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※ドミニオンの拡張セットです。「ドミニオン」「ドミニオン:陰謀」「ドミニオン:基本カードセット」などと合わせると遊ぶことができます。
デッキ構築型カードゲームのドミニオンの拡張版で、今までと桁の違う、大味なゲームを楽しめる拡張版です。今まで3金出る金貨が最高だったのが、5金出る白金貨が初登場。勝利点の方も8コスト6点の属州が最高だったのが、11コスト10点の植民地という勝利点が初登場。繁栄のカードを使った場はプラコロ場(プラチナコロニー)とも呼ばれ、繁栄ならではのパワーカードが飛び交う、とてもダイナミックなゲーム展開を楽しめます。個人的にはドミニオンの中で一番好きな拡張かもしれません。
特殊な効果を持つ財宝カードがたくさん登場し、お金プレイの戦術にも幅が広がっている他、デッキを圧迫しない勝利点である、勝利点トークンが初登場します。ブン回りだすと手がつけられないコンボデッキを作りやすいのもこの拡張版を使ったゲームの特徴です。
個人的評価(5段階中):4
ドミニオンの拡張の中でも1番好きな拡張です。
この拡張に含まれている白金貨、植民地だけでも価値があります。ドミニオンはデッキ構築を楽しんでいる間にいつのまにかゲームが終了してしまうことがあるのですが、この2枚を入れることによってプレイ時間が伸びるので、より派手なデッキ構築を楽しめるようになります。個人的にはどの拡張をプレイするときにもマストで入れたいくらい必要なカードだと思います。
ただ確実にゲーム時間は伸びるので、通常のドミニオンのプレイ時間が好きな人には不要な拡張かもしれません。
インフレが起こり、より高コストの購入がどっかんどっかんできるようになる、プレイしていて非常に気持ちが良い拡張です。「購入フェーズでは財宝カードも順番にプレイする」ということが分かれば処理の難しいカードも少ないので、ルールを一通り覚えた初心者にもおすすめです。玉璽や銀行などの強財宝カードも使っていて楽しいです。
ドミニオン拡張は全て持っていますが、繁栄が一番好きです。派手だし、他拡張より分かりやすいので。
ドミニオンにはまったら是非!
ドミニオンの拡張第4弾。
以下にその見どころと面白さについて書く。個人的には好き。
【繁栄】
効果のインフレがパッケージの目玉。
10勝利点をもたらす「植民地」。
1枚で5コイン「白金貨」。
他にもコスト7以上の財宝カードなど、
他のドミニオンとは違うダイナミックなインフレバトルが楽しめる。
小賢しいお邪魔効果を持ったカードなどもほぼないので拡大再生産を健全に楽しめる一方、
妨害や戦略の妙を生きがいにする人たちにとっては単一パッケージだと物足りなく感じるだろう。
全体的にカードの効果が強いので、ほかの拡張と混ぜて遊ぶ場合は
いわゆる「ぶっ壊れ性能」になりがちなカードが多い。
バランスを見てカードを選ぶ必要がある。
・・・とまあなんだかんだ書いたけど、点数やお金が稼げるのは楽しいに決まっている。
「夢の100点ゲーム」を目指すならこのパッケージ一択。
力 is パワー!!!
・プレイ人数
2~4人
・戦略性
★★★★★
・洞察力
★★★☆☆
・ワイワイ度
★★★★☆
・オシャレ度
★★★☆☆
☆5 A+
2020年12月に再販を購入したところ、白金貨と植民地が第二版準拠のものとなっており、カード下部のコピーライトも2020にかわっていました。
ドミニオン第二版から始めたので絵柄がそろってるのはうれしい!
