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ヌースフィヨルド
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  • 1~5人
  • 20~100分
  • 12歳~
  • 2017年~

ヌースフィヨルド

メーカー・卸元:アークライト

日本語マニュアル付き
ノルウェーの漁村“ヌースフィヨルド”発展の物語

 今日、ヌースフィヨルドは北ノルウェー、ロフォーテン諸島にある静かな漁村です。50 年前、タラが産卵のため集まってくる時にはビジネスは活況を呈していました。

 しかし今、ヌースフィヨルドは住民が百人未満となり、村というよりも博物館となっています。クルーズ船は最近まで、ほとんどが放棄された島の美しさを通過していました。最近は観光客がお金を払って家や景色を見に来ます。時を遡ればヌースフィヨルドは大きく変貌します。帆船がフィヨルドを支配し、広大な森林の奥に、島にある美しい岩が隠れています。

 全盛期のヌースフィヨルドの漁業と拡大、そして成功はあなたにかかっています!

 このゲームでは、プレイヤーはロフォーテン諸島ヌースフィヨルドにある漁業会社のオーナーとして、港とその周囲の地形を開発し拡張することが目的です。

 プレイヤーは、自分の港ボードの森林を伐採して資材と建設用地を手に入れ、建設用地に建物を建てて特殊効果を得て、船を建造して漁獲量を増やし、自社株を発行して資金を増やし、労働者雇ってアクションを実行し、村の長老を議会で味方に付けることで特殊能力を独占的に使用し、自分の港とその周辺地域を開発して発展させていきます。

 ゲームは全 7 ラウンドをプレイしたら終了となり、建造した船と建物や、所有する株券による勝利点合計が最も多いプレイヤーが勝者となります。ワーカープレイスメントのメカニズムを使った、様々な要素を使って自分の港を発展させる、箱庭系ゲームです。1 人用ゲームのルールも入っています。

レビュー 30件

ルール/インスト
1180名が参考
3年以上前

ソロプレイ時のルール (上級者用ルール追加)


混乱しやすいルールがあったので備忘録。

なお、こちらを参考にしました。

https://www.youtube.com/watch?v=zzLCDEROf6o&t=1829s


※太字はソロプレイ特有のルールです


1.二人プレイの時と同じように中央の場を用意します。

  • アクションボードの「1~2人用の面」を広げます。
  • 模倣タイルの[4]の面をアクションボードの下に置きます。
  • 晩餐会ボードを置き、[1/1]の皿に魚を1匹置きます。
  • 船・長老ボードをアクションボードの真横に置きます。
  • 船タイルを各3枚ずつ対応するスペースに置きます。
  • 長老カード1~7を所定の位置に置きます。(1を下、7を上にします)
  • 建物ボード2つを長老カードの右に置いていきます。
  • ニシン/タラ/サバデッキから1つを選び、それ以外を箱に戻します。
  • 上記魚デッキの[A]カード9枚、[B]カード6枚をランダムに抜き出し、対応する建物ボードに表向きにして置きます。
    → それ以外のカードは箱に戻します。
  • [C]カードをシャッフルして、裏向きのまま脇に置いておきます。


2.個人ボードを用意します。

  • 長老会ボードを晩餐会ボードにの下1枚だけ置き、その下に港ボードを置きます。
  • 右側半分の建設スペースの1番上に森林タイルを2枚、右側真ん中と右側下に1枚ずつの森林タイルを置きます。
  • [ソロゲーム用]と書かれたスタートプレイヤータイルを手元に置き、[1]に船のコマを置きます。
  • [赤の労働者コマ]3つ、[赤の株券タイル5枚]、[赤の個人ストック]を手元に置きます。うち、2枚は[株券]が表面になるように置きます。
  • [青の労働者コマ]3つを手元に置きます。
    青の株券/長老会ボード/港ボードは用意しません。また、ソロゲームの際には色が固定されています。

(上がソロプレイ開始時の個人ストックです)


3.ターンの進行

 [ソロゲームスタートプレイヤータイル]の色で示しているように

  • 奇数ターン(1/3/5/7)→赤のコマを配置
  • 偶数ターン(2/4/6)→青のコマを配置

していきます。(各アクションの詳細については割愛)

帰宅フェイズでは、「次のラウンドで使う色のコマのみ」を戻します。(1ターン目は青のコマが置かれていないので、赤のコマは戻しません)


この、「交代でコマを配置していく」ことにより、同じアクションの連続をある程度防ぎます。(もちろん、すでに置かれているアクションをもう一度実行したい場合、[模倣]アクションを使えます。


また、[青のターン]でも株券に魚を置いたり、株券を公開するのは常に[赤]の株券を用います。



上級者用ルール

最終的に7ラウンド進め、通常の得点方法で計算します。



上記、ソロプレイルールに加え、以下が変更になります。


  • ソロプレイ用のスタートプレイヤータイルを裏返します。
  • 模倣タイルを4人用から5人用にセットします。
  • 黄色の労働者コマ3つを追加します。
  • 赤(1/4/7)→青(2/5)→黄(3/6)の順番でプレイします。


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手動人形
手動人形
レビュー
881名が参考
4年以上前

一言でいうと軽めなワーカープレイスメントです。

ワーカーは最後まで1ラウンドに3人、全部で7ラウンドを戦うので計21回の行動をいかに効率よく行うかということに尽きるかと思います。

資源は魚・材木・金の三種類。プレイヤーは造船して漁獲高を増やし、植林などで材木を獲得します。金は株式発行や魚の皿盛り(出荷?)で得られます。

プレイヤーはこれらの資源を使い、建物を敷地に建て、勝利点を得るとともに特殊効果を享受します。

また行動の一つとして評議会(長老)の招請があり、自分だけのワーカーエリアを(コストは必要ですが)最大5つまで持つことができます。

勝利点は、基本的に獲得した建物、船、株式、金の合計になります。

限られた行動回の中で、これまた限られた評議会・建物を奪い合い、それでいて生産力も上げていくというジレンマがコンパクトにまとめられているように思います。

プレイ時間も少なめで、かかった時間のわりに満足度が高い良いゲームです。

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国王
korou_dream
korou_dream
レビュー
851名が参考
2年弱前

二人プレイ時の感想を書きます。

基本的な情報は多くの方が詳しくレビューを書いてくださっているので、二人プレイでも楽しいのか、という部分だけを個人的な感想で書いていきます。


本作はメインボードが1〜2人用と3〜5人用で分かれているので、つまり二人専用のルールがあるという事。

二人だと特別にここが違う、みたいな部分もなく、違和感のないようなバランス調整だけなので二人でも全然楽しいです。

プレイ時間は慣れればセットアップ込みで一時間強。満足感が高く、やる度に様々な戦略を楽しめるリプレイ性も確保されているため、定期的にやりたい熱が上がってきてくれます。


それと個人的な話ですが、私の場合主な対戦相手は妻になります。女性の場合、トレーディングカードゲームの経験がなかったりするので、テキスト多めのカードがあるゲームや、それを使ってコンボも考えられて楽しいよみたいなゲームが苦手だったりするんですね。ヌースフィヨルドの場合、各カードにテキストがあって相乗効果を狙えるものも多いんですが、「すぐに〜する」とか「〜したらこうしろ」みたいになるべくシンプルに解決させようとする作家の意図が見えるんです。

なので、テキストに苦手意識のあるプレイヤーにもかなり優しい重ゲーだと思えます。この辺りは、相当重たいゲームを作り続けてきたウヴェさんが敢えて目指した「誰にでも親しみやすいバランス」だと感じたので、重たいゲームに躊躇している人にもお勧めしやすい造りになっています。

若干値段がお高いので、二人だけでしかやらない家庭などは手が出しにくい作品のように見えますが、私は値段以上の価値を感じました。本当にお勧めしたい作品ですので、どこかで試せる機会があれば是非ともプレイしていただきたいです。

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winterkoninkske
winterkoninkske
レビュー
779名が参考
3年以上前

日本語版が出たばかりですが、ワーカープレイスメントの入門編にぴったりの作品です。

アグリコラなどのデザイナー『ウヴェ・ローゼンベルク』の作品だけあり、作り込まれています。

プレイ時間は、プレイヤー×20分と短め。

ワーカーは3人のまま増えることなく、7ラウンドを行うと終了であり、21手番で勝利をめざします。

ちなみプレイヤーは11の建物スペース(初期は6スペースが森林、5スペースが空き地)と5つの長老スペースと、適度な船スペースを持ってます。 

それらを、21手番で埋めたりしながら勝利点を稼いでいくのですが、ワーカープレイスメントだけあり、やりたいことは取り合いになり、先にアクションスペース(たとえば『造船』や『建物の建築』など)を奪われると、そのラウンドはできないことも…


しかし、特別な存在の『長老』を発動させられれば、自分だけのアクショスペースになります。

また、収入のすべては『魚』になるので、それをいかに他のリソース(『木』と『お金』)へと変換するのかが鍵になります。

さらに、株式を発行して現金をもらったり、他社の株を購入して、収入を増やしたり!

得点計算は7ラウンドが終わった段階での船と建物の点数、お金と株式の点数、特別ボーナスを足して、空き地と未発行株の点数などをひいて決まります!

ちなみに建物は『鰊』『鯖』『鱈』の3デッキもあり、何度も楽します!


重ゲーなみの深い満足度と軽ゲーなみの気軽さがまじっていて、リプレイ性の高い名作です。

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国王
喫茶あかね・マスター
喫茶あかね・マスター
レビュー
767名が参考
3年以上前

ソロプレイの写真をアップしています。

ゲームは農業ウヴェ定番ですね、ワーカープレイスメントです。

アグリコラやルア―ブルと比較して物凄い早く終わります。

え?もう終わり?って言う事間違いなし。

個人的に株券の購入は全部発行してから行いたいね。

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国王
ネコマダム
ネコマダム
レビュー
728名が参考
2年以上前

とても好きなゲームです。このゲームの好きな点、不満な点を挙げたいと思います。

【好きな点】

・高いリプレイ性

建物カードは1デッキ44枚のカードが入っており、プレイ人数にもよりますがそのうちの半分程のカードを使います。そのため、毎回使う建物カードによって新しい戦略を考える必要があります。またこの建物カードは3デッキあり、単体でも混ぜても遊べます。そのため毎回違う展開になり、何度でも楽しめます。

・多様な方向性

合計21手番しかないため、やることを取捨選択する必要があります。そのため何を重視したかでそれぞれのプレイヤーの特色が出るのが、好きです。

・短いプレイ時間

他の似たようなゲームの多くと違い、プレイ時間がかなり短いです。そのため結構気軽に遊べます。

・ソロも楽しい

ソロプレイのルールが、通常・上級・キャンペーンの3つあり、先ほど述べたようにプレイ時間もそれほどかからないため、ソロプレイも楽しめます。


【不満な点】

・視認性が悪い

建物カードは文字だけなので、毎回場に出てる建物カードの効果を確認するのに時間がかかります。

・お金のコマが小さい

他のボードゲームと比べて、お金のコマが比較的小さく、扱いにくいように感じます。


【まとめ】

ルールは複雑でなく、短めのプレイ時間で戦略性が高いので、非常に楽しみやすいゲームになっていると思います。おすすめです。

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皇帝
まつぼっくり
まつぼっくり
レビュー
669名が参考
2年弱前

ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!

