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ゲーム好きを唸らせるストラテジーゲームをコンスタントに発表し、いまや人気デザイナーとなった、シモーネ・ルチアーニによる「紙ペンゲーム」が登場しました。
プレイヤーは、手番ごとにサイコロを振り、その目によってシートのマスをチェックしていきます。
出た目とその個数によってチェックできるマスが決められます。
サイコロは3回まで振りなおすことができ、その中で、より高得点のマスをチェックできるよう、狙っていきましょう。
しかし、単純にいい目だけを狙っていればいいわけではありません。
マスは5×5のグリッド状に用意され、誰かが列や段をすべて埋めてしまうと、その列や段は封鎖され、その後、チェックできなくなってしまうのです。
さらに、振り直しができるとはいえ、安心できません。
もし、振り直ししても新たにチェックできるマスがない目しか出なかった場合のペナルティがとても大きいのです。
誰かが二列のマスをすべて埋めたらゲーム終了です。
ファミリー向け小箱シリーズの一作だけに、誰でも楽しめる極めてシンプルな紙ペンゲームですが、随所にみられる厳しめのアイデアはルチアーニらしく、決して簡単なだけのゲームではなく、唸らされます。
やられる前にペンクせよ!
紙ペンゲームでサイコロ振って、うまい具合に組み合わせた出目の内容で、マスを埋めていきます。埋めていくにあたって、どこかの列が埋まるとペンクします。誰かが2つペンクして終了して各列の総合点の高いプレイヤーが勝利です。
準備としては
各プレイヤーに専用のシートとペンがあります。
専用のシートには5×5マスがあり、出目(1~5)×個数(1~5)に対応しています。
6つの特殊サイコロがあります。出目が1~5と「!」になっています。
手順としては手番制で
サイコロ6つ振って、任意のサイコロ選びながら2回まで振り直しができます。
確定したサイコロを使って3つまで組み合わせができます。
組み合わせ方は『出目の個数』です。(例「5が3個」「2が1個」「6が2個」)
手番プレイヤーはそれぞれ該当する箇所に丸を付けます。
補足としては出目「!」は任意の出目に付けてその出目としてつかえます。ただし、一つの組み合わせしかできないです。
そして、次の手番へ移っていきます。
もしも、どこか横か縦一列に丸を付けることが出来たら「ペンク」します。
そこがペンクしたのか各プレイヤーに報告して、以後その列に丸を付けるのは誰も出来なくなります。
そうして、誰かが2回ペンクしてゲーム終了します。
縦横列ごとに点数を割り出します。ただし、その列に3つ以上の丸がないと点数として発生しないです。
その合計点の高いプレイヤーが勝者です。
遊んでみた感想としては少し飽きる
サイコロ2回まで振り直して、組み合わせであれこれするというのは、色々なゲームでも取り入れられているシステムですが組み合わせや振り直しによる可能性を考えるのは楽しいですね。
それに「!」の目によって、高得点の確率を上げつつ「!」の目だけだと高得点に繋がらないといのは良いと思いました。
ただ最近は紙ペンゲームで感心させられるゲームに多く会いすぎてしまったせいか、見たことあるシステムが主流だと物足りなさが否めなかったです。
あまり、考えず10分ぐらいで終わるミニゲームとしてはいいのですが、自分には飽きがありました。
評価:☆6