ドミニオンの4拡張目でパワーを上げて大味にした拡張。
代表となるのは金貨をパワーアップさせた
白金貨と属州とパワーアップさせた植民地。
これにともないカードのコストが
高い変わりにパワーが高いカードが
多く入っており試合の展開をダイナミックにしてくれます。
その分妨害カードのパワーも高くサプライによっては
超高得点の乱立から、-点で終わるゲームなども出てきます。
それでも白金貨と植民地が入ってるのはこの拡張だけで、
その2枚だけでも十分に価値があると思います。
この攻略には、カード名などがそのまま出てきます。お手元にカードを用意するか、ドミニオンwikiなどでカードを調べながら読み進めていただきたいです。
ドミニオンの繁栄では、新たに植民地と白金貨が追加されました。
この2つは、ゲーム性を大きく変えます。まず、植民地の得点の効率は属州より桁外れに高いです。
植民地11コスト10点=1コストあたり0.9点
属州8コスト6点=1コストあたり0.75点
公領5コスト3点=1コストあたり0.6点
1コストあたりの点数が全然違います。大袈裟に言えば、植民地場で植民地を購入しないことは、普段の属州レースをしている人に公領を集めて勝つぐらい難しいです。
さらに、白金貨は、9コストで5金を生み出します。
こちらは、1枚のカードで5金を生み出すことが重要なので、植民地場では白金貨をまずは購入することを目標としましょう。
植民地と白金貨を入れる目安は、繁栄のカードがサプライに3枚以上並ぶかです。
オフラインでゲームをする時は、その限りでないので、属州で遊ぶか植民地で遊ぶかを話し合いましょう。
では、サプライに並ぶカードの解説をします。
■望楼
手札が6枚になるまでドローできるアクションカードです。アクションカードとしても優秀で、セルフハンデスなどと組み合わせてビックコンボを組んだり出来ます。
また、このカードのリアクション効果は最強です。
ほとんどのアタックカードの効果を無効に出来ます。魔女の呪い撒きを望楼で無効にしたり、民兵のハンデスにも強いためです。
望楼がサプライに並んでいる時は、2人戦では、アタックを打たないことも多くなります。
4人戦ではアタックの回数が多すぎてそれでも打つことは多くなると思います。
他にも、ならず者を場に出している状態で、購入権はたくさんあるが、金量が足りない場面は多々あります。
そこで、望楼を手札に持っている状態で、購入権の限り、銅貨か呪いを購入して、望楼の効果で廃棄します。
購入権が6回あれば、ならず者で6点入りますし、ならず者を2つ並べていたら、12点入ります。
■記念碑
2金と1勝利点が出ます。植民地場では、1点の価値がそこまで大きくないので、強カードとは感じませんが、属州場ではとてつもなく強いカードです。
使い方は簡単で、最初の4金で買ったあとはひたすらこの記念碑を打ちます。他に優先するアクションカードがない場合などは、記念碑を打つ回数を増やすことを心がけましょう。
■労働者の村
お馴染みの村シリーズですが、この村カードは他よりもコンボが強くなりやすいです。
コンボデッキの組み方は、8金出たら属州という買い方ではなく、出た金量を欲しいカードに分散出来る購入権が大切だからです。
労働者の村を使用して、8金出たら、衛兵と家臣を購入するなどが可能になります。
また、2コストカードを集めるためにも使いやすいため、序盤で積んで購入権を分けるためにも使用します。
■保管庫
2ドローカードとして使うことはほとんどありません。
コンボ(アクションカードを使いまくるデッキ)であっても、ステロ(アクションカードが少ないデッキ)であっても、基本的には手札を捨てて金量を出す為に使います。
保管庫+金貨、保管庫+銀貨+銀貨で8金が出るため、属州を購入しやすいカードとなります。
また、このカードを使うと確定で6金が出るため、大市場を集めたい時などに便利です。
■宮廷
手札のアクションカードを3回使用する。
このテキストは、最強のテキストです。
宮廷で宮廷を使用すると、宮廷が3回使用できます。
宮廷→宮廷→鍛冶屋
これで9枚ドローしたあとに、さらに3回使用できるアクション枠が2つあることになります。
