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2015年 ドイツ年間ゲーム大賞エキスパートゲーム賞ノミネート
2015年 ドイツゲーム大賞2位受賞
2015年 オーストリアゲーム賞エキスパート部門
あなたはオルレアンの有力貴族。様々な職業の者たちを従者として雇用し、その能力を利用して財をなし、街の発展に貢献しなければなりません。従者たちはそれぞれ、得意な能力を発揮しあなたの行動の選択肢を広げます。そして彼らは自分の職に忠実なだけでなく、他の者とも積極的に助け合い、連携してあなたの地位向上に寄与してくれるでしょう。
ゲームは18回のラウンドに区切られます。すべてのラウンド終了後に、誰よりも多くの勝利点(VP)を獲得することが、このゲームの目的です。あなたがオルレアンの街で活動した成果が、VPとして表されます。様々な従者を雇用して商品を生産したり、陸路や水路を移動して自分の取引所を作り、ゲームを有利に進めましょう。
どの従者を雇い、解雇し、どのアクションを行い、どのルートで移動するか。常に多くの選択肢が、あなたを待ち受けています。そう、このゲームは戦略こそがすべてなのです!
★10(個人的10段階評価)
バックビルディングの大傑作!
ボードゲームの根源的面白さが詰まってます。
日本語版の絶版や高騰により入手困難ながら、各所で名作と評されることが多い本作。
私もご多分に漏れずずっと興味があったのですが、先日原語版を入手しプレイ出来たので感想を。
あ、ちなみに言語依存は全くないので、本当に興味ある場合は原語版で全く問題ないと思います(勿論ルールは日本語訳がつくものなり、ネットで参照するなりして頂ければ)
詳細なルールは他に任せるとして、あくまで印象や感想部分での話をさせて頂きます。
まず他の方も仰っているように、私もバックビルディングといえば「クァックサルバー」であり、あちらも大好きな人間なのですが。
バックからチップを引くという共通項はあるものの、プレイ感は全く違うゲームの印象です。
クァックサルバーの面白みの肝には「バーストゲーム」があると思うのですが。
オルレアンの肝はそのまま「バックビルディング」であるのかなと。
チップを捨てる(公共事業)アクションが頻繁に活用されることも相まって、より「バッグや能力を改善する」「それを持って得点を伸ばす」ことに重きが置かれているゲームです。
そのため、引きでのドキドキは薄いですが、成長の面白みは非常に高いです。
また全十八ラウンドあることにより、確かにゲーム時間が長いは長いですが、その分「やりきれる」印象です。好きなだけ成長させ、出来る限り稼いだところで、丁度良くゲームが終わる。非常に満足度の高い印象。
総じて気持ちのいい作品であり、誰がやっても楽しかった印象が残るゲームなのではないかと。
ただそういうゲームの特性上、「絡み」は少なめかもしれません。一応先取り要素は各種用意されているのですが、とはいえ主軸は自分の能力やバックの改善及び得点作業にあるので、絡み重視の方は少しだけ注意です。
個人的にはやはり大好きなゲーム。更に拡張を入れて、何度もプレイしていきたい傑作だと思っています。
学者、何故、お前が出てくるんだ。もう用済みだから、慈善事業にいってこ〜い!!
