「これはどんなゲームですか?」「牛肉でポーカーをするゲームです。」
何を言ってるのかよく分からないと思いますが本当にこの一言でゲームの説明が付きます。
しかしイロモノと侮るなかれ、中身は運と駆け引きとジレンマを楽しむしっかりとしたポーカーゲームです。
ゲームの流れとしては
①手札をドラフト形式で選んで行き、6枚のカードを選びます
カードの種類は「リブ・フィレ・サーロイン・シャトーブリアン・ボーン(骨)」の5種類です。
この時最初のカードと最後のカードは伏せて選びますがそれ以外のカードは全て公開します。相手がどんな役を狙っているかある程度分かり、先回りしてカードを選ぶ等の駆け引きが生まれます。
②そのうちの1枚を伏せて横向き(上記の画像で牛の頭になっている部分)にし、残りの5枚を役として全員一斉に公開します。
③そして点数の一番大きい人がラウンドの勝者となり点数を獲得します。この時勝利点になるのが「伏せて頭にした1枚のカード」です。カードによって1点~4点の勝利点が書かれており、高得点の役に使うカードほど勝利点は高く設定されてます。役のためにカードを使うのか、勝利点にするためにカードを使うのかという選択をプレイヤーは迫られます。
ラウンドの勝者以外は伏せたカードを手元に保管しておきます。これは次ラウンド以降、役を作るためのストックとして使う事が出来ます。
④これを3ラウンド繰り返し、最終的に勝利点が最も高い人がゲームの勝者となります。
短時間で、インパクトがあって、その上しっかりとゲーム性がある、ということでボードゲーム初心者やあまり経験の無い人、とりあえず面白いゲームをやりたい人なんかにオススメです。
中に拡張用カードも入ってるのでそれを含めるとより駆け引きを楽しめますよ!