ヌースフィヨルドは、ウヴェ・ローゼンベルクらしいワーカープレイスメント(駒を置いてアクションをするシステム)の面白いボードゲームです!

リザーブとサプライという考え方が新しいのと、株による他の人の釣った魚の収入、長老カードの活用方法が面白いです。

アグリコラから始まったウヴェ・ローゼンベルクのワーカープレイスメントの壮大なゲームの中では特筆するようなゲームになってはいないかなぁ、という点が気になるところでしょうか・・・ 


好き度(Like)
 ▶3pt.≪★★★≫
おすすめ度(Recommended)
 ▶3pt.≪★★★≫
子どもと度(With kids)
 ▶1pt.≪★≫


ヌースフィヨルドの簡単なゲームの流れとルール解説はこちらをご覧ください!

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オグランド(Oguland)
オグランド(Oguland)
レビュー
594名が参考
3年以上前

非常にプレイ感の良いワーカープレイスメント。

シンプルに整理されたルール。適度なランダム要素と、綺麗に調整されたカード達。

テーマこそ異なりますが、アグリコラの正統進化と言えるのではないでしょうか。

どのカードも強力なため、コンボを考えるのが楽しいし、コンボが決まり回転しだすと最高に気持ちいいです。

カードセットによってインタラクションの強弱があり、使うセットによって重苦しいゲームとなったり、のびのびとプレイできたりします。

アグリコラが好きな人には是非プレイしてもらいたい。

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勇者
おやつ大根
おやつ大根
レビュー
580名が参考
2年以上前

ソロでも対人でも楽しめ、程々に終わるプレイ時間と建物コンボが楽しいワーカープレースメント。

リプレイ性もかなり高いので、気がついたらソロでプレイしている程度には大好きな作品です。

プレイヤーは北欧の漁村の発展を担うことになった水産会社。漁獲量を上げつつ森林の手入れをしてお金を稼ぎ、建物を建設して(ウヴェ様特有のボードを埋めないとマイナス点あり)、最終的に勝利点に転換するというのが一連の流れです。


資源は

  • 木材
  • お金

と至ってシンプルなので生産や獲得の見通しは立てやすいです。

また、

  • 複数人が使えるアクションスペース
  • 個人のアクションスペースとなる〔長老〕の存在
  • ワーカーの“扶養義務”や増員なし


などの特徴がありますからワーカープレースメント特有の辛さは相当緩和されています。

ゲームの根幹をなす建物群はいずれも何らかのアクションや他の建物とシナジーを構成しますから、ゲームプランの組み立てがエキサイティング。(尤も、それを見透かされてカットされるパターンも多々ありますが……。

7ターン21手番で固定されていますからダウンタイムは少なめでサクサク進みます。「チュートリアル代わりの1ゲーム」の後の再セットアップもかなり楽です。

反面、難点も明確。

  • 圧倒的な言語依存。
    → アイコンやボーダーによる区別がないのでライトゲーマーに勧める一本とは言い難いです。
  • 「写真映え」しにくいコンポーネント。
    → テキストのみの建物カードは効果をイメージさせにくいです。
  • 終盤の捲った捲られたの緊張感が少ない。
    → 序盤からの堅実なプレイが求められる分、同じようなプレイスタイルの人同士だとバッティングが発生します。

上記の欠点を差し引いても、個人ボードの森林をあれこれしながら漁獲量を着々と増やしていき、細かなシナジーにより効率的な動きを追求し、黙々と漁村の発展に寄与するアクションはやり応えが十分。

特にソロゲーム(手前味噌ですがセットアップや動きを寄稿しています)は他のゲームにも通じる「効率的な動きの訓練」にも持ってこい。

プレイ時間や(自分にとっての)脳へのストレスがちょうど良く、箱庭感満載なのでついつい遊んでしまう良作です。

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手動人形
手動人形
レビュー
573名が参考
2年以上前

ローゼンベルク氏の農業系中量級ワーカープレースメントです。

ああ、いつもの、とか、ま〇か、と思われる人も多いかもしれませんが、グラスロード以来久しぶりの中量級、そしてその内容は小粒でもピリリと辛い、というものになっています。

リソースは3種類、ワーカーは3人固定、ワーキングスペースは10ちょっとと、とてもシンプル。

カツカツ感はやや緩めで、序盤は少し苦しいが、ペナルティーをくらうほどではないです。

楽なわけではなく、かといってすごい厳しいわけでもなくちょうどよいプレイ感と感じます。

面白いのは、株という概念があり、これの取得状況により相手に魚、つまり食料に当たる資源を分配しなくてはならなくなったりします。

その他、ワーカー配置、建物獲得や長老の晩餐会ボードをめぐるやりとりなど、総じてインタラクションは少し刺激が加わっており、ややこぢんまりした中で他のプレイヤーを意識しながらアクションを考えるのがとても良い感じです。

で、一番特徴的なのが、建物、長老カードでしょう。これはアグリコラでの職業や小進歩に当たります。

アグリコラと異なり基本的に共通の場から購入するのですが、資源変換及び獲得の効率化や、高得点を狙うにはこれらの活用が不可欠です。アグリコラほどあからさまではないですが、コンボの存在も面白いです。

カードにはかなり言語依存があります。つまりゲーム内では、各カードの効果をしっかり把握して、有効な組み合わせを使いこなす必要があります。

最近の重量級ワーカープレースメントに比べるとアクションの種類も少なめですが、戦略的にも漁船特化や建物特化、長老作戦など、多彩な方法が考えられます。

冒頭では中量級と書きましたが、内容的には重量級に近い密度を持っています。ワカプレ部は意外とシンプルですが、インタラクション強め、カードの文章量も多め、そしてゲームに内在する各要素の相互作用も高いと感じます。

ともあれ、中量級ですがやりごたえのあるこの作品、BGGではソリティアプレイもかなり評価されているようです。グラスロードを超える(また、アグリコラ等に迫る)ゲームとなるか、機会があれば是非プレイして頂きたいです。

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maro
maro
レビュー
568名が参考
1年以上前

中量級で密度ギッチリ、1人でも遊べるワーカープレイスメント!遊びごたえ抜群!

【評価ソロ9/10】中量級・1人~5人

ワーカープレイスメント×リソース管理

<以下はソロプレイの感想です>

このゲームを評して「密度が濃いゲーム」という評価を良く見ますが,実際にプレイしてみて本当にみっちりと詰まったゲームと感じました。密度が濃いと感じた理由としては,

・リソースが3種類に絞られていることや要素が結構厳選されていることで注意が散漫にならず目標を明確に持てるという点

・手に入るリソースは個人ストック(貯蓄)から引き出さないと使えないという一手間により使えるリソースは結構カツカツになるため「これをやってからアレをやって…」と常に悩み続ける点

などのおかげでプレイに集中しやすいシステムになっているからかな?と思いました。

私自身,ワカプレはほとんどやった事が無かったので本格的なワカプレはこのゲームが初めてになりますが,もし私と同じように,今までボードゲームはそこそこやってきたけどワカプレはやった事ないなー!っていう方が居たら,このゲームは最初のワカプレゲームとして良いんじゃないかな,と思いました。

 

長所

所要時間1時間程度でゲームをみっちりやった実感が得られる

ワーカープレイスメント初心者でも要素が絞られていて比較的分かりやすい

コンポーネントが多く駒も木駒のため見た目や手触りなどを楽しめる

 

短所

準備も含めて多少の時間と手間がかかるので,気合いが入った時でないと遊びづらい

なかなかのゲーム難度

テーマもゲーム展開も渋い

 

<密度の濃いプレイ>

このゲームのリソースは魚・木材・お金の3種類ですが,これらのリソースが得られる時,個人ストックだけではなく貯蓄に入ってしまうものもあり,貯蓄はそのままでは使えません。貯蓄の資源を使いたい時は引き出して使う必要がある。しかもストックには木材は12個までしか置けないし、一方の貯蓄には魚が8匹以上あると配当の余りが貯蓄に回らなくなる。漁獲が多くても無駄が多い漁になってしまう。かと言って貯蓄をチマチマ切り崩すと切り崩しのたびに1ワーカーを消費してしまうので残り行動が少なくなってしまう。

貯蓄を切り崩さずに済むよう、魚を個人ストックになるべく多く入れようとすると,自社株を多くする必要がある。しかし未公開株の公開にも1ワーカー必要、買い戻しにも1ワーカー必要。

このゲームはプレイヤーが3つのワーカーを駆使して7ラウンドで戦うゲームのため,全部で21ワーカー分の行動しか取れません。あんまりチマチマ何度も貯蓄を切り崩す訳にもいきませんし,株もチマチマ買ってる余裕も無い。出来れば貯蓄の切り崩しの回数は減らしたいし、株の買い戻し回数も少なくしたい。ただし、買い戻すまではお魚の配当は少なくなってしまう…

というように、いつ株を公開するか,いつ貯蓄から引き落とすか,どの時点で自社公開株を買い戻すか,などなど、タイミングの見極めがなかなか難しくジレンマがあります。

更に長老の獲得と給餌・船の造船と改良・森林の伐採と間伐など,それぞれ色々な要素にジレンマが盛り込まれていますが,結局のところ最終的には「得点を多く取ること」が目的であり,そのためには「良さそうな高得点建物を建てること」が最も近道になっていて,そのために必要なリソースを確保する必要がある,という点に収斂します。


21ワーカー固定の中では,あれもこれもは出来ません。ゲームの度にランダムに並ぶ並んでいる建物を確認した上で,今回はどんな道筋で点を取ってやろうか,どの高得点建物を建ててやろうかと画策する感じになるかと思います。

なーんて言って,私も全然できないんですけどね 笑。結構このゲーム難しいです。

一番難しいと感じるのは,ゲーム内の大きな得点源となる高得点建物(このゲームで言うC建物です)が出てくるのが第4ラウンドな点。ソロプレイでは目標の30点に迫るためにはC建物を最低2つ,できれば3つ建てたいんですが(C建物はだいたい最低5点程度は取れる建物ばかりなので),序盤はこの建物が影も形もないので「Cのアレとアレを取るためにこういう方向性でプレイをしよう」という方針を定められない。魚をたくさん捕る方向に伸ばしたら良いのか,木材プレイ方向なのか。

見えないとなると万遍なくソツの無いプレイにならざるを得ません。そして第4ラウンドで初めてC建物がお目見えするということは残り12ワーカーしか残ってないって事なんですよね。ああカツカツ 笑

ま,あとC建物を1つ建てられれば30点行けたのに…という惜しい局面もちょいちょいありますが,それはそれでやり甲斐と考えれば悪くは無いです,精進します 笑

 

