違うメンツで合計3回プレイ。毎回全部面白かった。
気になっているのなら、ぜひプレイしてみる価値はある。
ダイスをドラフトし、宇宙を探索し、技術を発展させ、リソースを稼ぎ、点数化していくゲーム。
ラウンドの最初に9つ(4人の場合)のダイスが振られ、出た目を選んでダイスを1つずつ順番にドラフトしていく。
2周ドラフトして1人2つずつのダイスをとり、1つ場に余る。
手に入れた2つのダイスの目を消費して行動する。
目の数だけ宇宙船を進めたり、リソースを手に入れたり、点数を増やしたりする。
基本的には出目が大きいほうが強い行動ができる。
そうすると当然、ドラフト時に5や6の出たダイスを取りたいのだが、そうすると代償として次の手番順が遅れたりリソースの収入が減ったりする。
ダイスの目を使ってやるアクションの選択肢も多く、誰がどのダイスを欲しがるのかを読みきれないため、ドラフトの取り合いの読み合いがアツい。
アクションの多さはそのままプレイの難易度にもつながっていて、「いまどの行動が正解なのか」が全然わからない。
なんとなく宇宙を旅して研究を進めていてもまあまあ楽しいのだが、ちゃんと勝とうとするとやりこみや攻略は奥深そうだった。
一方でダイスロールやセットアップでの運要素もほどよく盛り込まれていて、毎回違う展開になる。
全体的に、ダイスドラフトの読み合いと、やりこみや計算の攻略性とのバランスのいいゲームだった。
ハマる人はめちゃくちゃハマりそう。
ただ、こういう ”攻略と読み合いのゲーム” は他にもいっぱいあるので、その名作らを押しのける斬新さがあるかというとちょっと厳しいかも。
特にガイアプロジェクトとは見た目やテーマが似てるのが厳しい。ゲーム内容は全く何一つかぶってないんだけど。
出るのが数年遅かった、とても惜しい良ゲー。