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東の王国ボールドルーラーと、西の王国グレイソヴリンは近年急速に親交を深めており、二つの国の統合は目前まで迫っていた。互いに実質的な政治権力を持っているのは国王ではなくそれに仕える有能な大臣、東のラジャババと 西のゼダーンの両名である。両国統合後にこれまで築き上げてきた地位を、隣国の大臣に脅かされることを恐れた両名は、力を見せつけんとし、あらゆる手段を用い自国の発展に精を出すこととなる。…そう、例え魔物の力を借りたとしても。
よくある、お金を稼いで建築物を建てて勝利点に変換していくタイプのボードゲームです。このゲームは二人対戦専用ですが、二人対戦ならではの特徴的なバッティングシステムが導入されています。手番のアクションフェイズでは、予め決められているアクションカード7種類の中から1枚を選び伏せます。それを対戦相手は何かを早く当てなくてはなりません。当てる際には、「王宮か鍛冶屋か魔の泉」などと3種類ずつ、相手が選んだとおぼしきカードを指定します。外れれば当たるまでを繰り返し、当たるまでに要した回数が多ければ、その分アクションカードの効果が大きくなります。しかしながらゲームが進んでいくと「情報」を入手することがあります。「情報」を持っていると自分のアクションフェイズで最大2つまで使用することができます。使用することで対戦相手が一度に指定するカードを2種類…1種類…と減らすことができます。つまり、最大で6回連続外してもらい7回めに当てた時の恩恵が受けられる可能性が生まれます。
どの場面で何をとりに行けば有効的なのか、はたまた相手の読みを外せるか。
アクションの度に頭を悩まされる、心理戦要素の濃いボードゲームです。