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手軽に、それでいて本格的にホラーTRPGが楽しめる『The FIFTEEN』(ザ・フィフティーン)。
プレイヤーに許された時間は15分。
プレイヤーは密室を探索し手がかりを見つけ、謎を解き明かし、閉鎖空間から脱出しなければならない。
さもなくば、待っているのは残酷な運命――。
TRPGって面白そうだけど、長いし敷居が高そう 何していいかわからないって人におすすめしてるゲーム
TRPGをボドゲの感覚でできて出来ることが少ない分シンプルでTRPGしない人たちにTRPGの雰囲気を味わってもらうのに丁度良くて、TRPGしてるメンバーも混ぜてしたけど、感覚が違うくて楽しいと言ってくれたし、元々入ってるシナリオはネタを知っていても知らなくて楽しめる内容になっていて良くできてると思う
簡単に新しいシナリオが作れるのも良さの一つと思いました。
元々はニコニコ動画に投稿されていたオリジナルゲーム。1つのシナリオを15分以内に解決しなければならないという緊張感が、思いがけないドラマを生み出します。
シナリオは複数あり、プレイボードは共通ながら、シナリオごとに使用するカードが変わります。その全てには「表向きの情報」と「特定条件で明かされる深い情報」があり、それらを集める事によってヒントを集めていきます。
しかし探索に時間をかけていくと5分・10分と何かが起こったり、時折GMが制限時間のカウントを止めて描写説明が入ったりします(時間が止まるときは、大体ロクなことになりません)。
リアルタイムの15分間、果たして何人が無事に生き残ることが出来るでしょうか?
おススメの一作です。
15分でできるTRPG。
TRPGと言うくらいなのでマスター役が必要です。
そして内容がわかってしまうとリプレイ出来ない。
購入者がマスターになりがちかなと思いますので、買ったのに楽しめない状況に。
(マスターやりたい方は大丈夫だと思いますが)
また、TRPGとしては自由度が極端に低い。
15分という制約もあり(それがウリでもありますが)、本来のTRPGのようには出来ないのでしょうが・・・。
その名の通りテーブル上で役割を演じるTRPG。
その長所を完全に殺してる気がします。
ただただ一本のレールの上を走らされている感じというか。
じゃあボードゲームとして楽しいか?と問われると、う~ん・・・。
数ヶ所から移動先を選択し、必要とあらば判定。
これを繰り返すだけなのでプレイしてる感が低いです。
単調でプレイ時間より体感時間が長いというヤツですね。
自分が個人的にクトゥルフの知識が全く無いので世界観に入り込めなかったというのもありますが、
それを差し引いてもどっちつかずなゲームだなという感想です。
確かに本来のTRPGは時間もかかって敷居が高い。
初心者向けの短時間シナリオという意味合いではナシじゃないけど、
これでは魅力が伝わらないんじゃないかなぁと思いました。
「みんなのダンジョン」が1時間、
「のびのびTRPG」が30~60分、
「超高速迷宮脱出TRPG」が30分のプレイ時間なので、
このゲームがTRPGでは最短なのではないでしょうか。
某「毒入りスープ」を彷彿とさせる導入、狭い舞台、時間制限、クリア法です。
やれることの幅も狭められているので、
「TRPGで、どんな行動を宣言したら良いのか良く分からない」
という初心者さんにTRPGがどんなものか教えるのに便利なゲームです。
TRPG会の合間時間にプレイするのもお勧めです。
現在何分目かを表す、トラックかカウンターを用意すると良いと思います。
わずか15分でプレイされるという触れ込みの史上最短TRPGです。
テーマはかの有名な《クトゥルフ神話》をメインにしたホラーで、与えられた状況からいかに《脱出》するかが勝利条件となっています。(内容は他のホラーでも問題なく成立しますので、クトゥルフに詳しくない人でも苦手な人でも、特にこだわる必要はありません。)
そのため、内容はかなり限定的になっており(なんと部屋ひとつだけ!)、与えられた情報をもとにいかに早く《謎解き》を達成し、脱出の条件を満たすかが目標なので、最近はやりの《謎解きゲーム》《脱出ゲーム》の雰囲気に通じるものとなっています。
