3/21(木)にアークライトさんより発売されたフリードマンフリーゼによる「緑の幽霊屋敷」を遊んでみました!!
左下に書いてあるのですが「ファストフォワードシリーズ」の第一弾となる作品です。「ファストフォワード」とはなんぞやっていう話ですが、さっさと進める的な意味だと思われ(多分)、ルールブックがなくルールを読まなくても遊んでいくうちにルールを取得できるっていう親切なシリーズなのです!!
ルールがないってどういうこと?ということなのですが、箱の中にはカードの山札が入っていて、一番上にはこんなふうに書かれています。遊んでいるとルールについて書かれたカードが出てくるので、みんなで読んで確認する感じですね。
普通ボードゲームを遊ぶときは、誰か1人がルールを知っていて(たいていすでに遊んだことがあって)、インスト(ルール説明)を他のプレイヤーにしないといけないというちょっとしたハードルがありますよね。
新しいボードゲームを遊んでみたい!というプレイヤーばっかりが集まると、インストをする1人は新しいゲームを遊べないことになり、ちょっと損した気分になったり…。インストも、説明不足があったときに申し訳なく思ったり、うまくいかずに、「ま、まあとりあえず始めてみようか…?」ってなってみたり。。。
ファストフォワードシリーズでは、インストのハードルもなく、インストにまつわる悲しい思いをすることがありません!!!
で、徐々にルールが明らかになっていくといっても、謎解きみたいな感じではなく、緑の幽霊屋敷はハンドマネージメント系のカードゲームです。初回用に親切なチュートリアルプレイができるようになっているようなイメージです。初回がいちばんフレッシュな気分で遊べて楽しめますが、ゲームが気に入れば2回目以降も問題なく遊べます。初回がフレッシュっていうのは他のボードゲームも同じことなので、特別デメリットがあるわけではありません。
プレイ風景はこんな感じです!
ルールについて、ちょっと詳しく紹介しようと思います。予習とかせずに全プレイヤー同じくらいの前提知識で臨みたいぜ!という方は、ここまででお願いします!買おうかどうかなーという方はちょっと読んでいってくださいな。
緑の幽霊屋敷は、ルールカードと一時的なルールカード、その他数字カードに大きく分かれます。
ルールカードは新しいカードが出てきたらルールが増えていきます。たとえば、最初は
・手番が来たらカードを1枚ドローするか、カードを1枚プレイする、どちらかをしないといけない
・手番開始時に手札が3枚だったら必ず1枚プレイしないといけない
・カードのプレイとは、カードを1枚手札から中央の場に出し、中央の場の数字の合計を手番終了時にコールする
・コールした数字が16以上だったらゲーム終了、コールした人は負け
・ゲーム終了時に手札の合計が最も大きいプレイヤーが勝ち
というシンプルなルールから始まります。
つまり、チキンレース系?のハンドマネージメントゲームです!自分の手番で16以上にならないように手札はマックスの3枚持ちたくないし、数字の小さいほうが死んじゃう可能性低いけど、それじゃあ勝てない…
うまく他のプレイヤーが死にそうなタイミングを見計らい(もしくは攻撃の手段を用意して)自分の手札を大きい数字に育てよう…
といったことをプレイ中考える感じでしょうか。シンプル!
途中でどんどん増えていくのですが、遊んだことのあるプレイヤーたちだけで遊ぶのであれば、最初から全ルールがある状態で始めたらいいと思います。
一時的なルールカードは、途中で出てきます。1枚だけが有効で、2枚目が出てきたら上書きされます。
「0やマイナスの数字カードはプレイできない」といった制限や、特定の合計値を達成するとボーナスが得られたりします。
その他数字カードは、大半を占める、数字が書かれたカードです。特殊な効果があったりもします。最低値がいくつで最大値がいくつなのかも、最初はわかりません。
なんとなく伝わりましたでしょうか。感覚としては、コロレットとかゼロとかくらいの軽さの、まったり遊べるカードゲームです。5人で遊びましたが、ちょうど良く感じました。2人だとちょっと寂しく感じそうなので、3~5人くらいがちょうど良さそうです。
初回は、やっぱり最後まで遊んでみたくなると思うので、1時間くらいかかります。でもゲーム1回は10分くらいで終わって、何回も勝敗が着く感じです。
これからファストフォワードシリーズがいろいろ出ると思うので、気になるなーって思ったかたはぜひお手にとってみてください!
ちなみに第0弾というか、元になったゲームは「フルーツジュース」です。
第2弾は「緑の召喚術師」、第3弾は「緑の国のアリス」で、アークライトさんから日本語版の発売が決定しています。ちょうど良いチラシを見つけた!!毎月このシリーズが出るんですね。よきよき