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  • 2人~5人
  • 15分前後
  • 8歳~
  • 2012年~

ストライクdrillさんのレビュー

361名
1名
0
6年以上前

【まえがき】
Ravensburger社が2012年に発売したダイスゲームです。国内にも流通しています。
デザイナーはDieter Nüßle、このゲーム以外にゲームを作ってないようです。
ゲーム自体は、ダイスを投げてゾロ目以上を出すだけの非常に単純なゲームで、何ら戦略性もなく、ただ単にダイスを振って天に運を委ねる、そういうゲームです。

【ルールの簡単な説明】
まず闘技場となるアリーナ(下箱がそのままアリーナになります)にダイスを1個振り込み、この状態からゲーム開始です。各プレイヤーは、人数に応じたダイスを最初に受け取ります。

スタートプレイヤーから時計回りの順番で、手番を行います。手番では、自分の手持ちのダイス1個をアリーナに投げ入れるだけです。アリーナから飛び出してしまった場合、そのダイスはゲームから取り除かれます。
投げて入れた結果、ゾロ目以上(同じ目が複数)になっていれば、その目のダイスをすべて取り、自分の手持ちのダイスとします。残りのダイスはそのまま残して、次のプレイヤーの手番となります。
また、「×」マークの目が出てしまった場合は即座にそのダイスはゲームから取り除かれます。

もし、自分の手番でアリーナにダイスが1個もない状態の場合は、手持ちのダイスすべてをアリーナに投げ入れなければなりません。

これを繰り返して、手持ちのダイスすべてを失ったプレイヤーは脱落し、最後の1人になった時点でそのプレイヤーの勝利となります。

【感想】
3人で2回プレイしました。そして2回とも真っ先に私は脱落しました。ダイス運がなかったようです。プレイ時間はわずか4分と10分、インストは2分程度です。

見ての通り、まさに運以外何者でもないダイスゲームです。戦略性は全くありません。天に運を任せてダイスを投げ入れるのみ、たったこれだけです。唯一、ダイスを投げ入れるときにうまく他のダイスにぶつけて目を変えるという若干のテクニックはありますが、うまくゾロ目になるかどうかはやはり運次第です。
しかし、このゲームは国内に入荷するとあっという間に売り切れになるほど、人気があります。いったい何が面白いのか? それは展開のダイナミックさにあると言えます。

ダイス運が良い時はゾロ目のダイスをどんどん集めて、手持ちのダイスが増えていきます。しかし、運が悪い時は手持ちのダイスがどんどん減っていきます。「×」マークの目でダイスが取り除かれることも、しょっちゅうあります。また、アリーナにダイスがない時は手持ちのダイスすべてを投げ入れなければなりません(ゾロ目以上にならなかったダイスはすべてアリーナに残る、つまりそれだけ手持ちのダイスが減るわけです)。手持ちのダイスに余裕があると思っていた次の手番では、手持ちのダイスが激減する可能性もあるわけです。
この最後まで誰が勝つかわからない、優位だったプレイヤーがあっという間に脱落の憂き目に遭うという点がダイナミックさにつながっているのだと思います。
たったこれだけのルールなのですが、投げ入れるダイスは1個ずつという点(最初はゾロ目が出にくいが、投げ入れる都度にゾロ目になる確率が上がる)、ダイスがない場合はすべて投げ入れるという点(優位性を覆して一発逆転の状態を作る)、この2点が素晴らしいと思います。

とは言え、やはりダイスゲーム。最後の最後は、運がものを言います。すぐに終わるので、ゲーム間のつなぎや少し気分転換したい時に重宝すると思います。

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