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すべては、伝説のミノア神殿につながると言われた簡単な地図から始まった。君はエーゲ海へと向かい、さらに状況を調査することにした。 そして、この名誉の探索を行わんとしているのは君一人ではなかったのだ...... この航海や発掘は莫大な資金が必要だろう。 資金を供出するため、周囲の島々から資源を集め、資源の乏しいテーラ島に戻す必要がある。島々を目印にしながら地図をたどり、世間から見放された神殿を見つけ出すのだ。さもなくば、歴史から君は忘れ去られてしまうだろう。
「アクロティリ」は、タイル配置と手札管理と荷物の集配のゲームです。プレイヤーは手札の手がかりとなる地図に合致するゲームボードを作り上げるために、タイルを配置していきます。そして神殿を発掘しますが、そこを見つけ出すのが難しいプレイヤーや、セラ島からより遠い場所で見つけ出したプレイヤーはより多くの勝利点を獲得できます。しかし、秘密の目的カードにより、勝者は最後まで誰になるのかはわかることはありません。神々のご加護と善き風に恵まれますように!
人気イラストレーターのクリス・キリアムスによるアートワークも美しい、今注目の 2 人対戦ボードゲームです!
※当商品は 2014 年に英語版を販売していた「アクロティリ」の改定新版の日本語版となります。旧版よりプレイヤーの色や目的カードの内容が更新されています。
プレイヤーは探検家となり、エーゲ海の島々を探索し資源を集め、得た資金を元に島に眠る神殿を発掘していく。タイル配置とアクションポイントで動くゲームだ。
手番には地形タイルを配置し、航路や島を繋げていく。配置したタイルには資源駒を置くことが出来て、これを本島に持ち帰ることで資金が得られる。
資源を手に入れて多く金を手に入れたいけれど、それだけでは得点に繋がらない。神殿の位置が記された地図カード、書かれた条件を満たせば得点となる目的カード、この二つが主な得点源となる。
神殿を発掘出来る場所は、地図カードに記された条件を満たした島でないとならない。
地形タイルには火山・山・湖・樹四つのアイコンがあり、地図カードには北に火山、西に湖、東に樹が二つ、などの条件が示されている。その条件にあった島でないと、神殿は発掘出来ない。
資源は取りたい、だけど取れる位置にタイルを置くと今度は地図カードの条件を満たさない。地図カードとタイルを睨めっこしながら頭を捻る、その悩ましさがこのゲームの魅力だと思う。
また最初三つあるアクションポイントは、神殿の数によって増えていく。早く神殿を発掘するか、目的に沿った島に高得点の神殿を増やしていくか。相手の出方を見ながら戦略を練っていく、考えどころのあるゲームだ。
プレイ時間は60分前後。ルールの把握に少し時間がかかるが、ゲーム慣れした人なら問題なく入れるだろう。慣れてくれば40分程度で決着が付く。
少し気になるのは、目的カードのバランス。強いカード、達成しにくいカードが露骨にあるので、引き運が悪いとそれだけで勝ちが難しくなってしまう面はある。
また外箱から想定するより地形タイルが大きいので、かなりのスペースが必要だ。
アクロティリは初めて購入した中量級のゲームなので、個人的に思い入れが深い。プレイ感は重すぎず、悩むポイントはしっかり作ってあって、大変良く出来たゲームだと思う。
二人用ゲームの中で余り目立つ方ではないが、程良くがっつりしたボードゲーム感を味わいたいときなどに是非遊んでみて欲しい。
箱の小ささから想像できない密度の濃さと「ソロプレイ感の方が強いのに気がつけばしっかり競争できる」得がたい二人用ボードゲームでした。手番中に行えることは主に下記。
と、すべてが「遺跡発掘のため」に集約されていく小気味よさがありました。
他の方々が極めて詩的な説明をされているので省きますが
などなど、慣れるまでに時間がかかるものの、運と戦略を噛み合わせる必要のあるゲームでした。(特に発掘には格好の島があるのに海図がつながっていないのでたどり着けないなんてしばしばです)
ゲーム終盤になってくると1回の手番で多数のアクションが取れるために収束はあっという間。
なにより、タイルプレースメント特有の「出来上がった地形の達成感」は堪りません。
「1プレイ45分どころか90分はかかるであろう濃密さ」なので、リラックスできる環境で(可能であれば美味しいお茶やお菓子を携え)プレイしたいゲームです。
※余談ではありますが、百均のグッズを駆使することで、すべてのコンポーネントを分類・整理して収納できました。
地図を広げながら資源を集めることで資金調達し、集めたそのお金で遺跡を発掘していく。アクロティリは、そんなボードゲームだ。
説明書にはルールがびっしり細かく書いてあってボードゲーム初心者の私には少し敷居が高く感じたが、実際に4〜5ターン程回してみれば、あとはいつのまにかアクロティリの世界にどっぷりと浸かって、そのうち地中海の波音だって聞こえてくるだろう。
このゲームの最も魅力的な点は、その没入感にあると思う。二人専用という少人数制、妨害要素がほとんど無く互いに自分がしたいことだけに集中できるゲーム性も勿論このゲームの没入感に寄与しているが、アートワークや隠し味としてのリアリズムがそれ以上に大きな役割を果たしているように感じる。
箱の大きさはそこそこなのに、中にはみっちりと木製のコマやタイル、トークンが詰まっている。そのほとんどが地中海や古代オリエンタルの壁画風デザインが凝らしてあって、「地中海の遺跡発掘」という世界観設定が説得力を持つのに一役買っている。準備や片付けの際、初心者には少し煩わしいとさえ感じる量の小物たちは、ボードゲームをやっているという満足感があって触っているだけでも楽しい。
そして、アクロティリをプレイしていると、恐らく意図的に散りばめられた心地良いストレス要素に気付くことだろう。