<「ボードゲーム」の醍醐味とは>

で,こうしたやり応えや悩ましいジレンマ,さらにはコンポーネントの手触りなどもとても良くて,終わった後は「ゲームしたなぁ…」ってしみじみと実感できるんですよね。

最近私は,準備の手間がいらないことや,人と直接会えなくても対戦できるという理由から結構BGAでボードゲームをやっているのですが,このヌースフィヨルドは仮にBGAで出来るようになったとしてもやるかなぁ…と思うんです。多分,実物をプレイするのに遙か遠く及ばないんじゃないかと思ってしまう。

それぐらい,コンポーネントの出来が素晴らしく,駒を持ってあっちにやったりこっちにやったりするのが楽しい。ボードゲームの根源的な楽しさって何か。駒を持ってあちこちに動かす触覚の満足感って思った以上に大きいんじゃないか。このゲームを遊んでみて,凄くそう感じました。

もちろん、何にボードゲームの醍醐味を感じるかは人それぞれだとは思います。ただ、「割とBGAでも楽しめるもんだね!」と思ってた私の後頭部をガツン!と強打したこのゲームの「触覚が満たされる感覚」を,是非皆様にも味わって欲しい気はします 笑


ソロ用の分しか出してないのにこの充実感。
木駒、カードを触るのが心地よいのです。


<短所>

ここまでこのゲームの長所を説明してきましたが,手放しで長所だけとは言えない面もあります。一つは先ほどの長所の裏返しなのですが,コンポーネントの充実度による副作用,準備と片付けの手間です。プレイ中も,魚をこっちにやってあっちにやって…と何かと時間と手間がかかるため,「今日も気軽にいっちょやってみっかー!」とはならないですね。ここは個人差もあるかと思うのですが。

また,これも個人的な感想ですが,難易度もなかなかのものです。先ほども言ったのですが21ワーカーで30点ってなかなか難しくて,私も「ワカプレ初心者ではあるがボドゲ初心者ではない」にも関わらず結構30点行かないことが多い。

まぁ,私は駒をいじってあれをあっち,これをこっちと動かして,建物カードを購入して建てて「ああ,ボドゲやってるなー」っていう実感で結構楽しめちゃってるので,個人的には難しいことは構わないのですが,誰しもそうとは限らない。

この手応え歯応えはボドゲ初心者には厳しい気がします。このゲームは,ある程度ボドゲに慣れてきた人が次のステップに進む上で触れてみるのが一番良いタイミングかな?と思います。

最後になりますがテーマが渋いです 笑。北欧の漁村で漁業会社を発展させるというテーマは,まぁ「ポップで一般的」とは言えないでしょう 笑

ゲームの展開も魚と木材をあっちにこっちに…とこれまた渋い 笑 テーマとシステムの融合度合いはなかなか高いので,テーマに沿った展開と言えばその通り。渋ゲー好きなら特に問題にならないでしょう。

ただし最後の最後までリソースがじゃらじゃらと余りまくる,何でもできる,とはならず,「魚や木があってもお金がない」とか,「魚も木もお金もあるのに場所が空いてなくて建物が建てられない」とか,あと二手足りない・一手足りないという展開になりやすい気がします。ドカーンと派手にやってスッキリ!的な「拡大再生産ストレスフリー」的なゲームとはテイストが違うことに要注意です 笑

 

<総論>

と,多少苦言も述べましたが総じて満足度が高い良いゲームだと思います。ワインで言えば赤ワインのフルボディ、という感じでしょうか。派手な華やかさにはやや欠ける面はありますが,ドッシリと腰が重くしっかりとした手応え。一手一手を考えて勝利にたどり着く試行錯誤が好きな方,重厚なゲーム感が好きという方にはなかなかに堪らないゲームなのではないでしょうか。

密度の濃い,濃厚なボードゲームの楽しみを味わえるヌースフィヨルド。渋ゲーがお嫌いでなければお勧めできる作品です♪

 

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の良きボドゲライフに貢献できれば幸いです^^

【R4.1.13】評価を9/10に改めさせてもらいました。やはりソロとして至高の一本です。特に、ソロでのこのゲームの醍醐味がキャンペーン(同じデッキで3回連続プレイ)にある事を知ってからは評価がうなぎのぼりでした。

未プレイのソロ派の方はもちろんまず試してみて欲しいですが、「ソロで遊んだ事はあるけどキャンペーンはやってないなあ」というソロ派の方は勿体無い事をしてますよー!と声を大にして言いたい。是非!キャンペーンを一度お試しいただきたいです!「ランダムな1戦で30点を越える事」と「同じデッキで3戦合計100点を越える事」の違いにジワジワ来ること間違いなしです!

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18toya
18toya
レビュー
558名が参考
約1年前

ソロプレイでもじっくり遊べるけどあまり難解じゃないゲームを探していて、とっても高評価だったのがこの「ヌースフィヨルド」。

早速購入してプレイしてみましたが、評判通り、ワーカープレイスメントの楽しさがありつつも、シンプルなルールで、本当にサクサク遊べました。まさに「アグリコラ」をより遊びやすくした感じです。ただ、「アグリコラ」より軽いプレイ感なので、物足りなさを感じる人もいると思います。

ソロプレイしかしていませんが、赤コマと青コマをラウンドごとに交互に使用することで、ブロック要素もあり、中々よく出来たルールでした。また、ワーカーは三人以上増えないうえに、7ラウンドしかないので、思ったよりあっという間に終わってしまい、何をどの順で行うべきか非常に悩まされます。建物や長老の効果がまた悩ましく、どれを手に入れるかも迷います。プレイ感は軽いと言えど、めちゃくちゃやり応えがあり、リプレイ性が高い非常にいいゲームだと思います。

個人的には、漁村の風景が美しく、アートワークがお気に入りのゲームです。

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大賢者
tomato
tomato
レビュー
540名が参考
3年以上前

1人から遊べます。

プレイした感想としてはワーカーとしては比較的軽いかなと、

今回初回プレイ推奨のデッキを使いました。

カード構成が3種類あるのでそちらをやったらもっと違う印象を受けるかも知れません。


考える要素として魚と木材、株とお金の管理、特殊アクションをもたらす長老カード、物件、これだけでほとんど全部です。

収入→必要なコストの支払い→3つのコマをどこかに置いて効果を得る→回収する。

これを7回繰り返したら必ず終わるので、プレイヤーはそれまでにどれだけ稼げるかの勝負になります。


基本的なルールのインスト15分ぐらいで、あとはやりながら工程を説明したらある程度把握出来るレベルですので、

少しゲームに慣れてきて新しいジャンルを試してみようという時にはなかなか良いのではないかと思いました。


ワーカーに慣れた方も中級向け以上のデッキもありますので、是非お試しください^_^ノ

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国王
えだまめ
えだまめ
リプレイ
524名が参考
4年以上前

2018/03/11 オオバコボドゲ会にてプレイ。

ウヴェの新作として、プレイしたくてうずうずしていたところ、持ち込んでくださっていた。

とにかくカードのテキストが多いので、日本語化は大変だろう。アグリコラのように飢えないのでわりとまったりプレイできる。ルールを理解したところでもう一度プレイしたいと思った。

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国王
kimino1pin
kimino1pin
レビュー
512名が参考
2年以上前

お気に入りのワーカープレイスメントです。

見通しがいいため、分かりやすく、リプレイしやすいし、限られた時間でいかに効率良くやろうか全力で悩めるゲームです。

インストも、他のワカプレに比べると難しくない所もありがたいです。

(特に解説書での具体的テキスト補完が重宝しています・・)


個人的には、ワーカープレイスメント初心者の方に、初めてはこのゲームをオススメしたいです。

(わたしも初心者ですが、純粋に『楽しい!』と感じ、4-5回プレイしています)


パッケージは、箱も大きくシブい絵柄で、ゲームを始めるときにはシブいおじいちゃん達が並んでおりますし、建物カードは文字量多めですので、第一印象は取っつきにくいかもしれません。

しかし実際は、以下の点から非常にシンプルに『取捨選択を楽しめるゲーム』となっています。

 ・ワーカーを増やすというタスクが無い

 ・ワーカーに食料は不要

 ・たった21手でどこまでやれるかを考えるのが毎回新鮮で楽しい

 ・建物カードのラインナップも毎回変わる

  →どの長老と組み合わせられそうか毎度色々考えられる!

 ・個人ストックをかわいいお魚でいっぱいにする視覚的楽しさ


・・と、とにかくプレイするための『考える量』が適切で、遊びやすいゲームです。

(あと、みんなでとれたお魚を分配していく作業が個人的に楽しいですw)


他にも楽しい要素は沢山ありますが、リプレイしやすい(もう一回やろう!と言いやすい)軽さがあるため、購入して良かったと感じています。

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勇者
inu(いぬ)
inu(いぬ)
ルール/インスト
438名が参考
2年以上前

ヌースフィヨルドのゲーム終了時の得点計算を補助する得点補助シートと、ラウンド中のフェイズ進行を確認するためのラウンド進行シートを(主に自分向けに)作成しました。

※これらのシートを鮮明に印刷できるPDF版を、以下のnote記事からダウンロードできるようにしました。
 
ボードゲームの自作プレイエイドまとめ


得点計算シート

ゲーム終了時の得点計算用のシートです。A5サイズで印刷することを想定しています。


ラウンド進行シート

ラウンド中の各フェイズでやることをまとめたシートで、ソロ時の進行管理などに使っています。A6サイズでの印刷を想定しています。


使用例

得点計算シートは記入を素直にできることを意識して作成しました。(特に建物 / 空き地まわり)


ラウンド進行シートは、魚コマなどをマーカーにして今どの手順をやっているかをチェックするのに使っています。これをやる前はソロプレイ時に船コマの移動あたりを忘れがちでした……。

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仙人
びーている / btail
びーている / btail
レビュー
431名が参考
2年以上前

あぁ、長老達よ力を貸して!


漁村がテーマのワーカープレイスメントです。

人数×20分と軽めで見通しの良いゲーム。

漁船を増やし漁獲量が上がったり、木材を集め建物の効果を上手く使い多くの得点を稼いでいく。

長老は獲得すると個人のアクションを使えるようになるが、長老には魚を献上しなくちゃあいけない。

とにかくゲームの雰囲気が好きです!