オルレアンを舞台に、派遣し、街を発展させるのだ。
【ゲーム概要】
⇒ゲームの流れは、1ラウンドに①自分の部下チップを袋の中から引く、②アクションスペースに配置、③アクション実施で部下チップや商品を獲得します。また、オルレアン周辺マップに配置されている商人コマを移動させ、商品の獲得やギルドホールの建設ができます。これを18ラウンド繰り返します。
⇒部下は袋の中からランダムで引くことになるので、後のラウンドになると、不要な部下チップが多くなり、思ったようにアクションが実施できなくなります。そこで、不要となった部下を慈善事業に送り込むことにより、デッキの圧縮ができます。このように、ドミニオンのようなデッキビルディングの要素もあるゲームです。
【ヴァリアント】
オリジナルのルールだけでも十分に面白いゲームなのですが、以下のヴァリアントルールを採用するとさらに面白くなります。
①建物タイル
⇒村アクションで入手できる建物タイルは、プレーヤー専用のアクションスペースとなります。その強弱の差は大きく、ゲームに慣れた人だと、即座に強タイルを獲得しますので、ゲーム開始後の行動が単調になります。
⇒有志により、次のヴァリアントが提案されました。建物タイル3枚を公開し、タイル入手アクションを実行したプレーヤーは「公開タイルから1枚」or「タイルの山から1枚」を獲得する。
⇒これにより、毎ゲーム、建物タイルの公開がランダムとなり、同じゲーム展開となりません。
②イベントタイル
⇒イベントは毎ラウンドの冒頭に公開され、最後に処理が行われます。その内容は「部下チップを1枚失う」「商品を1枚失う」「一定の商品ごとに1金支払う」「設置しているギルドホール数分の金を得る」等、6種類の効果が3枚ずつ、計18枚のタイルがあります。
⇒オリジナルルールでは、この18枚をランダムに並べて、公開することから、同じイベントが3枚連続で公開されることもあり、残念な展開になるケースが多かったところです。
⇒そこで公式にヴァリアントルールの提案がありました。それは、6種を一塊にして3つの山を作り、各山をシャッフルしたため、ある程度イベントが均等に出るようになりました。また、マイナスイベントの効果も後半ほどきつくなる傾斜が入ったので、非常にバランスが取れるゲーム展開となりました。
【まとめ】
とにかく、袋からチップを引いて、アクションボードに配置するのが楽しいです。チップの引きはランダムなので、往々にしてままならないことが多いですが、そこでうんうん悩むのもこのゲームの魅力です。ボドゲ初心者でもすぐにルールを理解して楽しめます(7歳の娘と何度もプレイしています)ので、重ゲー入門としても最適です。未プレイの方は是非プレイすることをお勧めします。
ボドゲに慣れた人にこそ遊んでもらいたい、倦怠期を吹き飛ばすジャンヌダルクのような・・・
オルレアン。そこでは「愛」を感じることができる。ボードゲームに対する愛だ。
チップ(袋)構築というメカニクスは奇抜に見えるけど、やってることはデッキ構築であって、そこまで目新しいわけではない。ワーカープレイスメントの要領でチップを置いて、チップとボードを獲得&改良して、得点の倍率になるポイントを上げて、マップを動いて商品を獲得する。あとはラウンドごとに起きるイベントに対処する。
書いてみると本当に普通だ。しかし――多少のぶっ壊れ性能の建物(黒チップの効果)を除けば――すべてが奇跡的に噛み合っていて、愛を感じることができる。お前と出会えたこれまでのすべてに感謝の気持ち。
レビューでもなんでもないが、とにかくやってみてほしい。もっと話題になっていいゲームです。
10段階中10
<以下は考察>
クアックサルバー(以下、q)が好きで色々調べていると同じバックビルティングとしてオルレアン(以下、O)の名前がよく上がっていた(初心者丸出しですみません)。
機会がありオルレアンを経験したが、別の意味で好きなゲームになった。
ここから先クアックサルバーとの比較を少々。
0.共通点
バックビルディング、2人プレー可能。
1.駒選び
qは欲しい駒のみを選ぶので袋の中身はどんどん強化される。上昇気流に乗る心地よさ。バーストはあるけれども、比較的マイナス要素や苦しむ場面は少ない。そのためプレー感が良くも悪くも軽い。
Oは要らない駒も増える。袋の中身は思い通りにはならない。酸いも甘いも噛みしめる。そこで捨てゴマ制度(デッキ圧縮)があってそれが得点化される。ここがまた悩ましい。
2.駒配置
qは鍋に順番においていくだけ。悩む要素なし。
Oは置く場所を非常に悩む。個別ボードも悩むし、全体ボードでも悩む。
3.全体として
qは逆転要素が少ないため勝負にこだわる人にはお勧めできない。戦略はあまりない。敢えていえば駒選びで特徴つけるくらい。あくまでみんなでワイワイ楽しみましょうゲーム駒の効果が非常に秀逸で何を引くか非常にドキドキする。そして袋から引く回数は抜群に多いので盛り上がることは間違いない点で良ゲー。しかも何人でやっても大体1時間で終わる。収束性抜群。いまでもやはり大好きなゲーム。
Oは得点要素が(市民チップの数+商館の数)×発展レベルなので(なお他にも得点要素はある)どれにも配慮して上げていかないと勝てない。ここら辺りがqよりは複雑だが重ゲーとしては非常に分かりやすくかつ悩ましい。うんうん唸れるゲーム。うんうん唸れるゲームは本当に好き。やはり大好きなゲーム。大好きなので交易と陰謀、木ゴマなどと一緒に5周年記念版を輸入しました。侵略も欲しい。
qもOも大好きなので比較してレビューしてみました。
何らかの判断材料になれば幸いです。
<追記>5歳児とプレー
基本的には言語異存が少ないゲームなので5歳児でもプレーできるのではと用意してみたところ、結構前のめりの反応。インスト込み2時間弱を完走!
