手がかりを求めてアムステルダムを走り回れ
2チームに分かれて、より早く3つの手がかりを集めて依頼人の場所へ行けば勝ちといったゲームになります。ただ、それらを手に入れるにはある場所にいく必要があって、答えを知っているリーダーから渡される場所の画像をヒントにして探さなくてはいけないです。
(『コードネーム』のヒントの与えかたが『場所の絵』というようになった感じです)
準備として
2チームに分かれて今回の答えを知っているリーダーを決めます。
今回のマップを作ります。マップは沢山の場所の画像が集結したような状態です。
マップの中央に各チームのコマが置かれます。
リーダーそれぞれが見る答えはそのマップの中でどこに手がかりがあるのかと警察が居る位置がわかります。そして、リーダーがメンバーに指示を与えるための場所の画像カードを10枚公開します。
ゲームの進行としては
フェイズ2つを交互に行います。
諜報員フェイズ…リーダーが探偵に場所の絵を公開されている10枚から!~2枚渡します。そしたら10枚になるように補充です。※勿論、止まってほしい場所に関連する絵がいいでしょう。
各リーダーがメンバーにカードを渡したら次のフェイズに移行します。
探偵フェイズ…リーダーから渡された絵をヒントにしてコマを進めます。ちなみに1枚渡されたらコマを1マスだけ進めて、2枚なら2マス進めないといけません。
止まったコマの位置でリーダーから「手がかり」「何もない」「警察」の指示があります。
2つのコマが移動し終わったら諜報員フェイズに戻ります。
「警察」に3回止まると敗北します。ですが、先に「手がかり」を3ヶ所見つけて「依頼主」という場所にたどり着いたチームの勝利になります。
遊んでみた感想としては意思疎通した達成感にキレがある。
リーダーやってみてわかるのですが見た目以上にメンバーに伝えるための絵がないです。
そしてカードを受けとったメンバーが「わからない」とは言いますが何とか当ててくれます。
この一連の進行に無茶振りが多いのですがギリギリ意思疎通できている感覚はゲーマーの心をくすぐられました。
それとゲームシステムにリアルタイム要素があってリーダーが早くカード選びをして、メンバーに考える時間を与えて、相手のコマより早くマスに到着する展開があります。実際に遊んでみた方にしか伝えきれないのですが、リアルタイムアクションという程に忙しくないのにチーム対抗でより競争している気持ちにさせるのは面白かったです。
ただ、しいて思うところはマップの端とかに★●■のオブジェを置いて、答えを見やすいようにしてくれたら尚良かったです。あとマップの面をもう2枚程ほしい。
ですが、準備するためのコンポーネントや所々のルールや仕様は色々なアイディアが詰まった素晴らしいゲームだと思いました。
評価☆9