◯△□で描くお絵かきパーティーゲーム。ただしいくらか欠点もあり。
通常のルールのみでプレイ。
○△□のみ、しかも最初は2角のみを使うとのことで、どうにかして自分のところで当ててほしいが無理な場合は他の人をアシストしてしまうジレンマもあります。
コンポーネントの出来も大変良く、デザインも好みのものです。
遊んでいてちょっと…と感じたのはメカニクスについてです。
まず、ゲームが「1人が描いてそれを神様(手番プレイヤー)に見せる」を繰り返す都合上、描いてない人は完全にダウンタイムとなります。前の人がどう描くかもわからないため、何を描くか考えるのもあまりうまくないでしょう。実際私が描くことを考えていても、前プレイヤーの解釈が違うと、ペンが回ってきたときに1から練り直しとなります。他プレイヤーが何を描こうか考えている時間はまるまるダウンタイムになってしまうのはよろしくないと思います。
この問題について先行者が良い方法を取っています。例えば、みんなでぽんこつペイントやピクトマニアなどは一斉に全員が絵を描き、その後それぞれの方法で一括して処理を行っています。
また、お題の決め方についても、カード1枚に6つのお題なので、素直にサイコロでも振らせればよいのでは感はついて回ります。少々細かいことですが。
お絵かきゲームは前述2つをはじめ数が出ていますので、差別化の結果かとも思いますが、もう1工夫欲しかったところでした。