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デッドマンズ・カバルDead Man's Cabal

レーティングの登録/分布

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ドクロに人骨、ルーンを刻めばcoolな死者が蘇る!今開かれる屍者の狂宴

ゲーム概要

死霊術師であるあなた達は、陰鬱な気分から抜け出したいとでも思ったのでしょうか?パーティーを開催しようと思い立ったはいいのですが、仕事柄パーティーに呼べるような友人は一人もいません、友人がいないなら作ればいい、盛大なパーティーを開く為にもライバルたちに負けないように死者復活の儀式を執り行いましょう。多くの死体を操り、刻んだルーンにより多くの信託をうけることで勝利に近づくことでしょう。

デッドマンズカバルは死霊術師たちによる死者復活の儀式をモチーフにしており、手番プレイヤーのみ行われるプライベートアクションと、そのアクションを引き金に発生する全プレイヤー共通で行えるパブリックアクションの2つを手番ごとに選択できるシステムをメインにリソースを集め、手に入れた素材を選んだ死体に合わせてセットしていくパターンビルディングの要素を組み合わせたゲームとなっています。

👤2~4 ⌛60分程度 初回インスト、説明書読みながらのプレイで1時間半弱

インスト難易度 ☆☆☆★★ 普通

一つ一つのアクションに複雑な処理は存在せず、「資源を得る」か「資源を払い他の資源をより多く得るか」が主であり細かい説明を必要とする点は2つのみ。

①死者復活で使用するドクロは聖域にセットされていれば誰が置いたかは問わないが儀式カードのドクロアイコン分を過不足なく一筆書きの要素でつなぐことが出来た場合のみ儀式を執り行うことが出来る。

②儀式によって復活したタイミングでのみ「任意で」死者に該当するルーン文字トークンを乗せることが出来るが、ルーン文字の配置により行えるようになる神託所でのアクションが勝利点の大半を占めるボーナス点につながるため、事前に神託所のエリアマジョリティとボーナス内容の説明が必須である。

※プレイの感想は一番下に載せてあります。

セッティング

各アクションを行うボードは通路でつながり死霊術師の館をイメージしていますが完全に雰囲気のためであり、プレイスペース次第では通路は使用せずコンパクトにまとめるのもよいと思います。

納骨堂:バッグからドクロをランダムに引き写真のように9個並べ、右側の円形のスペースの中央に水牛の頭蓋骨のような形をした納骨堂マーカーを置きます。

図書室:儀式カードの山札を作り、そこから空きスペースを埋めるように3枚並べます。

写本室:プレイヤー人数に応じて白地のルーン文字トークンを並べ(写真は2人プレイ時)、右側の5つのスペースには黒地のルーン文字トークンの山を作りそこから1枚ずつ並べます、この時「渦巻状のルーン文字」が出ればそれはどのルーンの代わりにもなるワイルドトークンであり、マスの1番上に置きます。

墓所:プレイ人数に応じてランダムに引いたドクロを並べます(写真は2人プレイ時) 。

聖域:人骨アイコンの書いてあるマスに人骨を置きます。

各プレイヤーにキューブ21個を渡し1個は得点ボード脇によけ、初期資源として儀式カードを2枚、各色1個づつドクロを配れば準備は完了です。

ゲームプレイ

デッドマンズカバルは手番ごとに不変の3フェイズと、可変するアクションにより構成されており、スタートプレイヤーから順番に手番を行います。

フェイズ1.プライベートアクション

バッグからドクロを1個ひき、納骨堂の好きなラインに配置します。

置いたラインのドクロは写真のように1マスづつずれ押し出されたドクロを手持ちに加え、手持ちの中から行いたいアクションに応じた色のドクロをバッグに戻します。

赤ドクロ:墓所 白ドクロ:写本室 金ドクロ:図書室 黒ドクロ:聖域

フェイズ2.パブリックアクション

パブリックアクションはフェイズ1で納骨堂にドクロが配置されたときに決まり、プライベートアクションを手番プレイヤーが終えたら、手番プレイヤーから順に選ばれたアクションを行います。

ドクロが置かれ、ズレた後の中央のラインを見て最も多い色のアクションがパブリックアクションとなります、この時すべて同数の場合は手番のプレイヤーが任意で色を選べます。※写真の場合赤2個のため墓所アクションがパブリックアクションとなります。


選ばれたパブリックアクションが続けて選ばれることがないように、初回以降は選ばれた色のアイコンを納骨堂マーカーで隠します、よってこの場合次の手番では隠された赤色ドクロのアクションは選べなくなるのです。