もちろん勝負にはなりませんでしたが、引いては一喜一憂、どこに配置するか悩んでいたので、根本的なところではかなり楽しんでもらえた様子。
「今までで一番面白いゲームかも!!」と述べておりました。
また誘いたいと思います。
このオルレアンには拡張キットがあります。
全ての駒が木製になるのと、
黒い色の個人ボードと駒が追加され、
5人までプレイ可能になるものです。
特に木製の駒は立体となるので
袋から引くときに引きやすく、
ボードに置いたときに視認性がよいです。
駒には付属のシールを両面に貼ります。
(ちゃんと人物像が前と後ろの絵になっています)
このシールはしっかりしていて
袋の中で駒をかき回してもはがれることはありません。
良いゲームをさらに良くする、お薦めの逸品です。
ワーカープレイスメントゲームの一つ。ただ、それでも比較的、軽め。中量級かなと
4人でプレイして、約90〜120分です。
各プレイヤーは、数種類あるワーカーのチップを使い、様々な行動をすることができます。
麦を手に入れたり、お城を作ったりと。いわゆるボードを使いながら、得点となる素材を集め、勝利点を稼ぐゲームです。
アグリコラなどと違い、素材を集めるよりも、ワーカーチップを増やしながら行動をたくさんし、色々な勝利点を獲得していくゲームです。
ルールは比較的複雑ではないので、少し慣れてきた方が重めゲームをするには良さそうな内容です。
ボード盤面もシンプルながらも色々な要素があるので何度も試してみたくなるゲームです。
ラウンドは18回あり、途中からでも方向性を変えることができるので、初期設定に悩まされずに色々お試しできるかと思います。
そういう意味ではバランスの良いゲームだと思います。
deck buildingの流れを汲む、bag building(bag draw)の代表的ゲーム。
ターンごとに一定数のワーカーをbagから引き、各アクションに必要なワーカー(アクションにより必要な7つの職種の組み合わせが異なる)を個人ボード上にプロットします。使用済みのワーカーはbagに戻るため、bagがすなわちライブラリーということになります。
ゲームの進行については割愛しますが、オルレアンの街を自分の駒を移動させ、商品を得たり、商館を建築したりしつつ、発展トラックを進めることが勝利点につながります。ここはオーソドックスな拡大再生産の要素となっています。
このゲームでなんといっても悩まされるのが、ワーカーのマネジメントです。アクションにより特定のワーカーを増やすことができますし、逆に不要なワーカーを慈善事業に送り(これも1つの得点要素になります)戻ってこないようにすることもできます。実行したいアクションに必要なワーカーをうまくそろえ、適切に運用する必要があります。しかしゲーム内の各ワーカーの総数は決まっています。しっかりとデッキビルド特有の運の部分も制御していかなければなりません。
私は最初のうちは、どのようにワーカーをそろえるのが良いのか、結構悩んだ記憶があります。できればこのデッキビルドの部分だけでも1-2回、1人回ししてパターン化しておくのが良いかと思います。
ゲームは言語依存もなく、ルールも10ある基本アクションを把握すればほぼokなので直感的に理解しやすいです。ワーカーの獲得や、マップ上の処理にあるていどのプレイヤーインタラクションも存在します。プレイ時間は、18ラウンドを消化する必要があり、4人で2-2.5時間くらい必要でしょう。
個人的にはBGGでは9点の投票をしています。
とにかく、bag buildingとワーカーのプロットの組み合わせが秀逸な名作です。1-5人までの対応や協力プレイ、要素の追加などができるようになる拡張も評価が高いです。deck buildingとワーカープレースメントが好きな方であれば繰り返し楽しめると思います。
[動画あり]