何も荷物を積んでいない船は移動が少しだけ楽になるとか(逆も然り)、海路がないせいですぐそこに見えてるのに行けない島だとか、市場価格の概念だとか、本来ならストレスにもなり得るなんちゃってリアリズムを、アクロティリはゲームの魅力に昇華してしまっている。昨今スタミナ制や装備の重量制の導入など、リアルに寄せたために槍玉に挙げられるテレビゲームも珍しくないが、それを心地良い・面白いと思わせるほどのバランスに保つことは、そう容易いことではないと思う。
本当に遺跡発掘の船旅に出ているかのような高揚感。偶然出来上がった絶対に誰も行けない孤島や、何枚ものタイルによって構成された一際巨大な島。思わずゲーム終了後の全体地図をカメラに収めたりして。こんなの、ただのボール紙だってわかっているのに。にもかかわらず、私たちは胸を躍らせながら、地図を広げていく。
相手の戦略だとか、妨害だとか、そんなことはそっちのけで、現在の自分の最善手や理想の美しき1ターンを思い描く。相手のターン中もずっとそればかりに没頭できる。アクロティリでは、それが許される。
とても素敵なボードゲームにもかかわらず、ネット上ではそこまでメジャーではないようで思わず熱のこもった駄文をつらつらと書いてしまったけれど、伝えたいことはただひとつ。何はともあれ、あなたもアクロティリをやってみませんか。地中海での浪漫溢れる船旅が、きっとあなたを待っているので。
ルールブックを読み返して特に間違えやすい部分や混乱を生みやすい箇所を記しています。
【アクションポイントを消費しないアクション】
地形配置(および配置した後の資源の配置)は手番開始時に行われ、手番のアクションには含めません。つまり、手番ごとに地図タイルは1、資源キューブは最大2増えます。
手番中に行える資源の荷下ろしもまた「フリーアクション」としてアクションポイントには含めません。自分がいる埠頭によって以下の挙動があります。
手番の終了時、地形タイルのチェックがあります。
※言い換えれば、手番終了時、必ず地形タイルを1枚のみ持っていなければなりません。
【神託】
アクションポイント1つを消費することで、自分がほしいアイコンがあるタイルを確実に引くことができます。このアクションは、自分がどの島に停泊していても可能です。
一度神託を受けた場合、この手番でさらに神託を受けることはできません。
宣言したアイコンのタイルが出なかった場合、最後に公開された(つまり一番下の)タイルを受け取ることになります。
【移動】
基本的に「埠頭から埠頭へ」移動します。このとき、いくつかの注意事項があります。
[海路上の移動]
元にいた島の埠頭から「一筆書きでつながっている」別の島の埠頭に移動します。
[陸路輸送]
海路がつながっておらず、自分が今いた島の別の埠頭へと移動させます。これにより、他の発掘できる神殿を目指したり資源を回収することができるようになります。
また、資源を1つも積んでいない場合は、「アクションポイント1つで2回」移動できるため、距離を一気に詰めたり停泊している他の船を通過して移動することができるようになります。
【神殿の発掘】
(※説明のため他の船やキューブは省いています)
画像右下の地図に従い、神殿の発掘を試みます。
1.画像のように、船を移動させます。(このとき、アクションポイントは消費します)
2.自分が停泊している島を構成するタイルの4分の1(象眼)が、地図の条件に一致しているかをチェックし、「地図の左上に示されているドラクマを支払い」、神殿を発掘させます。(プレイヤーボードの一番左にある神殿を取り、その位置に置きます)
【地図の購入】
このゲームの内容を大雑把にいうと、各プレーヤーが地形タイルを配置して、他の島から資源をテーラ島(母港)に運んで、お金を稼ぐ。稼いだお金で、地図を買って、神殿を発見する。最終的に勝利得点が多いプレーヤーが勝利するというものです。
2人専用のゲームですが、神殿を発掘するために地形タイルにある地勢マークを如何に自分が有利なように配置できるか、あるいはその場所を発見できるかにかかっており、ソロプレイ要素がやや強いかなと思いました。でも、金の地図カードの書いてある場所を見つけることができ、神殿を発掘することができたときは、やっぱり嬉しいです。
神殿を6つ発掘することがこのゲームの終了条件ですが、最初に地図カードは2枚しか手持ちにありませんので、地図カードを最低4枚は購入しなければなりません。また、神殿を発掘するにもお金がかかるので、資源キューブを運んでお金を稼ぐ必要もあります。しかも、資源キューブを売却するにしても、需要があって高く売却できるときもあれば、安くしか売却できないこともあり、地形タイルを配置した後に地勢マーク以外の資源キューブをどの色を置くのか悩みます。需要を逼迫させるために、あえて回収できない場所に資源キューブを置くこともあります。
あと、相手が持っている目的カードも気を付けておかなければなりません。得点が高い条件をクリアしている神殿が複数あると得点計算で逆転されます。実際、私は中2の娘とプレーした時、先に神殿を6つ発掘してゲームの終了させ、娘はまだ4つぐらいしか神殿を発掘していませんでした。勝ったと思ったのですが、高得点の目的カード(6点、5点)を2枚もって、しかもいずれも条件をクリアしていました。24点対21点で負けてしまいました。写真はその時のものです。下側が私です。
1回のプレーが40分ぐらいですし、自分ともう一人いればゲームがプレーできますので、人数を集める必要もなく、手軽にできるゲームだと思います。
1)ゲーム名:アクロティリ
2)勝利条件:相手プレーヤーより多くの得点を確保
3)得点計算の方法:
①神殿を発掘するのに使った地図カードの右上にある点数(地図は難易度が3段階ある)
※発掘に使っていない地図カードの点数は数えない!
