8/10
2012年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。
ゲーマー御用達のアレアブランドからダイスゲームが登場して話題になった。
ゲーマーにも人気という貴重な運多めゲーの1つで、他にいえば、ゲシェンクがこのポジションだろうか。
運を嫌うゲーマーにも受け入れられた印象が強く、後世に残る名作なのは間違いない。
ダイスが多いので、たしかに運ゲーといえば、運ゲーなのだが、最初に8個じゃらっと振って、1個置いて様子見するか、揃いやすさで一気に大量に攻めるのかの戦略の選択が悩ましく、面白い。
何より、気軽に8個じゃらっとできるのがこのゲームのウリなのかもね。
バッティングで消されてしまうが、最後は結局運なので、そこが逆に盛り上がり、意図的でやってるわけではないので、いい感じで終わるのも好印象。
見た目も華やかで素晴らしく、まさしくギャンブルをやってる感じもテーマとあっていて良い。
コンピュータダイス(4人以下のプレイの白ダイス)を入れるか入れないかで賛否両論なようだが、個人的には全員人間の5人プレイが好き。
なぜか海外版だとタイトルが「Las Vegas」と「Vegas」の2種類があり、これで、どれだけ早い時期にこのゲームをゲットしていたかというマニアック診断も一応できる笑(どっちが早いか忘れたけど、日本語版がベガスだからラスベガスが先かな?)
拡張も出ており、そこそこいい出来なのだが、なぜかそこまで必要ないのに、同じくらいの箱の大きさになっており、さらっと拡張にしては高めの強気値段設定なのはうーんなところ。
ボードゲームの初心者からゲーマーまで幅広い人にウケる貴重なボードゲーム。