YouTube 「Jin's ボードゲームチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UC_GBmG4nf3yUkaLWfvqj86g
チャンネル登録お願いします。
Twitter @jins_h
初プレイ。
経験者2人に習いながら手なりで人や資源を集めていく。
とみーとしろが大学教授(?)を買い漁り、気づいたら大学教授のチップがなくなっていて書物は挽回は不可能な程差をつけられていた。。
書物で手に入る星?が最終的なボーナスに直結するので、最低限星の数字は進めておいた方がよいみたい。
それにしても何に特化させて闘っていくか
勝ち筋も多そうで、次はもっとうまく立ち回れそうな気がする。このもう一回!と思わせてくれるゲームは良いゲームの証拠。
バックビルドにさまざまな要素を入れた最高なゲーム。
バックを構築する楽しみ、コンボを組む楽しみ、エリアを回る楽しみ、いつ圧縮を開始するのかを考える楽しみなどなど。いろいろな楽しみを盛り込んでくれています。
ただし、どれだけうまくまわしてもほしい役職が引けるか引けないかはあなたの運しだい!
一回目は練習。二回目から本番なゲーム!
駅馬車と営業所をセットで取れれば割と勝てます。
逆に、相手にこの2つをセットで取らせないでください。
※一度だけ、2人プレイをしました。その感想になります。
選択肢が多い分、かなり覚えることが多いな、という印象でした。
結構運に左右されるところもあるように感じられ、毎ターン何をすべきか、考えるのがなかなかに苦しかったです。
個人的にはやはり、重たいゲームは苦手だな、と感じました。
しかし、バッグ構築(?)やエンジン構築(?)は自分の好きなようにできるところが面白かったです。
重いゲームが得意な方が「このゲームが好きだ」と言う理由が分かりました。
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1ラウンドでどこに従者トークンを置くかで2ラウンド目、
さらにそれ以降の行動が決まります。
考察して相対的にランクを付けました。(あくまで主観ですが)
次のラウンドで2アクション出来るプレイを高評価としました。
農園 <Cランク>
農夫(白)トークンを得る
農園のキューブが進み麦を得る
次ラウンドでのメリット
次ラウンド以降農園から1エキュ(金)をもらえる可能性がある
次ラウンドでのメリット
1つのアクションしか行えない
お城 <Cランク>
騎士(赤)トークンを得る
城のキューブが進みドロー出来る数が5になる
次ラウンドでのメリット
ドローの数を早く増やせる
商業ギルド、陸路移動、水路移動が行える
次ラウンドでのデメリット
ドロー数がトークン数を超えドロー数増のメリットがない
1つのアクションしか行えない
村落・水先案内人を選ぶ <Aランク>
水先案内人(青)トークンを得る
水先案内人のキューブが進み2エキュ(金)を得る
次ラウンドでのメリット
お城と農園の2アクションが行える
村落・職人を選ぶ
職人(茶)トークンを得る
職人のキューブが進み技術トークン(ギア)を得る
次ラウンドでのメリット
技術トークンを村落に置いた場合 <Bランク>
村落と大学の2アクションが行える
技術トークンを大学に置いた場合 <Bランク>
村落と大学の2アクションが行える
次ラウンドでのデメリット
技術トークンをお城に置いた場合 <Cランク>
1つのアクションしか行えない
村落・商人を選ぶ <Cランク>
商人(黒)トークンを得る
商人のキューブが進み施設タイル(1レベル)を得る
次ラウンドでのメリット
得た施設タイルが使える
次ラウンドでのデメリット
ボードでは1つのアクションしか行えない
大学 <Aランク>
学者(灰)トークンを得る
大学のキューブが進み2発展ポイントを得る
次ラウンドでのメリット
村落と修道院のアクションが行える