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  • 2人~6人
  • 30分~40分
  • 10歳~
  • 2010年~

アロザ殺人事件レモネードさんのレビュー

663名
1名
0
12日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

ちょっと古いですが音を題材にしたゲーム。

友人たちと4人でプレイしました。


塔のようなホテルのコンポーネントの上から

まず、赤い被害者となるキューブ2個を放り込みます。


この時、コロコロと鳴り、どの階層あたりに落ちたかを

みんながしっかり聞くわけです。


塔の中には各階層に穴があるのですが

どの穴も微妙にズレていて、

キューブはランダムな階層に落ちるって仕組み


んで、その後、

各自、自分が犯人かもしれないってゆう証拠となる

自分の担当する色のキューブを2個ずつ落として、

ゲームスタート。


ゲームは2段階に分かれていて

まず前半では、赤いキューブがある場所を探します。

そこが犯行現場です。


自分の番に、塔の好きな階層を持ち上げ、

そこに赤いキューブがあれば

犯行現場の特定が成功になります。


犯行現場を見つければ、

その赤いキューブを塔から取り出し、

ホテルの階層が記載された調査ボードなるものの

同じ階層の場所に置きなおします。


そして、その犯行現場に他のプレイヤーのキューブがあれば

その持ち主は、そこにある自分の色のキューブと同じ数のキューブを

自分のストックから取り、同じように調査ボード上に配置します。


もし、確認した階層に赤いキューブがなければ、

犯行現場を見つけられなかったペナルティーとして

自分の色のキューブ1個をストックから取り、

ホテルのコンポーネントの上から放り込みます。


成功だろうが失敗だろうが、

その階層にある赤いキューブ以外の全キューブは

ホテルの上から再度、放り込みなおします。


赤いキューブ2つが見つかれば、そこで前半ステージは終了し

ゲームは後半戦に入ります。


後半戦では、手番になると、2つの選択肢があります。

1つは、自分のキューブがある階層を見つけるために、

塔の好きな階層を持ち上げるアクション。


もし、そこに自分のキューブがあれば、

調査ボード上の同じ場所から、自分のキューブを取り除けます。


塔の階層を持ち上げた場所に、自分のキューブがなければ、

ペナルティとして自分のキューブ1個を塔の上から放り込みます。


このゲームの目的はなるべく調査ボード上に、

自分のキューブを置かないようにすることです。


ゲーム終了時、調査ボード上にある自分のキューブの数で

疑惑点を計算します。

赤いキューブと同じ場所にあれば1個3点、

その隣では1個2点、他は1個1点。


この点数が一番多い者が犯人となり負けで、少ない者が優勝です。

大切なのは調査ボード上のキューブ数であり、

結局のところ、

塔にあるキューブはゲームの勝敗には関係ありません。


だもんで、自分のキューブを、

調査ボード上から排除できるこのアクションがあるわけです。


もう1つの選択肢は、プレイヤーを1人以上指定し、

その者達のキューブを見つけるアクションです。


好きな階層を持ち上げ、

そこにその者達のキューブがあれば、

その者達は、自分のキューブ数と同じ数のキューブを

調査ボード上の同じ階層に配置します。


もし、指定した者達のキューブがなければ

ペナルティとして、

無い者達の人数分、手番者のキューブを塔に放り込みます。


どちらのアクションでも

その階層にある全てのキューブは塔に放り込んで戻します。

つまり、一度、塔に放り込まれたキューブは、

ゲーム中、手元には戻ってこないってことです。


このゲームは要するに、

塔の中の自分のキューブを探したり、他の者のキューブを探したりし、

それに応じて、調査ボード上にある自分のキューブを減らしたり、

他プレイヤーのキューブを増やしたりするゲームなんです。


そのために、塔のどの部分に誰のキューブがあるか、耳をそばだて

キューブの落ちる音を追うのが、このゲームの楽しさです。


自分のキューブが塔にあればあるほど

誰かに特定されやすく、

その結果、調査ボード上の自分のキューブ数が増え、

負け確定まっしぐらになるため、

なるべく自分のキューブを塔にいれたくないのですが、


自分の手番で特定のミスをするたびに、

ペナルティとして自分のキューブを放り込まなくてならず、

自分を含め誰のキューブがどこにあるかを推測するのが、

重要になってくるわけです。


ゲームに慣れたらどーなるかわかりませんが、

音は意外と聞き分けが難しくて、

軽くコロッっとだけ鳴っていたので、

「これは完全にわかった」と一番上の階層を上げたら、そこになかったり、

「ここに自分のキューブがあるはず」と階層を上げたら

予想より多くの人のキューブがあったりして、

確認のたびに、みんなで盛り上がります。


ある階層を「ここや!」って開けてみても何も無くて

他のプレイヤーも「ここ!」って開けてみても何も無く

「えー、どこにもないやん、どーなってる?」と

一番下から2つ目を開けてみたら、そこにキューブがどっちゃり

「おやおやおや、皆さん、ここにおられたんですね。パーティーですか?」

みたいなこともあったりします。


ただし、殺人事件を捜査してる感はあんまなくて、

音を頼りに単純にキューブを探すゲーム

そのまんまをプレイしてる感じかも。


まあ、音を推測するって遊びは日常でも珍しいので、

新鮮な楽しさは味わえるのは確かで、

テーマ性とか、フレーバーとかは

この際、おいといて。


けどやっぱ古いゲームなので

今じゃ、高価な値段で取引されてるみたいで、

無理して購入してプレイするほどプレミアな楽しさかと問われたら、

それほどではないんじゃないかと、僕個人は思います。


ちなみに、塔のコンポーネントは1番下の階は、下地がないため、

テーブルなんかでプレイすると、コロコロコロ、カツンと、

キューブが1番下の階層まで落ちると

明らかに違う音になるため、塔を置く場所には注意が必要です。


ただし、僕らのプレイでは、そのバレバレなのが逆に面白すぎて、

普通にテーブルに置いてプレイしてました。

コロコロコロコロコロ、カツンで爆笑、みたいな感じです。

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