宮廷→宮廷→鍛冶屋→記念碑→記念碑などが決まれば、12金と6勝利点が入って来ます。
宮廷がある場では普段みないようなとんでもないコンボが起こりやすいと考えた方が良いでしょう。
■鍛造
手札から好きな枚数を廃棄して、合計したコストのカードを獲得するカードです。
礼拝堂の廃棄枚数に制限がなく、カードの獲得も行えるカードという形です。
ゲームの序盤に7金が出せるなら、出来ればすぐに購入したいカードです。サプライをよく見て、3.4ターン目に7金を出す方法がないかを探しましょう。
またゲームの中盤であったとしても、山札をたくさゆ引けるデッキであれば入れて良いでしょう。1度使うだけで一気にデッキが成長します。
■大市場
1ドロー、1アクション、1購入権、2金
ただ、これだけで強いカードです。
大市場がサプライにある場合は、大市場を持っている数がゲームを制することも多くなります。
このカードは、銅貨を使用すると購入出来ないため、大市場を集めたい時は、銅貨を廃棄していきましょう。
初期デッキの銅貨と屋敷を素早く廃棄する。
大市場を獲得する手段を考える。
これがとても重要になります。
■香具師
香具師と書いて、「やし」と呼びます。
ドミニオンにおける最強アタックカードは、ルネサンス発売時点でもこのカードでしょう。
呪いと銅貨をばら撒きながら、2金出てくるため、とにかく効率よくアタック出来ます。
香具師がある場では、
香具師を打たれる前から素早く廃棄を行う。
香具師を出来る限り打ちまくる。
香具師を防ぐリアクションカードなどを用意する。
これらが重要になります。
2回ほど香具師にデッキを荒らされると、取り返しのつかないことになることが多いので気をつけましょう。
■ならず者
こちらは、アタックとデッキの成長と勝利点の獲得を同時に行える最強アクションカードの1つです。
特に4人戦などでは、最初にこのカードを購入した人が、場を支配したりします。
2人戦では、ならず者の数を並べることで大量得点を取ったりします。
労働者の村+ならず者+望楼
労働者の村+ならず者+石切場
などで大量得点を確保することが出来ます。
購入権の数×ならず者の数がそのまま得点となるため、場合によっては、1ターンで30点以上入ったりもします。
このカードがサプライにある場合は、触れないことがほとんどないため、どのようにならず者を使用するかを考えてデッキを作っていきましょう。
■借金
1金でる山札をめくる廃棄カードです。
最初の2ターンに借金を2枚購入してスタートすることもありです。
一時的に銅貨と同じ価値のカードが増えるため、5金が出やすくなります(5金には強いカードが多い)。
また、使用するたびに、山札が回り、廃棄も行えるため、購入したカードを素早く使うことも出来ます。
銅貨を廃棄し尽くしたあとは、改築系カードなどでコストアップするか、山札を巡るために使っていきましょう。
金量に余裕のある時や、残りの山札に重要なカードがある時は、持っていても場に出さない方がいい時がたくさんあります。
このカードを山札に入れるなら、他のカードが少ない序盤に入れてしまいましょう。
■石切場
石切場は、アクションカードを2コストマイナスする、1金を生み出すカードです。
そのため、アクションカードを集めていく序盤は金貨のような働きをします。
また、石切場は購入権が複数に増える時にさらに活躍します。
6金2購入権 石切場で2金安くなると、5コストのアクションカードを2枚購入することができます。
石切場の効果は重複するので、2枚で使用することも出来ます。
アクションカード集めに便利なため、最初の4金で手に入れたいカードです。
■隠し財産
金貨を大量に集めることができるカードです。
属州場前提で話を進めます。
このカードがある時は、ルートの選択肢が増えます。
隠し財産が手札にある時は、公領を買ってしまっても良いでしょう。
初期デッキのカードを廃棄しつつ、ひたすら隠し財産を使って公領や属州を買っていきます。
そうすることで、勝利点を集めながらも、山札が金貨だらけになるため、デッキが弱くなりません。隠し財産がある時は、勝利点が買われる速度が上がることに注意しましょう。
以上で繁栄の解説を終わります。