好鼻師（ハウビス）

昔々、好鼻師（ハウビス）という聞き鼻を持つ食いしん坊がいました。
彼の趣味はスウィーツをむやみに食べることです。
ある日、奥さんに「旅費をもって城内で仕事を探しなさい」と命じられたものの、
さまざまなスウィーツに釣られ、旅費をあっという間に使ってしまいました。
そんな彼ですが、帰りにちょうどお隣さんの飼い豚が逃亡したところに出会い、聞き鼻で豚を探し出しました。
その後の彼は「聞き鼻の物探し」として有名になり、探し物の依頼が殺到しました。
やがて、その名が皇帝様のところまで届き、なんと大事な玉璽がなくなったという。
そんなことは聞き鼻さえ持っていればすぐ見つかるさ、と言わんばかりに簡単に見つかり、皇居で世界一のスウィーツを食べました。
しかし、彼はスウィーツに対する欲がどんどん膨らむばかりで「天界のものが食べたい」と言い出しました。
皇帝様の命令により、天界に行けるという『エビの髭で作られた梯子』を作ってあげました。
喜んで梯子を上り続ける好鼻師ですが、上空で雷神に遭ってしまい「なんという無礼者だ」と言われ、雷を落とされてしまいました。
甘い物大好きな好鼻師は、黒く粉々になっても地上世界の蟻に化け、今でも甘い物を探し続けているという。

【ゲーム概要】
プレイ時間：30分程度
プレイ人数：３～５人
対象年齢　：10歳以上

【ゲームの流れ】
３ラウンドで勝負が決まります。
流れとして、A.甘さ予測　B.スウィーツ交換と店舗を使う　C.甘さを計算する　の３段階です。
甘さを計測した後、点数が一番高い人に雷公パネルを渡し、ラウンドを再開します。
３ラウンド後、一番甘さ控えめのプレイヤーが勝利者になります。

【内容物】
●スウィーツチップ　45枚
●ラウンド表記用チップ　５枚
●マップ　１枚
●甘さレベルチップ（容器）　25枚
●プレイヤーカード　５枚
●店舗カード　10枚
●お皿　５個
●お椀　５個
●ミープル　５個
●電公パネル　１個
●パネル用台座　１個
●デザート入れ袋　１個