シンプルなクイズ形式のパーティーゲーム。説明力低い人には軽い地獄なので注意が必要!
【大前提】
今回はイベントカードなしの基本ルールでプレイしました。そこをご理解の上お読みください。
厳しい内容になっています。好きな人は読まないことを強く推奨します。
【ざっくり解説】
カタカナ言葉をカタカナを伝わないで説明して、回答者に当ててもらうゲームです。当ててもらえれば出題者と回答者が1点得ます。次に出題権が正解者に移ります。
全員不正解なら出題者そのままで再度出題という流れで、10点になる人が出るまで繰り返すゲームです。シンプルな説明系クイズゲームで、カタカナを使わないという制限が重くのしかかります。
【長所】
説明不要なレベルで簡単なルールですね。我々がいかにカタカナ言葉を多用しているのかよくわかります。
説明する時に抽象的な単語を使う際には、皆がイメージする順番を想像しながらいうとより正答率が上がります。例えば、メロンなら「緑の果物、丸い、中身は橙色もしくは緑」など皆が想像する順番を意識して言うことが大切です。説明力が鍛えられます。
【短所】
出題時には説明力と語彙力が問われる完全実力ゲーなこと。またカタカナを使わないのは説明を難しくする要素として悪くない制限ですが、使うことは思ったより少なかったです。
あと全員不正解なら、出題権そのままで再出題というルールは意味不明です。説明力の低い人が全員に伝わらないまま、微妙な空気のまま何度も出題者をやるという軽い地獄状態が発生することがあります。これは明確な問題点です。
【個人的な感想】
カタカナを使わないという制限は正直すぐ慣れます。2回遊びましたがお手付きはゲーム中通して2度ほどしか出ず。すぐに説明する単語の定石化がなされたように思います(便利な単語としては器具、仕組み、機構など)。
出題者は得意な人と不得意な人の差が死ぬほど激しいです。僕は10回ぐらい出題しましたが、伝えるのは簡単に思いました。制限を追加で課すイベントカード前提の難易度設定だと思います。普段、変なカタカナ略語とか使わない僕からすると、物足りない難易度でした。
プレイヤー目線で優しくないなと思った要素として、シンプルに知らないお題が出てきたときが理不尽です。ハウスルールでお題チェンジを許容して遊びましたが、必須だと思っています。時間制限もないので、一定時間を過ぎたら全員不正解のルールもハウスルールで追加しました。
全員不正解の時も再出題と、説明が苦手な人をさらに苦しめるルールなどお世辞にもプレイヤーに優しいゲームだど思いません。この辺はもう少しどうにかしてほしかったと思います。ルール面に足りないと思う要素をたくさん感じます。もっとルールを整備するべきだと思います。
ルール理解度は低いが、プレイヤーには優しくないゲームという印象を受けました。もう少し例外処理と、回答権周りをプレイヤーに優しく整備するべきだと思いました。伝言ゲーム系はもっと良いゲームがたくさんあります。わざわざ本作を遊ぶ意義は薄いと思いました。
追加で制限を課すイベントカードを入れることで楽しくなるかと言われると微妙そうですね。苦手な人をさらに殺しそうな要素に思います。合わない人は遊ばない。そういう選択があっても良いゲームだと僕は思いました。