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大臣
No more映画泥棒
No more映画泥棒
レビュー
361名が参考
7ヶ月前

【ウヴェ・ローゼンベルグさんの凄さが分かる一作】
「アグリコラ」や「オーディンの祝祭」、「パッチワーク」などでもおなじみのウヴェさんの作品。
ウヴェさんの作品はどれも北欧の生活を追体験したような気分になれるものばかりで、本当に面白いですね。

ということで、「漁業版アグリコラ」とも目される「ヌースフィヨルド」。
個人的にはアグリコラよりもこっちの方がシンプルで好きです。
漁業会社を経営してお金を稼ぐゲームです。

アグリコラがおもしろいのは言うまでもないんですが、
アグリコラは特に資源の種類が多い(作物、家畜、建築資材と大きく3種あって、さらにそれらが細分化される) ので、
ワカプレをやり慣れたある程度のコアゲーマー同士でないとハードルが高いゲームだと感じます。

一方でヌースフィヨルドに出てくる資源は「お金、魚、木材」の3つのみ。
選択肢のふんだんさやワカプレ特有の「早いもん勝ち」の面白さはそのままに、
ライトプレイヤーでも取っつきやすくなっているところがとても素晴らしいです。

あとゲームバランス。
めちゃくちゃいいです。
こういうカードを使ったボードゲームには多かれ少なかれ「ぶっ壊れ性能」のカードが出てくるもんなんですが、
ウヴェさんの作品はどういう方向に戦略を取ってもいい感じのバランスなんですよね。
めちゃくちゃテストプレイしないとこんないい感じにならないと思う。

そして何より世界観!
漁をして魚を稼ぎ、長老と株主に配る。
森を切り倒して木材を手に入れ、建物や船を作る。
長老の知恵や村の建物によって新たな戦略が立てられる。
船をたくさん作って漁獲量も増やせるし、
漁をほとんどせずとも大株主になって魚を他人に獲ってもらうこともできる。
北欧!めっちゃ北欧!!(北欧行ったことないけど)

このヴァイキングのような世界観、なんだかとてもワクワクしますよね。
建物の山札は拡張版も出ているくらい豊富な種類があるので何回も遊べますね。

ということで、めちゃくちゃオススメです!!

・戦略性

 ★★★★★

・洞察力

 ★★★☆☆

・ワイワイ度

 ★★★★☆

・オシャレ度

 ★★★★☆

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仙人
リンクス川越事業所
リンクス川越事業所
戦略やコツ
313名が参考
2年弱前

レビューではないのでこちらに投稿(戦略でもコツでもないですが…。)

株券とカレイデッキのエラッタ修正のついでにワーカーにひと手間をかけてみました。

エラッタがないに越したことはないですが、かけた手間の分愛着もわくと思うのです。


ボドゲを愛でる「コツ」ということで…。(こじつけ)


ちなみにワーカー画像はこちらから入手しました。

https://boardgamegeek.com/filepage/188875/custom-stickers-tokens

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皇帝
Mercy
Mercy
レビュー
286名が参考
3ヶ月前

ワーカープレイスメントの最高峰


ヌースフィヨルドとは、ノルウェーのロフォーテン諸島を舞台にした漁業と建設と村長達を養うゲームである。

魚、木材、そして金。これらを建築資材として、プレイヤーは自身の漁村をより良いものへと発展させていくワーカープレイスメント最高峰のゲームと言えるだろう。

結論は最高に面白い。そこだけは最初に明記しておこう。


さて、まずはこのゲームの欠点を語るとしよう。なお、意気込まずともほんの1つだけ。

それは、得点の稼ぎ方にプレイ感が伴わないことだ

あくまで魚と木材は建設資材。上手く回れば大量獲得と共に気持ちよくプレイできるのだが、得点が稼げるかと言えば否である。逆に、得点を絡めるために「直近で何の資源がどれだけ欲しいか?」計算することだけが得点になると言って過言は無い。

つまり、戦略と計算をフル活用するのが面白いゲームであって、ワイワイ楽しんだりすることはお門違いと言わんばかりの硬派なゲームなのだ。

しかも、そうして得られるのはチェスや将棋と同系統の「苦しいから面白い」という、半ばストラテジーゲームと同様の快楽と中毒であって、カルカソンヌなどのニヤニヤ見守る愉悦のような概念とは全く違うということを承知しておいてほしい。


さて、そうは言うものの、私は割かしそのテのゲームが大好きだ。今度は上記以上の良い点を語りつくすとしよう。

まず話さねばならないのは、効果が互いを高め合う給仕アクションのことだろう。

給仕アクションとは、好きなだけ魚を払って対応する分だけ皿に魚を乗せるというアクションだ。乗せれば乗せただけ金がもらえ、船団を持つ頭にはまさに天国と言えるだろう。

だが、その給仕は他のプレイヤーへも大きなメリットを生んでしまう。なんと、埋まった皿の枚数=全プレイヤーが抱える特殊能力の使用回数なのだ。

つまり、場合によって給仕は他プレイヤーへのけん制となると同時、凄まじく計算のしにくい交差した特異点的なアクションなのだ

私が思うに、このアクション一つで他のゲームの根幹1つ分に値する面白さがあり、このアクションがあるからこそワーカーらしからぬ拡張性の非常に高いゲーム性に繋がっている。


次に良しとするべきは言わずとも伝わるであろうが、このコンポーネント以外に無い。

ヌースフィヨルドは秘境とも呼べる絶景であり、それをボードゲームにするなどとはひどく頭を抱えただろう。

だが、船のタイルやカード置き場を見ればすぐに分かる。この1枚だけで元値の取れる油絵のような美しさは、見事に秘境をゲームへと落とし込んでいるのである。

本当に価値はある。たった、これだけでも。


さて、このヌースフィヨルド、結論としては最高である。

硬派なために二度目を遊んでくれる友人は限られるだろうが、皆が口を揃えて「面白い」とは言ってくれるゲームはこれだけだ。

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大賢者
かぽらる
かぽらる
レビュー
266名が参考
1年以上前

漁港!お魚をいっぱいとって、お偉いさんに食べさせよう!おっさんを召喚できるよ!(¯灬゜)

全体ボードがでかいのにカードをいっぱい並べるので、大きい机じゃないと出来ないかも。効果やコストをちょいちょい確認するのが大変なのでみんな並べたカードを写真撮ってスマホで見ながらやってたなぁ…🤔

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大賢者
えりんぎ!@ボドゲ初心者
えりんぎ!@ボドゲ初心者
レビュー
246名が参考
5ヶ月前

言わずと知れたウヴェ氏のワカプレ中量級の作品です。

ゲームのルールなどは詳しく書いていただいている先輩方がいますので割愛させて頂きますが、私個人的にはヴヴェ氏の作品の中でもトップクラスに好きな作品となっています。

3つのワーカーから増えることもなく、徐々に自分のボードが豊かになっていく様は本当に気持ちが良いです。

アグリコラやオーディンよりもプレイできる場所が少ないのにそれを感じさせない1ワーカーの重さを嫌というほど味わうことができます笑

欠点として、魚の割り振りなどは細かく決まっており、プレイミスしやすいと感じています。

また現在日本語版の入手自体がかなり難しくなっており、どうしてもプレ値となりますので現在での購入はお勧めしません。

日本語版の赤プレーヤーの株タイルに印字ミスのエラッタなどがある為、気になる方は日本語版が安く手に入るようでも注意してください。

そして箱時間の目安は全く当てにならない為、時間に余裕を持ってプレイしてみてください。恐らく経験者インスト込みで二時間はかかるかと思います。

ワカプレの楽しさを十二分に味わう事が出来る素晴らしい作品なので、是非プレイしてみてくださいね♪

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大賢者
つばくろう
つばくろう
レビュー
236名が参考
3ヶ月前

『アグリコラ』や『オーディンの祝祭』などを手掛けたウヴェ・ローゼンベルク氏のワーカープレイスメントで、漁業と港町をテーマにしたゲームになっている。

ワーカーは一人3つを7ラウンド、計21手番固定。ラウンドごとにワーカーを食べさせる必要もなく、初心者にも優しい。

資源も木材と魚とお金しか出て来ない。

個人ボード上の森林ボードを伐採したり、逆に植林して間伐することで木材が手に入る。

造船で船を作ることで魚の漁獲量が増え、毎ラウンド漁フェイズにおいて魚がもらえる。

資源を使って建物を建て、建物の効果を使って資源を集めやすくしたり、建物を建てやすくする。

もう一つの特徴として、長老がある。

様々な能力(効果)を持った長老を迎えることで、ゲームを有利に展開することができる。

取得のコストは特にかからないが、漁フェイズにおいて魚を与えなくてはならなかったり、能力を使うのに晩餐会ボードに魚が必要だったりする。


自分のブログで詳しくレビューしています。よろしければご覧ください!

https://minarinbg.com/nusfjord/

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みなりん
みなりん
戦略やコツ
217名が参考
2年弱前

リザーブからパーソナルサプライに移し、それを使ったアクションが基本的な流れなので、この部分をいかに効率的にするかがポイントかと思います。

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オグランド(Oguland)
オグランド(Oguland)
リプレイ
184名が参考
1年以上前

【ソロリプレイ・ニシン編】

普通のソロでも30点届いたり届かなかったりだったんですが、無謀にもキャンペーンに挑んでみました!なんでそんな無謀なチャレンジをしようと思ったのやら我ながら…笑

なお、デッキは一番初級のニシンデッキ。初めてのキャンペーンなので恐る恐る挑みます。


1.キャンペーン1戦目

建物:25点(26-空きスペース減点1)

船:6点

株:1点(2-未公開株1)

お金:1点  合計33点

や、やった100点の3分の1は何とか取れました、自分としては上々の滑り出し。

しかしカード運にも恵まれた感。小作農場+海上保管所で貯蓄から引き落とすたびに貯蓄に金1+木材3が溜まっていくという打ち出の小槌。このゲーム、お金がなかなか渋く入手方法が限られるので序盤からこのコンボを組めたのはラッキーでした。しかし最初からこんな上手いことカード組み合わさって2戦目は大丈夫なのかな?と不安を感じながら次戦へ。

1度でも建築したA、B、Cの建物は全てゲームから除外し、キャンペーン中はもはや使えません。また、ディスプレイしただけで使わなかったAB建物も一旦傍によけて、2戦目は1戦目で使わなかったA、Bをディスプレイするよう指示があります。これに従って準備完了。


2.キャンペーン2戦目

建物:21点(22-ボートハウス1)

船:7点

株:1点(2-未公開株1)

お金:4点  合計33点

桟橋いかだ大工の造船コンボが素晴らしく、造船スタート時に個人ストックに木材3個発生→スループ船造船で木材2個消費、ストックに木材1残る→更に貯蓄にも木材2置き。と、何故か船を作ってるのに木がどんどん貯まる貯まる。しかも船を作るので漁獲量が増え貯蓄に魚が貯まるため、「魚が8匹貯まると勝手に貯蓄から引き落としてくれる」灯台とのコンボも大活躍。わざわざ貯蓄引き落としのアクションをしないで良いのは大助かりでした。船をガンガン作るプレイになったのでボート掘り(船6隻以上で4勝利点)にも繋がりましたし、灯台効果で貯蓄引き落としにワーカーを割かないで済んだ分、他のアクションをする余裕が生まれたので建物を多めに作る事ができ、最終的にうまく村の教会(9建物以上あれば7点)まで繋がりました。今回もラッキーな組合せ!