フェイズ3.儀式終了の判定

全員がパブリックアクションを終えるかパスしたら、ゲームの終了判定であるこのフェイズに入ります。ゲームの終了条件は2つ

①いずれかのプレイヤーが7回目の儀式を執り行った(手元に儀式カードが7枚並んだ)。

②手持ちのキューブが何らかの形で20個すべて配置された。

これらの条件が達成されたら各プレイヤーはもう1手番づつ行いゲームは終了します。

達成されていなければ、次のプレイヤーの手番に移ります。

アクション解説

墓所 ドクロを手に入れるアクション

人骨1個+ドクロ1個 人骨1個払い、ドクロ2個 人骨2個払い、ドクロ3個 いずれか一つ選ぶ

写本室 ルーン文字トークンを手に入れるアクション

人骨1個+白地トークン1個 人骨1個払い、トークン2個 どちらか選び、追加で人骨を払うことで黒地トークンを購入できます。※空いたマスにはトークンの山からルールに従い追加されます。

図書室 儀式カードを手に入れるアクション

人骨3個+カード無し 人骨1個+カード1枚 人骨1個払い、手札が5枚になるまでカードを得る いずれか1つ選ぶ、カードは公開された3枚から1枚選ぶか、山札から1枚とるかを選択でき、1枚毎に場のカードは追加される。

※手札上限は5枚であり超える場合はカードを得ることはできず、誤って6枚になってしまっていた場合はランダムに1枚捨てなければならない。

聖域 ドクロ配置と死者復活の儀式を行うアクション

STEP1.ドクロ配置 人骨1個+ドクロ1個配置 人骨1個払い、どくろ2個配置 どちらか選び任意の位置にドクロを配置する。人骨が置いてあるマスに初めてドクロを配置したプレイヤーはその人骨を手に入れます。

STEP2.死者復活の儀式 手札から1枚選んで儀式を行う 人骨2個払い、手札から2枚選んで儀式を2回行う どちらか選ぶ。儀式カードに記されたドクロアイコン分のドクロが「空いたマスを挟まず」「一筆書きでつながる」ことで儀式が執り行われます。達成できない、またはカードがない場合はこのステップはパスします。

儀式を終えたら(パブリックアクションであった場合はすべてのプレイヤーが儀式を終える、またはパスしたら)手番順に儀式カードのドクロアイコンの横に矢印が付いているため、該当する色のドクロを儀式で使用したドクロの中から1個取り除きバッグに戻します。※写真の場合はOKの赤ドクロ

神託所 死復復活の儀式を執り行った直後にのみ行えるボーナス点獲得のためのアクション

復活したカードはプレイヤーの手元に配置し、手元にルーン文字トークンがあれば2個まで配置できる。配置したトークンの数分自らのキューブを神託所に置くことが出来る。

神託所のアイコン毎に最も多くのキューブを置いたプレイヤー、2番手のプレイヤーには一定のボーナス点が与えられます。

※例えば白ドクロアイコンに最も多くキューブを配置していれば「死者復活の儀式で使用した白ドクロ1個につき5点のボーナスが与えられる」

プレイフィール

袋の中からランダムピックされる「ドクロ」をベースにアクション選択を行うが、納骨堂のおかげでランダムピックによる運要素だけでなく、「自分の戦略を強く推し進める選択」や「他のプレーヤーに有利にならない事を第一に考えた選択」などプライベートとパブリックの組み合わせに戦略性を持たせることが出来ている。

神託所のボーナス点の恩恵は計り知れないがエリアマジョリティを制するためには、ルーン・ドクロの確保、復活の儀式実行とするべきことも多く、いかに自分の状況にあったエリアのトップをとるか、また次点で諦め他のボーナスを狙うのか等とても悩ましくも楽しいゲームでした。

また暗いイメージの題材を扱っている割に、ボード全体の雰囲気はとても鮮やかで明るく、そこにたくさんのドクロやカードが並ぶさまは見ていて楽しい、儀式カードに至ってはfunkyなキャラクターが多く、上級者用のプロモカードも含めてコンポーネント・アートワークだけでも満足できるゲームとなっていました。

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  1. 投稿者:タカオ/タカあゆゲームチャンネル
  • 47興味あり
  • 136経験あり
  • 27お気に入り
  • 106持ってる
テーマ/フレーバー
世界観/基本テーマ
主要登場人物/職業や生物
作品データ
タイトルデッドマンズ・カバル
原題・英題表記Dead Man's Cabal
参加人数2人~4人
プレイ時間60分前後
対象年齢12歳から
発売時期2019年~
参考価格未登録
レーティング
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10点の人2
9点の人1
8点の人1
7点の人3
6点の人2
5点の人6
4点の人0
3点の人0
2点の人0
1点の人0
プレイ感の評価
運・確率3
戦略・判断力5
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見5
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レビュー 2件

391名
0名
0
盤面は小さいボードが複数あってそれぞれにカードやチップやドクロや骨のコマがあって複雑そうに見えますがやる事はシンプルですまず袋からドクロを1個取り出してそれを納骨堂に置く事で置いた列のドクロが1つ押し出されるのでそれを獲得したら手持ちのドクロを1つ捨てて捨てたドクロの色に対...
続きを読む(3年以上前)
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