ただしあくまでも本質は《TRPG》なので、《ゲームマスター》(進行役)が一人必ず必要になる点にご注意ください。
■TRPGと言っても《キャラクターメイキング》はありません。
一般にTRPGと言えば、実際のセッションが楽しいのはもちろんですが、何と言っても自分の分身に当たる登場キャラクターの設定をデザインする《キャラクターメイキング》が抜群に楽しいのは皆さんも良くご存じの通りです。(よく何時間も没頭したりしますよね♪、笑)
しかし残念ながらこのゲームは要素を限定し、ボードゲーム感覚でその場ですぐに始められる作品となっているため、キャラクターはあらかじめカードになっているもの(6種類)から1枚選んだら終了です。特に名前や設定などに悩む必要もありません。(もちろん即興で設定を考えて、背景を語っても問題ないですが、そこまで作り込む必要はありません。)
ここを、シンプルで良いと捉えるか、作り込み出来ないのでつまらんと捉えるかで評価が変わるかもしれません。キャラメイクが好きな人は要注意ですね。(我々がやったときは、開き直って、そのままプレイヤー本人の名前でやってました。笑)
■判定も非常にシンプル
キャラクターのパラメータは、《体力》《知力》《精神力》の3つのみで、特に《特技》《スキル》といった要素はありません。(あくまで登場人物は一般の人間という設定ですね。シンプルなのは決して悪い事じゃないです)
判定はこの数字以内を《サイコロ2つ》の合計で出せばいい。
基本的にただそれだけです。非常に簡単。(一応その状況によって修正値が入ります。)
特例として、合計が2と12のときに、能力とは関係なしに《成功》《失敗》という結果になります。
また、困難な判定には能力値を合算して判定することもできます。(貴重な手番を消費してしまうけど)
単純なだけにわかりやすいのでTRPGの常で、判定には力が入ってしまいます♪
■《15分》はリアルタイムではなく、ゲーム内時間
プレイヤーが調査する項目を宣言すると、GM(ゲームマスター)が《状況》を読み上げ、それに基づいて判定をし、その結果をプレイヤーに告げるまでの1ラウンドを、基本的に《1分》とし、全体でこれを15回やったら《エンディング》に突入。全員の運命が明かされて終わりです。
途中「5分」「10分」のタイミングでイベントが入り、何か状況の変化が告げられます。これによって緊迫感が演出される仕掛けですね。
TRPG初心者の場合は、1ラウンドの処理をすべて《1分》で完了させることが難しいので、特にこの「1ラウンドの進行=1分」の解釈を守ったほうが無難です。
TRPG慣れしているグループだったらタイマーで測ってリアルタイムでやるのもいいでしょう。(我々のグループで試しましたが、かなりスリリングでした。)
■内容物は一見ボードゲーム風
内容物には《ゲームボード》が存在します!
ここに調査対象となる項目が7つ描かれていて、そこに専用のカードを伏せて置くことで、プレイヤーが置かれた状況を明確にする工夫がなされています。各カードにはイラストが描かれ、どんな対象物なのかが見た目でもわかるようになっています。また、その内容が明らかになった時にはカードを裏返し、そこに新しいイラストが現れる仕掛けです。
調査項目を限定し、その内容もイラストで表現することで、スムーズにゲームが進行するようにしてあるのですね。TRPG不慣れな人には非常にやりやすいと思います。
■シナリオは6つ
同梱されているシナリオは全部で6本。
基本的には《クトゥルフ神話》がらみのホラーです。
内容はネタバレを避けるため、あえて言及しませんが、多少はクトゥルフ神話に関する予備知識があったほうがいいかなぁ~という印象です。(そうしないと途中で説明タイムが必要となるでしょう)
シナリオのタイトルだけ紹介するので、雰囲気だけ察して下さいね。
①『水に濡れた部屋』
②『洋館の密儀』
③『脈動する空』
④『唸り声の正体』
⑤『朽ちた夢の糸』
⑥『騙し絵の世界』
これらはすべて専用の調査項目カードが完備しております。
すべてやり切ったら、自作の必要があります。
■筆記用具が無くてもすぐできる。
TRPGといえば筆記用具が必須で、大量のサイコロを別途に用意する必要がありました。
しかし何とこのゲームはどちらも必要ありません!