もしかするともっと上手い人ならまだまだ点を伸ばせそうな感もありましたが、私としては十分のデキ♪ただ、株で1点しか取れないってのはやっぱり痛いですね。

これで100点に到達するためにはあと34点以上取る必要がある訳ですが…さてどうなる事やら。

というタイミングでこの日はタイムアップ。日を改めることとしました。


3.キャンペーン最終戦

日を改めて最終戦にして正念場。キャンペーンで挑むと3戦目で使えるのは1戦目、2戦目で建てなかったカードのみ。前日建築済のカードは分けて保管しておいたので、それらを混ぜずに未使用ABをディスプレイしていきます。

残り物で34点。行けるだろうか。あとはC建物のめくれ次第…

建物:24点

船:7点

株:5点

お金:0点  合計36点

や、やった!!自分でも驚きの点数。今までの最高点がここで出てくれました。

最初のディスプレイで劇場が見えたので、これは2ラウンドまでに絶対取る!と心に決めました。劇場はA建物ながら9点という非常に美味しい建物なのですが、必要なリソースが木材4魚6+お金がラウンド数分必要(ラウンド2なら2金、ラウンド7なら7金)なので、後半は相当取りづらくなるカード。実はキャンペーン1戦目の時もディスプレイされてたのですが、序盤に取り逃してからは毎ターンどんどんお金が高くなって手が出せなくなってしまったのです。

今回は間伐と伐採で木を確保し,魚の屋台で魚を確保して、株公開でお金も2金を確保。2ラウンド目に建てる事が出来ました。株公開により魚の収益が減る事も考慮に入れて先に造船もしてからの劇場建設です。

その後、また株公開で2金を得つつ造船台+船の営業所でスループ船造船を魚1匹でできる体制の確立に成功。公開株と長老に魚を吸い取られ、なかなか魚が溜まらずに苦労しましたが、魚1匹で造船できるためちまちま造船を繰り返し、船バージョンアップ爺の力も借りてようやく少し魚が貯まる体制を作り出しました。

決定的だったのは6ラウンドで出現したC建物の「領主の館」。テキストには「発行済の株券を6枚以上持ってれば7勝利点」と書いてありますが、付録のカード効果を読むと「ソロゲームの場合自社株を5株発券していれば7勝利点」と書いてあったので、これで何とかなるかも!とばかりに建築。ついでに株も全て買い戻しました。

最終戦はお金を生み出す効果のカードが無く、なかなかお金に苦しみましたが、株フル公開、長老への給仕のお駄賃、伐採爺の木5+1金で何とか乗り切りました。

最後までキャンペーンを通しでやってみて,やはりヌースフィヨルドは1人でやっても重厚感を楽しめるな、と改めて実感しました^ ^

また、今まで漫然と建物を建ててた面もかなりあったことに気付かされました。キャンペーンの縛りにより、一度建てた建物はもう後では建てられないという甘えが許されない状況に置かれて初めて効率を凄く意識したんです。その結果、相性の良いカード同士の組合せなどを改めて認識することができ、私にとってこのキャンペーン挑戦はとても有意義だったと思います。

今後も引き続き上級ルールや、デッキを変えてキャンペーン等で暫く楽しめそうです♪楽しいゲームを作ってくれたウヴェ先生に感謝!

→次回

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18toya
18toya
リプレイ
179名が参考
約1年前

【ソロリプレイ・サバ編】

ノルウェーよ,私は戻ってきたぞ!!

と言うわけで前回の最も難易度が低いニシン編のキャンペーンに引き続き,今回は難易度中となるサバ編です。キャンペーンが思いのほか上手くいって味を占めたとも言います 笑

とは言いながら,今回のリプレイ記事の前に実は1度挑んだのですが写真を撮り忘れておりまして…その時は大惨敗だったので実はリベンジ戦です 汗


では気を取り直して新たな気持ちでチャレンジしていきます!

なお、前回のリプレイはこちら。

ではサバ編参りましょう!

(R3.9.20 以下の写真でアクションボードの表裏の面を取り違えていた事が判明しました。謹んでお詫び申し上げます。なお,プレイに有利な影響は無かったので,その点はご安心ください)


1.キャンペーン1戦目

建物:33点

船:6点

株:0点

お金:4点   合計:43点


ちょ,ちょちょちょ!…と独り言で叫ぶ危ない私 笑

いやぁ,こんな点数初めてで自分でもビックリでした。もしかしたら点数を数え間違ったのかもしれません。盤面の写真を見て本当に間違ってたらどなたか教えてください。


今回は色々爆裂しましたが,特筆すべきは宮廷商人冷蔵倉庫。


宮廷商人は,長老を使う時1皿だけ魚の給仕をさせてくれるカード。さらっと書くと「だから?」と思う方もいるかもしれませんが,使ってみたらとんでもない能力でした。

本来長老の能力を使うためには事前にワーカーを使って「給仕」というアクションを行い,お魚を給仕皿に載せておく必要がある。それも,普通の給仕だと1皿目は魚1匹でOKですが,2皿目,3皿,4皿と一度に沢山の皿を満たそうとすればするほど加速度的に魚がかさむ仕組みになっています。

とは言えゲームを通して21ワーカーしか使えないこのゲームでそんなに何度も給仕はしたくない。長老は何回か使いたいけど1度に何匹まで給仕できるか。だって一度に3皿で6匹,4皿だと9匹魚が必要なんですよ?

そのため,給仕アクションを行う時には「何皿まで給仕しようか…2回に分けて給仕しないとダメかなあ…でも後でアクション足りなくなりそうだし…」と,普通はジレンマがあるものなんです。

そう,普通は。

宮廷商人がいれば,事前にお皿を空にしておけば毎回長老を魚1匹で使える。おまけに1金のお駄賃。普通なら1ワーカーを使って魚を9匹給仕してようやく4回長老を使えてお駄賃4金なのに,宮廷商人体制だと0ワーカーな上に魚4匹で4金のお駄賃。

そりゃ宮廷商人居れば長老使うっきゃねーでしょ!!って話です 笑

(余談ですが,もしかして普通の給仕アクションの方がむしろ中間業者に中抜き,ピンハネされてるのでは?という噂もあります 笑

だとしたら宮廷商人は正義の直売マンですね!)


もう一つ,冷蔵倉庫。普通長老は魚が3匹溜まると魚をこちらに1匹だけ戻してくれて長老カードの上には魚が0になります。

ところが,冷凍倉庫があると長老カードの上に魚が3匹溜まった後,1匹はこちらにくれた上で長老の上の魚も1匹残る。

これ,どうなるかというと。あっという間に魚が戻ってくるんです。「え,もう3匹になったの?」ってなもんです。


この「宮廷商人+冷凍倉庫」によって,

長老使う→1匹魚を給仕し,1金もらう→給仕皿から長老にお魚載せる→長老の魚が3匹になる→魚がプレイヤーに戻る→あれ?長老の力を使ったのに魚減ってない上に1金増えてる…?

という謎の拡大再生産エンジンが完成したんです 笑


こうして長老からお駄賃をもらえるコンボが作れたので,お金は長老にいただく事にして,株の上場で資源を獲得できる「日雇い集会所」もプレイ。株を売った時に通常の2金もらう体制から「1金+木材3+魚4」もらえる体制にシフト。

これによって間伐・伐採に使うワーカーも節約でき,行動がガンガン回せました。

おかげで,今回は船もそこそこ立派な上に建物も8つ作れ,しかもお魚を割と消費する高得点C建物「漁家」「賃貸サービス」まで手が届くことに。これが高得点の理由だと思います。


確かに「漁家」も「賃貸サービス」も良いカードで共に7点は叩き出せるカードではありますが,更に幸運だったのは資源を生み出すエンジンを作れた今回に,これらの高得点C建物を引けた事でした。

ほかの時だったら両方作れていたか分かりません。本当に運が良かった!

最初からこんなに幸運に恵まれると2戦目以降が恐ろしい気もしますが頑張ります (^^;


2.キャンペーン2戦目

建物:18点

船:5点

株:2点

お金:9点   合計:34点


1戦目が色々かみ合いすぎていたので比較するとしょぼく見えるかもしれませんが私なりには作戦通りでした 笑

今回はA建物に長老を雇うたびに1金貯蓄する「族長の家」と造船のたびに1金貯蓄する「滑車場」が見えていたので,お金を貯めていく作戦で行く事にしました。長老を養うためには漁獲高を増やさないとならないですし,造船は必ず必要になります。必要な行動をすることでお金が貯まるなら自然に点数を伸ばせるかな,と考えました。

運が良かったのはC建物として沿岸漁業場が4ラウンド目にめくれた事。「スループ船とカッター船が合計4隻以上あれば5点」という効果です。造船のたびに1金もらえる滑車場の効果を生かすためにスループ船をちびちび作ってたので,この方向で小さな船をたくさん造船していけば自然に無理なく沿岸漁業場まで繋がるなと確信できました。果たして,作戦通りに5点ゲット!これはなかなか爽快でした^ ^


今回のプレイで悔いが残るとすれば最後の1アクションで1点損をした事です。最後のワーカーを何に使うか考えた挙げ句,最も高得点なのは株の公開だと考えました。1アクションで2金を得て,未公開株の-1点を消せるので3点行動です。しかし実はストックに魚が9匹居たので正解は給仕でした。魚9匹なら4皿まで給仕できたので4金もらえて4点行動だったのです 汗

その時は気付きませんでしたが,後で写真をよくよく見直してあっ…となりました。

こういう細かな詰めが大事なんですよね。精進しないと^^;


さて,2戦目までの合計が77点なので残り1戦は気持ちが少し楽です!ただ前にニシンに挑んだ時も3戦目は大きく凹んだので気を引き締めて臨みます。


3.キャンペーン3戦目

建物:11点(14点-3点)

船:10点

株:5点

お金:7点   合計:33点


ニシンの時と同様,キャンペーン3戦目は1・2戦目で使わなかったカードしか出てきません。しかしニシンの時は3戦目でもまだA・Bともに使えるカードがあった気がしますが,サバはどうも残りカードにパッとしない感じが拭えません(活用の仕方がまだ見えてない私の力量不足がそうさせるのでしょうが)。

パッとしない,とか言われて憤慨するサバAの皆様


唯一の救いは11点もらえるB建物「演劇場」。ニシンの時も3戦目に勝利点9点の「劇場」を取って得点を伸ばせた事を思い出します。必要なリソースも「魚15+お金がラウンド数分必要」と劇場と性質が似ており,ラウンドが進むほど取りづらくなる上にお金が高くなる=得られる勝利点が安くなっていく ので出来れば早いラウンドで取りたいカードです。ただし,ニシンの「劇場」がお金以外のリソースが木材4魚6なのに対し,こちらの魚15はなかなか厳しい。

そこで,少しでも魚の足しになるよう「漁師小屋」を獲得。魚の分配で「ステップ3を2回実行」という効果が地味に効く良カードです。しかし3ラウンド目では貯蓄の魚を持ってきても魚14と微妙に足りない。悔しい。こんな時こそ魚5匹を瞬時にもらえるA建物「網いけす」があれば。と無い物ねだりをしても仕方ないので4ラウンド目まで待つしかありません。

今回は併せて捕鯨基地も狙います。木5・魚7とややお高めなものの,漁獲量が12なら4金をもらえ,カード自体も3勝利点なので実質7勝利点のカードです。ガンガン船を造船し,船バージョンアップ爺の力も借りて漁獲量を伸ばしていきます。

4ラウンド目に演劇場をゲット。支払いの魚15は痛いですが,お金は4金なので11点-4金=7勝利点という事で何とか及第点でしょう。

大いなる犠牲を払い演劇場建立。みんな演劇を楽しんでね!

