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  • 1人~4人
  • 30分~60分
  • 12歳~
  • 2018年~

レイクホルトまつながさんのレビュー

2585名
6名
5年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

5/25にアークライトさんから日本語版が発売されます  

最近ノースフィヨルドなどのウヴェの中量級ワーカープレイスメントがちょいちょいありますが、その感じです。

箱をあけると、側面に空に消えゆくウヴェ様を見ることができます。


ゲームの流れはアグリコラやカヴェルナとだいたい同じです。供給フェイズだけは特有で、このゲームの一番の特徴です。

1.労働フェイズ:空いているアクションマスにワーカーを配置しアクションを解決します。

2.収穫フェイズ:温室から野菜を収穫します。1温室1野菜です。

3.供給フェイズ:野菜を払って得点トラックを進めます。

4.帰宅フェイズ:ワーカーを手元に戻します。


これを7ラウンドやって、得点トラックでもっとも先にいるプレイヤーの勝ち!


アクションマスは2人で遊ぶと3✕4と割とコンパクトですが、裏面の3~4人用は6✕4とアクションが倍に!

列ごとに左から

資材店:温室が手に入る

  :収穫したり種をまいたりする

市場 :野菜が手に入る

役場 :温室を手放したり支援カードが手に入ったりする

温室を手に入れ、野菜を手に入れ、種をまいて、収穫し、供給する!!!これを一番効率よく進められたプレイヤーが勝ちです!!シンプル!!


各野菜を入れる用の収穫かごが入っていて、めちゃくちゃ可愛いです。しょっちゅう出し入れがあるので、かごごとプレイヤーに渡せるのがけっこう便利!


ワーカーは3人で固定です。1つの温室には1種類の野菜を植えることができ、植えた瞬間全マスに野菜が実るので、毎ラウンド1温室につき1つずつ収穫することができます。

野菜の交換や売買はないのですが、価値はトマトレタスキノコカリフラワーニンジンです。収穫した野菜は、観光客に振る舞います!得点トラックが点数ではなく野菜の絵になっていて、次のテーブルに進むには書かれている野菜を提出しなければなりません。

まつなが(ピンク)は今レタスのマスにいるので、キノコを払って、カリフラワーを払って、ニンジンを払って、トマト2個を払って…、という風に野菜を払います。基本はそうなのですが、毎ラウンド1回だけ払う代わりにもらうことで1テーブル進めます。変わってる!


あとはこのゲームの特徴かもしれない支援カードA~Eデッキまであり、ゲームを始める前にどれか選びます。デッキごとに特徴があるので、全デッキを試してみたくなるやつ。Eデッキは2人プレイ専用のデッキなので、2人で遊んだときはEデッキを使ってみました。この写真はAデッキ。


3ワーカー✕7ラウンドで21回アクションというのは、ノースフィヨルドも一緒かも?ただラウンドごとに変わった処理はないので、もっとシンプルかもしれない。


最後に、このゲームが今風なのは、ストーリーモードがあるから!!!

ある日あなたのもとに、トマトの収穫量が不安なの…助けてくれる?っていう感じに人が訪れます。あなたは無事ストーリーを進めることができるのか!

ストーリーモードといっても、込み入った話があるわけではなく、今回は特別に何ラウンドでこういう条件を満たした上で勝利しよう!みたいな拡張ルールな感じです。シナリオは5つあり一応順番が決まっていますがどこから遊んでもよくなっています。


ということで、デッキとストーリーモードと、シンプルながらも飽きが来ないようにリプレイ性はかなり高まってます。


4人と2人で計5回くらい遊んでみました。

数ラウンド先を見通してアクションを考え出すと大変なのですが、ラウンド終わりに納品する野菜は見えているので、このラウンドはこれを増やそう!と目の前の目標が立てやすく、遊びやすいです。お金のような抽象的な概念もないので、めちゃくちゃシンプル。一応3種類の野菜を1種類の野菜3つに変換する、といったアクションもありますが、ごく一部。


ただ、勝ち負けが一目見るとわかるようになっていて、温室をたくさん作るからこのラウンドはしゃがもう!っていう意識的なアクションの結果、得点トラックが後ろになっているプレイヤーはいいのですが、負けだして得点トラックが後ろのほうになると、ちょっとつらいプレイヤーはいそうです。

あとは、ワーカー数が決まっていて短時間で終わるゲームということもあり、負けだすと挽回は難しいなと思います。トラックを進めるには全野菜が必要で(ボーナスで払わずにもらうこともできますが)、なにかに特化してがんがん回すというよりかはまんべんなく回せることが大事だと思います。


どちらにせよ1時間弱で終わる農場経営ゲームということでまったり系のフレーバーで、テキストもそれほど多くはないので、遊びやすい&気軽に研究したいゲームになりそうです!ストーリーモード、まだシナリオ1しかやってないので、残りも遊ぶのが楽しみ!!



以下、2018年エッセンでの英語版プレイレビュー。内容重複があり日本語版と用語が違いますが消すのももったいないので残しておきます。

ウヴェの農業ゲーム。牧場物語でも牛や鶏より農作物の世話が好きだった私としては、良い部分を抽出した最高のゲームです。

農作物は、トマト、レタス、きのこ、カリフラワー、にんじんの5種類です。

農作物を納品することで得点を得られます。

ワーカーは3つ固定で、飯を払う必要はありません。なので、飯の心配やワーカーの増やすタイミングなどを考える必要はなく、農地を買い、種を買い、種を植え、収穫し、納品を行うことを繰り返していきます。


ラウンドは下記のようなフェーズがあります。

①ワーカーフェーズ:各プレイヤーは中央のボードに1つずつワーカーを置き、アクションを実行します。

②収穫フェーズ:農地から1つずつ作物を収穫します。

③ツアーフェーズ:収穫した農作物を納品し、得点トラックを進めます。

④リフレッシュフェーズ:ワーカーを回収します。

これを7ラウンド行ったらゲーム終了で、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

アクションには、トマトの種を得る、農地を得る、種を植える、などシンプルなものや、サービスカードを得るなどがあります。サービスカードは、ゲームで5枚固定で提示され、特殊な効果をもたらすものです。


エッセン会場で4ラウンドだけ4人で遊びましたが、ルール自体はとてもシンプルですぐ理解でき、サービスカードをどこまで活用できるかが大事な気がします。

アクションは、縦一列で旗のついているエリア2つは置けない、などの制限がありますが、他の人にやりたいところを先に打たれた場合でも比較的柔軟に対応できる、割と冗長化しているアクションになっていると思いました。


ウヴェやワープレの最初のゲームとしても遊べますし、ゲーマーが何度でも遊んで戦略を練ることもできる、幅広いゲームだと思います。

そういえば、ストーリーモードがあるようなので、日本語版が出るのが楽しみです!

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