ゲーム中の能力値は、ゲーム中の各判定結果なのによって減少していきますが、専用の《コマ(カウンター)》が用意されており、これをやり取りすることで数値の管理が可能です。
また、箱の中にはサイコロもセットされているので、わざわざサイコロを別購入する必要はありません。
要は、「箱を開ければすぐできる」という非常に珍しいTRPGですね。
※ちなみに《精神力》を失うと、お待ちかね《発狂》ルールがちゃんとありますのでご安心ください♪
こんな感じなので、前述したようにTRPGに不慣れな人の導入用には最適なゲームです。
ただ我々のグループのように、ボードゲームだけでなく本格TRPGにも慣れ切っているメンバーの場合、「物足りない」という印象になるのは避けられませんでした(笑)。
最近本格TRPGがご無沙汰なので(メンバーが部屋で集まって顔を突き合わせて5~6時間もワイワイ会話するゲームは、このご時世やりにくいですよねぇ…)、代案としてプレイしたのですが、かえって「ちゃんとTRPGしましょうよー!」という要求を多発させる結果になってしまったので、ちょっと困っております…(笑)。
ボードゲームとして捉えると、端的には「制限時間15分、探索箇所が1部屋だけで遊ぶ、クトゥルフ神話TRPG風の『タイムストーリーズ』」。
TRPGファンとしては、「福袋」シリーズ、あるいは、1ページTRPGのようなものをイメージしては如何でしょうか。
TRPGなので、ゲームマスターが必要です。また、1人のプレイヤーに明かされた情報は、他のプレイヤーにそのまま共有されます。
プレイヤーキャラクターは体力・知力・精神力、の3つの能力値で表され、それ以外に特殊能力はありません。なお、キャラクターは、探索中に精神力が減少すると、発狂というペナルティが入ることもあります。
探索箇所は1部屋、7か所。
それぞれの探索箇所は7枚のカードで表現されており、添付されている6つのシナリオごとに、そのシナリオ専用のカードが用意されています。
ボードゲームと違い、ゲームマスターがいるTRPGですので、ルールの解釈・シーンの描写・探索者が取れる行動は、自由度が上がっています。
ルール的には、探索者がターンを消費する行動は、「調べる」「アイテムを使う」の2種類しかないのですが、そこをゲームマスターから「カーペットを調べるってどうするの? 乗ってみる? 裏返してみる?」と尋ねることで、謎を問いている、という実感をプレイヤーに与えやすくなっています。
総じて、ちょっとした時間に楽しめるTRPGですが、当たり前の話として、1度クリアしたシナリオの再プレイはお勧めできません。
でも、TRPGですので、プレイヤーは「知らない振りプレイ」も出来ますので、そこは柔軟に運用できる、とも言えるでしょう。
制限時間の都合から、プレイヤーが、あまりロールプレイに凝ることの出来るゲームではありません。ロールプレイをしっかりやりたい方は、クトゥルフ神話TRPGなどの、本格的なTRPGに進むのがいいかと思います。
逆に、TRPGの入門システムと捉えることも出来ます。ゲームマスターとプレイヤーの趣向次第ですが、キャラクターに名前と設定をつけ、15分という制限は取り払い、既定の手番を終えるまでにクリアしないとゲームオーバー、というルールでプレイすれば、まさに普通のTRPGとして遊べるゲームとなるでしょう。
この辺り、ボードゲームではなく、ゲームマスターの裁量が多分に入る「TRPG」として売り出しているのが、よくわかります。ゲームマスターは、ゲームを盛り上げる為なら、ルール通り、シナリオ通りの運用をしなくていいのです。
是非、TRPG初心者の人達とも遊んでもらいたいゲームです。