その後,建物を建てようにも森を乱伐しすぎて木材を用立てられないため植林したり,自社株を公開したり,造船・アップグレードとなかなか忙しく建築をする暇が無い。長老の力を使うためには給仕もしないとならないし。宮廷商人の強さがこんなところでも身に沁みます。


6ラウンド目にようやく漁獲量が12に届いたので,最終ラウンドようやく捕鯨基地をゲット。しかし森林を相当伐採した割に建物を伸ばす事が出来ず,最後は建設アクションが出来なくなって株の公開→全株買い戻しでフィニッシュ。建物点はマイナス3点を甘受するしかありませんでした。

船の造船をメインに据えるなら建物があまり建たない事を事前に予期すべきだったかもしれません。伐採じゃなく間伐にしておくべきだったかなぁ。船と捕鯨基地は狙い通りだったのですが,土地の使い方に課題が残った1戦でした。

長老獲得も建設も,そして写真では見切れてますが模倣も埋まっており指を咥えて空き地を見過ごすしかない悲しみ。


にしても,キャンペーン3戦目がやっぱりきついですね。1戦目2戦目で使わなかった残りカードで30点を越えられる戦略を捻り出さないとならないってのが難しいんですが,だからこそ挑み甲斐があるのも事実です 笑

あと、サバデッキの特徴ですがニシンよりも尖ってる気がします。ニシンは必要な資源もマイルドな代わりに点数や効果も外れがあまりない代わりに穏やかなイメージ。一方サバは,うまくハマれば爆発するけど噛み合わない時は厳しい感じ。あくまで私の印象ですけどね(^^;


ヌースは良い!

しかし前回もキャンペーン終了後に感じた事ですがやはりヌースフィヨルドは良いですねえ!21ワーカー固定でリソースの種類も絞られているため考えがまとまりやすい。また,自分が置いたワーカーが自分の邪魔をするソロルールもよく出来ており,先々を睨みながら今はどうすべきか,うーん…と良質な悩みが心地よい。

次回は難易度・髙のタラデッキに挑戦する予定です。怖いですが頑張ります 笑


長文を最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の良きボドゲライフに貢献できると幸いです♪

→次回


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18toya
18toya
リプレイ
136名が参考
約1年前

【ソロリプレイ・タラ編(その2)】

前回のタラ編では借りを作ってしまったため,このままではスッキリしません。というわけでリベンジ戦に臨みます!


その前に一点,皆様にミスの報告を…

私,ニシン編及びサバ編でアクションボードの表裏を間違っていたようで,3人以上の面を使っていたようです(汗

とりあえず,3人以上の面の場合,造船・長老・株の発行・伐採・建物の建設あたりに複数人のワーカーを入れられる設定ですが,幸いにも私はワーカーを1人しか入れていませんでしたのでプレイ上のズルには繋がりませんでした。

その点については不幸中の幸いでしたが,誤ったボード面を使い写真を載せてしまった事で皆様を混乱させてしまい,誠に申し訳ありませんでした。謹んでお詫びいたします。


それでは気を取り直してタラ編のスタートです!なお過去のリプレイは以下の通りです。


初級・ニシンデッキ


中級・サバデッキ


上級・タラデッキその1


ではタラ編リベンジ戦,参りましょう!


1.キャンペーン1戦目

最初のAB建物。

今回は使いやすそうな建物や方向性が定まりそうな建物はあまり見当たらない気がします。

こういう時は船で点数を稼ぐ感じになるか,4ラウンド以降のC建物に期待ですが,最終的には前者の船プラン寄りになりました。


建物:13点(17点-空き地4点)

船:12点

株:2点

お金:5点   合計:32点


「避難小屋」は植林のたびに1金+木2が貰えるA建物。これを基軸に植林しては森林2枚除去爺(森林タイルを2枚除去し1金+木5)で除去しまた植林,とお金をしこしこ貯めます。そうする中で船を作りつつ船バージョンアップ爺でチマチマと船を改良します。

4ラウンド目。めくれたC建物に「浜の宿(一番の下の段で空いているスペース1つにつき2勝利点)」があったため,極力下の段を開けたままにしたい。となると建物の数をあまり建てられなくなるのでやはり船で点を稼ぐ事になりそうです。という訳で船作戦は続行。

かくして6ラウンド目に入った時点でカッター船+スクーナー船を造船できていました。この決め打ちに天も味方したのか,6ラウンド目にめくれたC建物は「ドック」。同じ船が3隻あれば勝利点7点がもらえる建物です。

これは達成できそうだと踏みましたが,カッター船→スクーナー船の改良を船バージョンアップ爺に任せてスクーナー2隻までは辿り着くにしても,残りスクーナー1隻は直で造船しなければなりません。このためには木8・魚8・お金1が必要です。

これに手数もそこそこかかってしまい,結局ドックを建てたところで手数足らず。下の段は空けるつもりで空けましたが,ドックの右側(真ん中の段の1番右)の敷地まで空いてしまい,不本意な減点ですがやむなし!

浜の宿が見える前だったから仕方ないとはいえ,集積所の建て場所がドックの右なら…と思うと悔しいですが,浜の宿がめくれる直前のラウンドに集積所を建てていたので後の祭り。気を取り直して次に進みます。


2.キャンペーン2戦目

最初のAB建物。

出た本社(A建物)!前回のリプレイでも書きましたが,空いた建設スペースに応じてお金がもらえる建物です。つまりガンガン伐採して切り開いてから本社を建てればガッポリお金が儲かると言うこと。これ土地開発会社の本社建物って事ですかね。周りは宅地造成って事かなあ 笑

というわけで本社を真っ先に建てたい気もしますが,ガンガン伐採して、切り過ぎた!って植林したりと色々木を弄りそうなので,最初に林業会社(A建物)を建てるのもアリかな。

B建物の森林管理局も良いカードですが本社と正反対のカード。こちらは森林タイルでボードが埋まっていれば埋まっているほど必要な資源が安くなり建てやすくなるカードです。

本社と森林管理局の両立は難しそうなので,今回は本社を優先する事にします。

また,事務所持ち株会社も良いセット。事務所で2株を一気に公開し,持ち株会社を建ててから株券を買い戻せば株券を買ったお金は貯蓄に行く。貯蓄からお金を引き落とす手間はあるものの,実質無料で株が買えるようなものです。なら早いうちに買ってしまって取れるお魚を確実に自分のものにしたいところです。

今回のABは得点の軸になりそうな建物,建てたい建物が多い。これは建物にプレイに寄りそうです。

建物:22点

船:2点

株:5点

お金:9点   合計:38点


結局,実際の盤面では林業会社を先に建ててから本社を建てました。本社のために森をガンガン伐採したので空き地が多くどうなるかと思っていたのですが,4ラウンド目に「教会」がめくれたのが相当美味しい展開。

教会は縦横斜めに5軒以上の建物があると9点のC建物。森に囲まれた地形では真価を発揮できず,建物が多い時に力を発揮する建物です。これ幸いと周りにガンガン建物を建てていきます。

幸い,事務所で株を3ラウンド目に全て公開し,4ラウンド目に持ち株会社を建ててから株の買い戻しをしたため船が大きくなくても持ち株の多さで魚はそこそこ溜まっていきます。船・株に注意を向ける必要がないため,植林したり伐採したりして木を稼ぎながら林業会社でお金も貯蓄に貯めつつ建物を建てていきます。

最終的には木材取引所・桶屋で魚→木も木→魚も交換できる万能体制を作りながら最終ラウンドで余った木を魚に変え,船乗りによる給仕でお金を稼ぎつつ教会を建てフィニッシュ。高得点を取る事ができました!

3ラウンド目が30点で済むのはありがたい限りです。前回の轍は踏まないぞ!(前回は3戦目で29点でした(^^;)


3.キャンペーン3戦目

さぁ,いよいよ最終戦です!今度こそオールクリアとなるでしょうか。

できるはずだ!と自分を鼓舞し,カードをセットします。最終戦は1戦・2戦で使わなかったカードを使います。


初期AB。

おっ!!森林管理局(B建物)があります!最終戦でB建物の残りカードは11枚もあったため,ディスプレイに出てくる可能性が11分の6と半々の可能性でしたがよくぞ来てくれた!

2戦目では本社と真逆の性質のためやむなく見送りましたが,森に囲まれて真価を発揮するカードなので今度こそこれを優先して取りたい!

また,B建物で勝利点の高い「邸宅」まで見えています。この建物は縦横に接している森林タイルが2枚で5点,3・4枚で7点,5枚で9点。資源に金2がかかりますが9点取れれば差し引き7点建物なので相当割が良い!森林管理局のために森をたくさん作るので森林タイル5枚は狙えそうな気がします!

これと相性が良いのは植林の時,通常は2枚置くはずの森林タイルを3枚置けるA建物「森の小屋」。邸宅9点を狙うにはこれもあると楽になるはず。ぜひ狙いたい!

何となく方向性が見えました。恐らくガンガン森を建てたり切り開いたりする感じになりそうです。


ラウンド1。森林タイルがない建設スペースを1つにすれば木1魚1で森林管理局を建てられますが,どちらにせよ木資源は必要なのでまずは間伐。ついで造船。あとは,なるべく早めに株を片付けておきたいので1ラウンド目から株の公開を行います。


ラウンド2。やる時は徹底して。植林→模倣で再植林→建設で森林管理局。木1魚1で5点ゲット,これはかなり良い流れです!

森に囲まれる1軒の建物。こういう光景って今までヌースで見た事ないかもしれません。色んなバリエーションがあって楽しい!

鬱蒼とした森の中,静かに佇む森林管理局。


ラウンド3。株を早めに処理したいのでまたも株公開。ただし株公開により魚の収穫が減るのを避けたいので船も造船したい。今のままではあまりに建物を建てる場所が少なすぎるってのもあるので,伐採してスペースを作りつつ木を確保→造船の流れです。


ラウンド4。C建物のめくれは…


銀行!!10金払って15点なので差し引き5点建物ですが,マイナス点が倍になるので使いどころは考えないといけない建物です。が,今回はガンガン植林したおかげで空き地も作らないで済みそうですし,株の公開も早いのでこちらのマイナスも無さそうです。これは良い時に良いものを引いたのでは?


