獲得して勝利点になる」以上の意味を持ちません。トークンでもタイルでも全く問題ないわけです。(しかも獲得した後結構場所取るので下手したら邪魔)
そこを敢えてミニチュアにする、ある種の「ムダ」こそがこのゲームの真髄です。
「こういうムダ、嫌いじゃない」ってプレイヤーも多いと思います。
ゲーム的な面で言うと、タイル状のワーカー(それぞれ異なる特殊能力を持つ。内容は全プレイヤー共通)を裏側で配置し3枚貯まったら解決、という変則的なワーカープレイスメントがメインのメカニクスなのですが、ワーカーのひとつ「工作員」がキーになってきます。
工作員の能力は「次に置かれたワーカーの能力を無効化する」です。
これにより「この資源が欲しいからここに配置したいけど、既に置かれてる他プレイヤーのワーカーが工作員だったらどうしよう…」というジレンマがほとんど毎回発生します。
これがいい具合にワーカー配置の偏りを防いでくれるようになっています。
悪い点としては、これはワカプレの常なのかもしれませんが、ダウンタイムの長さが気になりました。
サクサクと進められるメンバーだけなら問題ありませんが、先のジレンマのお陰でワーカー置くのに時間がかかるプレイヤーもいます。
またワーカーの解決も、資源の獲得→ワーカー能力の解決→資源の獲得→ワーカー能力の解決→資源の獲得→ワーカー能力の解決と他のワカプレに比べても長いです。更にここにロボットパーツの完成や科学者トークンの使用も入ってきたりします。この間他のプレイヤーは待たされっぱなしでつらいです。
「ムダな」ミニチュアに拘ったことによる値段の高さも気になるところです。
もう1000〜2000円安くてもいいゲームはいっぱいありますから、このゲームが手に取られるのは後回しになり易いかもしれません。
自分の場合は某なんとか屋で4000円強くらいだったので買っちゃいました。ありがとう駿河屋さん!!
戦略面においては、巨大ロボット、ダヴィンチの書、砲手による建物破壊、科学者トークンによる火力無視の建物破壊、混乱トークン、ミッションタイル…と勝利点獲得にはいろんな方法があるのでそこも楽しみのひとつです。
ただ、もらったロボットの設計図によって得手不得手が出てしまうので、基本的には方針が決まってしまうのも少し寂しいかなぁと思いました。
巨大ロボットは6種類あるのでリプレイ性はそこそこあると思います。
まあなんと言っても
「悪の組織のボスになって世界中で悪事を働きながら、巨大ロボットを完成させる」
この一文にワクワクできるかどうかだと思います。
そういうメンツが揃って、そこそこのダウンタイムも気にせずワイワイ遊べるなら持っておいてもいいかなーと言った感じのゲームです。
コツとしては、機関士の能力を活用すること。
先手必勝型や後半の爆発力など、それぞれの機関室能力を見極めるのが吉。
機関士の能力で後半に勝ち点4or6が入るようになったら、とにかく機関士を発動させていく。
すでにプレイ済みの機関士を科学者一個使用で再プレイするのが最も効率良く勝ち点を入手出来る。
そこまでに、いかに科学者を集めておくかが重要
火力は秘密警察以上になるようにキープしておきます。他の能力をコピーできるエージェントタイルを有効活用すること、科学者駒は積極的に活用すること、このあたりがポイントでしょうか。
まず、コンポーネントが良い
これだけで価格に見合っている。
テーマ、雰囲気もフランス制作らしい、非常に良いデザインアート。
チップを握りしめて相手の出を伺い、それぞれに割り当てられたマシンの特性を考えながら手を打っていくのが楽しい