②達成した目的カードの点数
③10ドラクマ(ゲーム内の通貨)で1勝利点
4)ゲーム内でやること:地形タイルを配置して、他の島から資源をテーラ島(母港)に運んで、お金を稼ぐ。稼いだお金で、地図を買って、神殿を発見する。最終的に勝利得点が多いプレーヤーが勝利する。
5)プレーの手順
①中央ボード(テーラ島が描いてあるやや大きめのボード)を配置する。
②市場ボードやプレーヤーボードなどを初期配置する。2ドラクマも受け取る。
③適当な方法で先行プレーヤーを決定
④各プレーヤーに、地形タイルを1枚配る
⑤地形タイルを先行プレーヤーが中央ボードにいずれかの辺で、島の形がずれないように置く。中央ボード+地形タイル2枚が初期の配置の状態になる。次に2番目のプレーヤーが同じことをする。この時、資源キューブを各地形タイルに2個(1個は指定の色、もう1個は自由)配置するのを忘れないようにする。
⑥地図カードの容易(銅)、通常(銀)を各プレーヤーは1枚づつ、合計2枚受け取る。
⑦目的カードを各プレーヤーは2枚受け取り、手元に残す1枚を決めて、残り1枚を山に返す。
⑧船を中央ボードの港に配置する。どちらに置いてもゲームの勝敗に影響しない。
⑨各プレーヤーが1枚の地形タイルを受け取りゲームがスタートする。
⑩先行プレーヤーがいずれかの場所に地形タイルを配置し、資源キューブを2個置く。
⑪プレーヤーボードで許可されている数のアクションを行う(最初は3アクション)。アクションを行う順番は自由。
・船を他の島の港に移動させる(海路が通っている港(海路)、または同じ島内の別の港(陸路))
※船に荷物がないと、1アクションで2回まで移動が可能。
・資源キューブを船に載せる(最大3個まで)
・神殿の発掘を行う(カードに書いてあるドラクマが必要になる)
・地図カードの購入(1アクションで最大3枚まで、どの難易度の地図を手に入れるかは自由だがドラクマを消費する)
・神託をうける(自分が欲しい地勢アイコンの地図を手に入れる)
次の行動は、アクションを消費しない
・資源キューブの売却
・荷物を下ろす
⑫地形タイルをカードを山から1枚受け取る。ただし、神託ですでに地形タイルを持っている場合は、受け取らない。常に手持ちの地形タイルは1枚のみ。
⑬2番目のプレーヤーが地形タイルを配置し、資源キューブを置く。
⑩~⑬を繰り返して、どちらかのプレーヤーが6個目の神殿を発掘したターンでゲームは終了。点数計算になります。
島タイルを配置し、移動して資源を集め、資源を売って資金を貯め、遺跡の地図を購入し、遺跡を発掘してポイントを稼ぐゲームです。
島タイルには海路が記されており、その海路をなぞるように、そして現在の移動力でしか移動することができません。
資源は価値の上下の概念があり、市場に出回っていない場合は高く、逆は安くなります。
遺跡の地図には難易度が設定されており、高い地図ほど発見が難しく、また得点が高くなっています。
遺跡の地図には色と方角が複数書いてあり、その条件を全て満たす位置で発掘作業を行うことで遺跡を発見することができます。
(例えば、赤アイコンの島が上、緑アイコンの島が右にある島、といった感じ)
遺跡を発掘するにつれ、移動力が増えていきます。
また、上記とは別に特別ボーナスカードがあり、様々な条件を満たすことでゲーム終了時に得点が入ります。
二人専用ゲーですが、相手を邪魔するようなプレイはなく、どちらかというとソロ感の強いゲームです。
ただ、好きにタイルを配置し島を作って旅をするプレイは楽しく、頭を悩ませる部分でもあります。
特別ボーナスカードの内容が分かりにくいのと、思った以上に場所を取ることだけ注意が必要です。