ただし今回はまだ焦らず仕込みの段階です。

目的は右下に3枚森タイルを置く事。これをすれば邸宅の「縦横に5枚以上の森林タイル」が相当楽になります。3枚森タイルを置くには「森の小屋」が必要。そのためには森の小屋を置く場所が必要。

と言うわけで,森2枚除去爺でまずは左下の森タイル2枚を剥ぐ。これで森の小屋を置く場所を確保しつつ木と1金をゲット。次いで森の小屋を建て,最後に植林前提で右下地区を伐採しておきます。

実はこの伐採にはもう一つ目的がありました。実はストックと貯蓄と魚が良い具合に増えており,次のラウンドには貯蓄を取り崩せばストックに魚がジャスト12匹になりそうだった。

魚が12匹になると効果が高いのがB建物の「池の小屋」。ストックの魚が4/8/12匹以上でお金を1/2/3金貰える建物です。せっかく12匹になるならお魚は1つも使いたくない!

5ラウンド目の漁獲量を想定すると,貯蓄を崩せばこのように12匹になるはず!と目論みました。

池の小屋の最大効果を引き出すために魚を使わず,かつ池の小屋の建築コストである木を用意しておこう。

以上の理由から伐採が一石二鳥でした^ ^


果たして,ラウンド5では貯蓄を取り崩してストックの魚はジャスト12に。ここで池の小屋を建築し3金をゲット。また,3株目の株公開を行いました。


ラウンド6。最後のC建物の公開です。

めくれたのは「管理局」と「修理庫」

修理庫はスクーナー船と木を使って7点を取りつつ貯蓄取り崩しができるカード。盤面によっては1手得するので有効ですが,今回はスクーナーの影も形も無い上に貯蓄庫にはほとんど物が溜まっていないので建てることもできないしその必要もない。

一方の管理局は船と建物の数が同じであれば今の建物数と船の数が同じなので狙えるかもしれません。と,ここで少し軸がぶれて管理局に引きずられたようです。


結局ラウンド6では造船/建築爺を獲得してスループ船を造船→植林→邸宅を建築。邸宅では9勝利点を狙えそうです。ただしこの造船が…ね 笑

念願の邸宅造築!森に囲まれた閑静な佇まい♪


最終の7ラウンド。最後の総仕上げです。

ここで造船→管理局ルートに進むには手数が足りないことに気付き,元の銀行ルートに戻す事にします。しかし造船で木2を使ってしまったため木の残りが1,銀行は木3必要なので微妙に足りない!

となると木を手に入れる必要があります。木2除去爺を使えば給仕を使って給仕皿がちょうど0になるので,有り余る魚で給仕を行いお金のお駄賃を貰った上で仕上げの銀行建設です。

池の小屋のためにストックに置いた魚がほぼ残っている状態。これは給仕→お駄賃チャンスです!


最終局面は以下の通り。


建物:33点

船:3点

株:2点

お金:4点   合計:42点

3戦合計112点


やりました!!難易度高のタラデッキをクリア,そして基本セットの全デッキソロをコンプです♪

しかし悔しいのは6ラウンド目に管理局に引きずられて船を造船した一手。

むしろあの場面では公開株を買い取ってストックに入る魚の量を増やし,

最終ラウンドで長老獲得で「造池家」効果により魚を更に増やして,給仕アクションでお駄賃を稼いで最後に銀行を建築。なら,あと1,2点上乗せできたかもしれませんね。

クリアはしましたがまだまだ未熟です!ですが向上の余地があるというのは今後の楽しみでもあります^^


最後にタラデッキの感想ですが一段とテクニカルになっていると感じました。まず、森林タイル絡みのカードがボチボチあります(植林でお金を稼いだり,森林アクションでお金を貯蓄するなど)。これにより森を切り拓いたり植えたりと,今までにない動きや景色を見る事ができ新鮮でした!その分,どこまで切り拓いて良いのか,空いた敷地は埋められるのか等,計画を練るのに頭を使います。

建物も,周りに建物が○軒あると勝利点○点とか逆に森林タイルと隣接してると勝利点とか。敷地に森林がなければないほど貰えるお金が増える建物もあれば,逆に森林タイルで盤面が埋められてるほど必要資源が安くなる建物もある。このように,単体ではなく周囲の状況と絡み合うカードが多かったように思います。

そのため,今回クリアできたキャンペーンでは初期カードをよーく見て,どこまで何を建てるかという計画をある程度頭の中で練る時間が長かった。前回の失敗した時の経験も活きたし,熟考した分の成果を得られたので今は満足感で一杯です^ ^

ただし反面,計画を練ったのにうまく実らなかった場合はダメージが結構大きいでしょう。今回私は何とか上手く進められましたが,今回もミスってたらかなりの脱力感だったろうな,と思います。クリアできて良かった(^^;

あと,当たり前かもしれませんが,デッキ着手の順番は推奨通りニシン→サバ→タラという難易度順のステップを踏む事をお勧めします。いきなりタラは相当キツいと思います 笑


ちなみに今後ですが,拡張のカレイデッキは既に購入済みなので,そちらのリプレイも別途お届けしたいと思います 笑。

あとは,今回は通常ルールのソロプでしたが,上級ルールもあるんですよね…そちらはどうするかは、まだ未定ですが 笑


それでは,長らくお付き合いいただいた「ヌースフィヨルド」ソロリプレイキャンペーン編もこれが最終回となります。最後までお付き合いいただき,本当にありがとうございました。

このリプレイを読んでヌースフィヨルドのソロプレイに興味を持っていただければリプレイを書いた甲斐があったというものです。


こんなに楽しいゲームを作ってくれたウヴェ先生,そして長文を最後までお読みいただいた皆様に感謝しかありません。

皆様の良きボドゲライフに貢献できますよう。

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18toya
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ルール/インスト
129名が参考
約1年前

<テーマ>

ノルウェー北部の漁村が舞台のワーカープレイスメントゲーム。

<準備>

  • 「中央ボード」とカードを準備。
    「晩餐会ボード」上のプレイヤー数に応じた皿に魚駒を配置。
  • 各プレイヤーに「個人ボード」「個人ストックタイル」「未公開株券3枚」「株券2枚」を配布。
    ※個人ボード上に森林タイル4枚を配置。

<ゲームの進行>

◎7ラウンド構成。各ラウンドは「漁業フェイズ」「アクションフェイズ」「帰宅フェイズ」の3フェイズで構成。

「漁業フェイズ」では、自分の漁獲量(個人ボード上で確認)に応じて魚を入手し、分配する。

  • 分配は、下記の順番で行う。
    1. 個人ボード上に長老が入れば、全員に1つずつ。(留まる)
    2. 自分の株券が中央ボード上や他プレイヤーの手元にあれば、そこに1つずつ。
    3. 自分の株券が自分の手元にあれば、そこに1つずつ。(その後、自分の手元にくる)
    4. 個人ボード上の貯蓄スペースに。(MAX8匹まで。アクションを行わないと手元に来ない)
    5. 残りは破棄。

「アクションフェイズ」では、各プレイヤーが1ワーカーずつ中央ボード上のアクションスペースに配置し、即アクションを実施。これを全員が3ワーカーずつ終わるまで繰り返す。

  • アクションスペースは、
    • 「1金もらう」
    • 「貯蓄取り崩し」:個人ボード上の貯蓄スペースの金と魚を個人ストックタイルに獲得
    • 「株券の発行」:自分の未発行株を株券として中央ボード上に配置して、2金をもらう。
    • 「株券の購入」:中央ボード上の全株券を1枚1金で購入する
    • 「魚の給仕」:晩餐会ボード上の皿に魚を配置して1皿につき1金もらう
    • 「建物の建設」:コストを払って建物カードを獲得し、個人ボードに配置
    • 「伐採」:個人ボード上の森林を1枚捨てて5木材を獲得
    • 「間伐」:個人ボード上の森林1枚につき1木材を獲得
    • 「植林」:個人ボードに森林2枚を配置
    • 「造船」:コストを払って漁船を獲得して個人ボード下に配置。(ゲーム終了時の勝利点 + 毎ラウンドの漁業フェイズの漁獲量UP)
    • 「長老獲得」:長老カードを1枚獲得して個人ボードの長老スペースに配置し、カードのアクションを実行。
    • 「自分の長老」:晩餐会ボードの皿の魚1つを使用して個人ボード上の長老のアクションを実施。

「帰宅フェイズ」では、中央ボードから全ワーカーを回収し、スタートプレイヤーが次の人に変わる。

◎7ラウンドでゲーム終了。

◎「建物カードの勝利点」「漁船の勝利点」「株券1枚で1勝利点」「未公開株券1枚で1マイナス点」「個人ストック上の1金につき1勝利点」などを合計し、総得点の高い人が勝ち。


★感想と評価は下記ブログで。


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ヒロ(新!ボードゲーム家族)
ヒロ(新!ボードゲーム家族)
リプレイ
96名が参考
約1年前

【ソロリプレイ・タラ編】

サバ編キャンペーンをクリアした日からもう次に進みたくて堪らなかったため,連休を利用してタラキャンペーンに挑みます!

難易度がどれぐらい上がるのか。カードの内容は未確認ですが,まずは当たって砕けろの精神でチャレンジ。いきなりキャンペーンクリア出来るかは分かりませんが。

なお,本リプレイの前段となるニシン編(6月10日),サバ編(9月16日)はこちらになります。

(R3.9.20 以下の写真でアクションボードの表裏の面を取り違えていた事が判明しました。謹んでお詫び申し上げます。なお,プレイに有利な影響は無かったので,その点はご安心ください)


ではタラ編行ってみましょう!


1.キャンペーン1戦目

建物:19点

船:5点

株:1点(2点-未発行株1点)

お金:8点   合計:33点


一応,初戦でトータル100点のうち3分の1は取れたので及第点ですかね!

4ラウンドにC建物・彫刻作業場(コストに木がある建物1軒につき1点)がめくれた時点で,それまでに建てた建物は全て木材を使用していたのでそこそこの点数は狙えそうと見通しが立ちました。

また,木が必要な建物(=彫刻作業場の点数を伸ばせる建物)でもある森の住まいは点数は3点と安いものの必要な資源も安く,同じく木が必要な棒ダラ加工場も「木1+魚3」を1セットごとに1金に換金できる効果がラストに使用でき,3金ゲット=3点に繋げられたため,滑り出しとしては悪くなかったです。

未公開株が1つ残ったのが悔しいところですね。スループ船を1つ造船する分のアクションを使って株を公開した方が良かったかな?でもそれだと魚資源が結局足りたのか分からないので難しいところですね。


2.キャンペーン2戦目

建物:24点

船:2点

株:2点

お金:6点   合計:34点


2戦目も3分の1は取れて及第点ではあるんですが,最終戦でも33点取る必要があるのがなかなかのプレッシャーですね!

