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  • 1人~99人
  • 45分前後
  • 12歳~
  • 2021年~

横濱紳商伝ロール&ライトみずいろさんのレビュー

228名
9名
0
約1年前

紙ペンゲーム好きの人に是非おすすめしたい『横濱紳商伝Roll&Write』をソロでプレイした感想です。

まず第一印象、横濱紳商伝のていう漢字かっこいい。横浜と書くよりこちらの旧漢字の方がよりこのゲームの明治の始め」という時代背景の説明にもなっていてタイトルとして素晴らしいと思いました。また紳商という言葉は初めて知りましたが、「紳士の品位を備えた一流の商人」という意味だそうです。

それでは「横濱紳商伝ロール&ライト」レビューさせていただきます。


ゲーム内容

横濱の商人となり従業員を雇用したり、雇用した従業員を力(パワー)にして港区間の注文書をクリアしながら、店舗や商館を建築し、時には研究所で技術を得て、誰が一番商人として優れているか(勝利点を稼いだか)を競うゲームとなっています。

ゲームの流れざっくり

①ゲームの準備

●エリア番号タイルを数字順に並べ、エリアカード10枚のうち中華街、商工会議所の拡張用2枚を抜いた8枚をシャッフルしてランダムにタイル横に並べ、シートの欄に対応するエリア名を記入 

●ダイス置き場タイルのそばにはシャッフルした雇用カードの山を、研究所A、Bの近くにはそれぞれ技術カードLOW、MID、HIGH 2枚ずつ置く(残りは箱に戻す)

(私は見やすいようにカードスタンドに付属の研究所の札をたてかけてます)

②ラウンド開始

ラウンドトラックに印を書きボーナスがあるときは受け取る

③ダイスを振り対応する色のダイス置き場タイルの上にダイスを置き、雇用カードを引いてそれぞれ配置

④ダイスとカードの組み合わせを一つ選ぶ

カードにある数の合計値をダイスの目のエリアに従業員雇用1~2個〇を、ダイスの目のエリア上下0~1個〇を割り振って書く。(個数制限)カードの効果があれば効果を処理

(下記は雇用カード4、ダイス3のセットで茶畑に〇2個、上製糸場〇1個、下漁場〇1個書いた図)

メインアクション

好きなエリア一か所を選び〇の分だけパワーにして「漁場(魚)、茶畑(茶葉)、製糸場(糸)、銅鉱山(銅)」で得た交易品で注文書を満たしたり(複数の注文書可能)、「研究所」で技術カードなどを銀行でお金、「教会」で信仰力を得たりする。

⑥追加アクション(1回まで)

お金と信仰力を使って、メインアクション時にパワーを+1出来る「エリート」や注文書の点数をアップする「店舗」、対応した列の注文書の点数をさらにゲットできるようになる「商館」を建てられる。

信仰力4でメインアクションをさらに1回も可能。

⑦6Rでは注文書のある港区画のみの勝利点を計算、

最終12Rでは6Rの港区画+12Rの港区画+舶来品+技術カードの勝利点の得点を合計する。


横濱紳商伝ロール&ライトの魅力

①シンプルなルールと取捨選択の悩ましさ

ゲームのルール自体はソロだと少し吸収するのに時間がかかったものの、理解してみればダイスを振りカードを引き、セットを選んで書く、書く、書くこれだけなのでとても簡単です。しかし簡単でもカードとダイスのセットを選ぶ悩ましさを楽しめます

雇用カードは従業員数が少なくて効果が高いもの効果がなくても従業員数が多いものなど様々、そこにダイスのエリアが加わりこのカードが欲しいでも今欲しいエリアはここなのに…とダイス運の悪さを実感することも。

そしてメインアクションでは8つあるエリアから自由に選べますが、基本的に一か所しか選べないので今どこを満たすべきか次は6Rだならば…、と思考を巡らせるのが楽しかったです。

②ダイス運によりすぎない設定

前述の通り、メインアクションでは個数制限でダイスのエリアに〇を書いたあと、上下のエリアも恩恵を受ける事ができます。

さらに、研究所で得られる技術カードの中には〇を書く場所を選べたり、増やせるものもありダイス運だけでない戦略性に重きを置いた紙ペンゲームだと感じました。

③リプレイ性を高める要素

横濱紳商伝ロール&ライトのシートは両面でAとBありプレイ感が異なります。(Bは難しい)

また、技術カードもLOW、MID、HIGHそれぞれ8枚24枚からランダムに設置

ゲーム内では研究所A、B共に3箇所しか選べず選ぶカードによって違った戦略を楽しめます。

さらに始めにセットするエリアカードもランダムである事、ダイスと雇用カードの組み合わせ、同封された拡張カードの存在…これらの要素によりリプレイ性が大変高いと思いました。

ソロで遊んだ感想 まとめ

シートのエリアの〇を縦に揃えると新たに交易品や舶来品を即座に得たり注文書を両サイド挟む効果を得られたり、お金と信仰心にも横列を満たすとボーナスがある要素があり、上手くいくとどんどんコンボ出来るのが気持ち良かったです

また店舗は港区画の注文書の得点を倍へ商館は注文書列の勝利点をもらえる事、舶来品は徐々に高い勝利点をストレートにとれる事で確実点数を上げられる可能性があり、建築に必要なお金と信仰心、舶来品をどう集める戦略がいいか考えるのが楽しいです。

そして説明書の後ろには実績欄が2ページあるためソロとして大変やりがいがあると思いました。私は実績欄をコピーしてクリアしたものに印をつけいています。

惜しいと思った所は用紙のエリアなどを書く欄が小さいため私がいつも使っているラミネートしてホワイトボード用ペンで永遠に紙ペンゲームを遊ぶ技を使うと文字が書きづらい点位でした。エリア名を省略でなんとかしようと思います。

横濱紳商伝ロール&ライト、遊んでみるとという文字の通り少ない資金と従業員から商売を始め徐々に発展させ紳商として成り上がる人生を紙の上に記録しているようだと感じました。元となった有名な本家の横濱紳商伝も是非遊んでみたいです。

紙ペンゲーム好きの仲間を増やすべく今回レビューしました。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。


長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。👌

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Nobuaki Katou
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