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  • 2人用
  • 15分前後
  • 10歳~
  • 2024年~

ファイターズコレクトじむやさんのレビュー

824名
4名
0
26日前

じゃんけんと数字でコンボを作って攻撃。手札が悪くてもハッタリでミス狙い。本当にこれガードでいい?みたいな読みあいが楽しい格ゲーモチーフ心理戦な2人専用対戦カードゲーム。子供とやってみたところ多いに楽しんでくれましたのでご紹介です。


概 要

テーマ:(取説より引用)超高速かつ単純明快なAOF(ポーカー)と格闘ゲームが融合した2択ブラフゲーム。

システム:カード4枚で「連番」又は「じゃんけん」を繋いで「コンボ」を作ります。コンボ数が多い方が相手にダメージ。ダメージは基本的には自分の4枚目のカード。これが基本で、後述の「必殺技」「ガード」「キャラクターのスキル」によって変動します。

勝利条件:先に相手に30ダメージ以上与えるか、後述の「即死コンボ」を決めたら勝利。


コンポーネント

基本セットはカードのみ。①攻撃に使うコンボカード9枚×3色と、②キャラクターカード9枚の計36枚です。カードサイズはTCGサイズ。ハードスリーブをつけても少し浮きますが余裕でしまえます。

【ハードスリーブだとこのくらい】


①コンボカード

それぞれ1~9の数字とじゃんけんの手が割り振られています。色によって数字とじゃんけんの手の組み合わせは違います。


②キャラカード

9枚のキャラクターから1人を選んで自キャラとして使用します。様々なスキルを持っています。キャラクターは「魔剣士・暗黒騎士・二刀流騎士・ランサー・氷モンク・ニンジャ・炎魔導士・黒魔術師・竜人ヒーラー」。


※特典の「シニガミ・古代剣士・サムライ」もあり。両面仕様で性別・スキルが違います。


ゲームの流れ

ゲームの流れは以下のとおり。最初に3色デッキから1つと、キャラを1人選びます。

①自分のデッキの山札からお互いに4枚引きます。内容は相手に見せません。

②カードを並び替えてコンボを作ります。コンボ点が高い方が勝利=相手にダメージになります。

③お互いにアクション宣言:必殺技・ガード・どちらも宣言しないの3択。※スキルにより選択不可の場合もあり。

④お互いに手札公開して勝利判定とダメージ処理。通常は4枚並べたうち一番右側のカードが相手へのダメージ。引き分けならお互いノーダメージ。

⑤キャラクターの追加効果適用

⑥相手へのダメージ分を自分のダメージエリアに置いて、残りを山札へ戻して①に戻る。

これを繰り返し、30ダメージ以上を稼ぐか一部キャラの即死コンボを決めた方が勝ち。


要素1:2種類のコンボとダメージ

コンボカード4枚を左から並べ、数字とじゃんけんの2種類でコンボを作ります。コンボが成立した枚数がコンボ点数に。コンボ点の計算方法は説明書がわかりやすいんで引用。

①数字のみ(昇順連番)なら4枚なので最大4点。
(2→3→4→5の連番かつじゃんけんはつながっていないので4点)

②じゃんけんで右が勝つように並べる場合も4枚なので最大4点。
(グー→パー→チョキ→グーの順。数字は連番になっていないのでこれも4点、カード右辺に色が変わっているところがあるので、その色と同じものがあればつながっているということ)

③①と②の組み合わせ数字とじゃんけんの混合は、それぞれ判定されるので最大8点。
(6→7→8→9の4枚昇順連番で4点。じゃんけんはパー→チョキ→グーまでで3枚つながりなので合計7点)

加えて、条件付きでコンボ点を加算するスキルもあります。


通常はコンボ点で勝利した方が相手にダメージを与えることになり、その際のダメージは一番右の数字になります。

必殺技だったら最大・次点の2枚、相手がガードなら最小値といった感じで変動します。

加えて、「カウンター」や「投げ」等、ダメージに付与されるスキルもあります。


要素2:多彩なキャラクターとスキル

それぞれ「必殺技成功時の追加効果」「必殺技前の効果」「ガードの追加効果」「必殺技失敗時の追加効果」のどれか複数を持っています。

次のターン相手は必殺技が使えない「気絶」(ニンジャ)、双方必殺技だった場合に相手に自分の一番小さい手札分の追加ダメージを与える「カウンター」(二刀流騎士)、ガードの代わりに宣言することで、1ゲーム1回のみ次ターンダメージ無効の「バリア」(竜人ヒーラー)など。

魔剣士・暗黒騎士・黒魔術師の「即死コンボ」(必殺技成功時手札4枚ストレートなら即勝利)はロマン。


要素3:必殺技とガード

手札を見て絶対勝てると思ったら「必殺技」を選択。これで勝利した場合は、通常右端のカードがダメージですが、4枚のうち一番・二番目に大きいカード2枚がダメージに。ただし失敗したら逆に相手の一番・二番目に大きいカードのダメージを受けることになります。

逆に負けると思ったら「ガード」選択。必負となりますがダメージは相手の手札の一番小さいもの1枚かつ必殺技効果無効。特に即死効果持ちが必殺技打ってきたときは要警戒(ブラフの可能性もありますが)。

※宣言は基本的に交互で。でも先にやりたい方がやるでもいいみたいです。


ラウンドの流れ:例

先攻:即死コンボ持ちの黒魔術師、後攻:カウンターと溜め持ちの炎魔道士での対戦。お互い4枚引きます。

それぞれコンボを作ります。※この時点でお互いの手札は見えていません。

黒魔道士:コンボ点は数字2とじゃんけん3の5点。通常攻撃で勝利なら6ダメージ。

炎魔術師:じゃんけんのみですが4枚ともつながっているので4点。通常攻撃で勝利なら5ダメージ。


黒魔術師:必殺技宣言。決まれば9と6がダメージに。(連番の端である9と、9の「パー」以外の「チョキ」を持つ6がダメージエリアへいくので次ラウンド以降のコンボに大きい影響がないし、15ダメージは大きい。ガードされても4ダメ行くと判断)

炎魔道士:コンボ数がじゃんけん最大の4ではあるものの、相手の即死コンボスキルを警戒してガードを宣言。

結果、ガードを宣言をされた黒魔術師勝利。相手ガード時は最小の数字がダメージとなるため、「4」をダメージエリアへ。お互い使ったカードを山札に戻して次ラウンドへ。

こんな感じの流れです。


感 想

アートワーク:RPGテイスト。FFとかタクティクスオウガ風味。ゴリゴリの格ゲーテイストでこられるより好み。相変わらず刺さるキャラデザです。

ゲーム性:4枚のカードで2種コンボ。相手へのダメージとスキル・必殺技やガードの兼ね合いでダメージが変動。さらにダメージとして通したら次からそのカードは山札に含まれなくなるのでだんだん幅が狭まる中での勝利を考える。良くできてるなと。

相手の様子も観察しながらの読み合い。コンボ繋がり悪くても敢えて必殺技宣言してガード誘ったり、ダメージエリアにあるカードから残りの手札を読んだりと奥深い。それでいてサクサク回る。楽しかったです。

気になったところとしてはプレイマット。私は限定版買ったのでプレイマットつきでしたが、通常版はカードのみ。これ紙でもいいからマットあった方がやりやすいと思います。DLとかで各自で印刷できたらいいですね(既にあったらごめんなさい)

2人用の対戦ゲームとしてかなり楽しかったです。機会があれば遊んでみて下さい。

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