序盤から邸宅(隣接する森林タイルが2枚で5点,3~4枚で7点,5枚で9点)が見えていたので勝利点5点(森林3枚以上の7点-コストの2金)は計算に入れて進めます。

4ラウンド目にC建物の教会がめくれました。教会は木7魚7金1とやや必要コストが高いものの,縦横斜めに5棟以上の建物があると9点取れる,相当割の良い建物。幸いにも9点取れそうな条件の敷地が空いてたので邸宅と併せて狙います。また流れの中でB建物の森林管理局(5点)も併せて取れたので建物は及第点。

ただし避難小屋(A建物。植林すると1金+木2)と林業会社(A建物。植林・間伐・伐採時に1金を貯蓄)の効果を活かすために何度も伐採したり植林したりと森を弄り回すことに終始したため結局アクション数が足りなくなり船は貧弱に。まぁ,全部をうまくやろうとすると逆にどれも中途半端になりがちなので,今回はこれで良しとします。

一応,最終戦で及第点の33点が取れればキャンペーンクリアという状態で最終戦に挑みます。


3.キャンペーン3戦目

3戦目,これがクリア出来れば基本セットのデッキは全てコンプリートという事になります!

結果は果たして!?少し順を追って詳しく見ていきます。


まずは開始前。初期ABのめくれは以下の通り。

えっ…いや,C建物が見えなきゃ分からないけどここからどう33点取るの?と怯む私。ちょっとビジョンが見えない。

とりあえずA建物の「本社」を一番最初に取りたい。空いている建築スペースが8以上あれば5金,つまり5勝利点。A建物としてはなかなかです。

あとは長老をうまく取って魚をコントロールした上での「地下レストラン」(B建物。長老の上に載っている魚の数分,お金をもらえる)で6金くらい取りたい。コストの2金を引いて利益は4金=4勝利点。

また株を一気に2枚公開できるA建物「事務所」も株のマイナス点を消すのに良い。コストの魚7匹はそこそこ負担がありますが,カード自体の1勝利点+未公開株マイナス2点が消える+カード効果で3金ゲットは6点相当。A建物としては立派です。

盤面で見える大きめな点数はこれくらいなので後はC建物に期待でしょうか。


まずラウンド1。間伐→伐採で木9を確保し造船。


ラウンド2。本社建築の布石として貯蓄取り崩しから長老獲得。ここでは建築士を取り,森林タイルを1つ除去して木材を1入手した上で狙い通り本社を建築します。これで5金獲得。また,点数として2点を獲得でき,今後株券発行の予定を考慮し,株発行時に木3を貰えるA建物「運送会社」を建築。

ここまでは良い流れです。


ラウンド3。森林が相当疲弊しているのでまずは植林。次いで造船。スループ戦2隻で漁獲量を上げます。最後の行動で獲得済みの森林1枚除去爺で森林タイルを取り除きつつ建物を建築。建てた建物はA建物の貯蓄金庫。貯蓄に木/魚が無ければ木1/魚1を貯蓄。木が貯蓄に無いので木を1貯蓄庫に置きます。


ラウンド4。C建物が初めてめくれますが…

ここで来た建物は「別棟」「修理庫」「隠者の庵」。修理庫は建物を建てることで貯蓄を取り崩せ,効果としては便利ですがコストにスクーナー船が必要。また隠者の庵はお金が得点にならなくなる。どちらも今回の盤面では使いづらいカードと思われます。

唯一使いやすいのは木1魚1で建てられる別棟。縦横に建物が3軒以上あれば3点と資源も条件も緩めで建てやすいのは長所ですが,その分勝利点もお安めの3点。

もう少し点数貰えるカードがめくれて欲しかったかな。苦戦必至です。


とりあえずラウンド4では株を公開して運送会社効果で木を手に入れた上で木材木彫り作業所(長老を使うごとに木1)を建て,船バージョンアップ爺でスループ船をカッター船に改良します。


ラウンド5。木材を手に入れるために伐採し,造船と建築。スループ船をもう1隻作りC建物「別棟」を建てます。カードディスプレイの枠を少し空ける事で,6ラウンドのC建物のめくり枚数を増やそうという作戦でした。


ラウンド6。Cのめくれに最後の期待を託しますが,結果は…

「魚油精製所 スクーナー船1隻ごとに2点,カッター船1隻ごとに1点」

「ドック 同じ種類の船3隻以上で7点」

ドック狙いか…それなら建てられそう。

…がしかし,この時点で序盤に予定していた地下レストラン建てられていなかったこと,また株についても序盤から事務所(1アクションで2枚の株券発行を行い3金を得る)で2株公開するつもりだったので公開が遅れており,これらを建てた上に船造船を行いドックまで建てるのは無理と判断しました。

レストランを効果的に使うため,給仕→造船建設爺の力で港用地を建設し資源を補充。

うまいこと爺達の上に均等に魚を2つずつ乗せる事が出来たので…

地下レストラン効果で6金をゲットです。


ラウンド7。給仕で減ったお魚を補充するため,貯蓄取り崩しで魚を取り戻し,事務所を建設して2株公開,株のマイナス点を消します。最後は良い建物が無く,苦し紛れに東屋をゲット。2点行動でした。

それでは最後の盤面です。

建物:14点

船:4点

株:2点

お金:9点   合計:29点

3戦合計:96点


………えっ……これ最後ミスりました??汗 最初に予定したAB建物を建てたけど,その割に建物点は一向に取れてないしその他の点数も惨憺たる結果。


合計96点で今回のチャレンジは失敗,それは変わりませんが,最終戦の点数をもう少し上げられたのか最終ラウンドだけやり直してみます。


ラウンド7,事務所を最後に建てるのは確定として魚が足りないので貯蓄から引き出す行動が必要な訳ですが…あれ?点数取れてしかも貯蓄引き出せる建物あったよね?


と言うわけで,船バージョンアップ爺によりカッター船→スクーナー船に改良し修理庫を建てて効果で貯蓄を取り崩し。その上で事務所を建築。これでドヤっ!!

建物:18点

船:2点

株:2点

お金:10点   合計:32点

3戦合計:99点


あかんのかーーい!

結局100点にギリ届かんのかーーい!

まあでも,より高い点数を取れる方法があったのならやはりミスはあったという事です。

個人的にはラウンド3に建てたAの貯蓄金庫は今ひとつ効果を発揮してなかったように思いました。またラウンド6に建てた港用地で大量にゲットした資源も最終局面の写真を見ると分かりますが大量に余してます。無駄な資源=無駄な行動をしていたという事。これらを建てる代わりに給仕なり株の買い戻しなり別のアクションを取った方が良かったかもしれませんね。


今回はいずれにしてもキャンペーンクリアには届きませんでしたが,場合によっては1ミスがクリア成否に関わるかもしれません。次回以降気を付けたいものです。


と言うわけで,タラデッキは甘くない事をしみじみ分からされた夜でした。しかしこのままでは終われない。

この借りは絶対返します!!


と言うわけでヌースフィヨルドのソロリプレイ・タラ編(その1)でした!

え,「その1」なんて最初に書いてなかっただろって?だって最初に書いたらミスったなって分かっちゃうじゃ無いですか。あえて伏せてましたよ 笑


ヌースフィヨルドはこのようにソロでも本当に面白く,かつサバやタラはリプレイを見ていただいた通り歯応えも十分!その分,キャンペーンをクリア出来た時の喜びも格別です。

このリプレイを見て興味を持っていただいた方も是非ヌースフィヨルドのソロプレイに挑戦してみていただければと思います^ ^

長文を最後までお読みいただきありがとうございました♪


→次回

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18toya
18toya
ルール/インスト
86名が参考
1年以上前

ゲームの目的
 漁業会社のオーナーとなり事業を発展させる

準備
 アクションボードをプレイ人数に応じた面を表に置く
 晩餐会ボードをアクションボードの「魚の給仕」に隣り合うように置く
 晩餐会ボードにあるお皿に、プレイ人数に応じて魚を1匹ずつ配置する
 2人:1皿 3人:2皿 4人:3皿 5人:4皿
 船・長老ボードをプレイ人数に応じた面を表にして、アクションボードの右側に置く
 船タイルを種類別に分け、プレイ人数+1枚ずつをボード上に設置する
 プレイ人数に対応する長老カードを取り出し、
 1~6番のカードの上に7~12番の長老カードを重ねて船・長老ボードに描かれている番号通りに置く
 建物ボードを2枚、船・長老ボードの真横に置く
 魚の絵ごとに分けた建物デッキのうち1つを選び、A・B・Cの建物に分ける
 使用しない魚のデッキは箱に戻す(初回プレイはニシンデッキを使用する)
 Aの建物から9枚、Bの建物から6枚を引き、表向きにして対応する建物ボードへ置く
 木材・魚・金貨と木材タイルはストックとしておいて置く

 各プレイヤーは自分の色を決め、その色の労働コマ3個・証券タイル5枚・ストックボード・港ボード・長老会ボードを取る
 長老会ボードを港ボードの上部に置く
 5枚の証券タイルのうち2枚を表(証券の面)、3枚を裏(未発行株)の面にしてストックボードの近くに置く
 港ボードの右半分の建設スペースに、森林タイルを上から2枚、1枚、1枚の計4枚置く
 スタートプレイヤーから反時計回りの順に数字がくるよう、スタートプレイヤータイルを配置する
 スタートプレイヤーは「1」に自分の船コマを置く

ラウンドの流れ
 以下の3つのフェイズを順に行う
 1.漁フェイズ
 2.労働フェイズ
 3.帰宅フェイズ

1.漁フェイズ
 このフェイズは全員が同時に行う
 1.港ボードの下、漁業量トラックで見えている一番小さい数字の数だけ魚の獲得する
 2.自分の長老会ボードに長老がいる場合、その全ての長老に魚を1匹ずつ手元から配置する
  1人の長老に魚が3匹置かれたら、そのうちの1匹を個人ストックに、2匹を共通ストックに戻す
  全員分の魚がない場合、どの長老に魚を配置するかを自由に選べる
 3.アクションボードと他のプレイヤーが保持している株券の中に自分の色のものがあれば、
  その全ての上に魚を1匹ずつ配置する
 4.個人ストックボードにある自分の色の株券全てに魚を1匹ずつ配置する
  魚が足りなくなった場合、どの自社株に魚を配置するかを自由に選べる
 5.手元に残っている魚を、自分の港のボード上の貯蓄スペースに最大8匹になるまで置く
  余った魚は共通ストックへ戻す
 6.アクションボードの株券の上にある魚は共通ストックに、
  個人ストックボードにある株券(他プレイヤーのものを含む)の上にある魚は個人ストックへと移す

 1ラウンド目は全員「魚を3匹ずつ獲得」→「個人ストックボードにある株券2枚に魚を乗せる」→
 「残りの魚1匹を貯蓄スペースに置く」→「株券2枚に乗せた魚を個人ストックに移す」のみ行う

2.労働フェイズ
 スタートプレイヤーから交代に3周するまで1回ずつ行う
 労働コマをアクションボードか長老カードの上に1つ配置して、該当するアクションを行う

3.帰宅フェイズ
 このフェイズは全員が同時に行う
 1.労働者コマを手元へ戻す
 2.スタートプレイヤーの船を、次のプレイヤーのボード上へ進める
 3.プレイヤーボード上に指示があった場合はそれに従う

ゲームの終了
 7ラウンドでゲーム終了になり得点計算を行う
 最も得点の高いプレイヤーの勝ちになる
 同点の場合、引き分け

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